不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和13年冬の朝-佐保神社で戦傷平癒祈願祭

2015年06月24日 05時08分42秒 | Weblog
 昭和13年(1938)1月、佐保神社(加東市社)で郷土出身兵の戦傷平癒祈願祭が行われることになり、その通知が社町長から各区長に出されています。
 前年の7月に支那事変が起きて約半年、戦地からは戦死や戦傷の知らせが届き、こうして戦傷平癒祈願が行われていました。その通知文が当時の社区(現加東市社)の軍事関係文書綴に綴じられていますので紹介します。



昭和十三年一月二十二日
                 社町長  大橋實次

各区長 殿


  戦傷祈願祭挙行ノ件

本町修身服部勲君本月十一日名誉ノ重傷ノ公報ニ接シ候条 明二十三日午前八時ヨリ佐保神社前ニ於テ戦傷ノ平癒祈願祭ヲ挙行致シ度ニ付此段及通牒候也
 追而 各内団体及一般ニ御通知ノ上多数参列相願様御配慮相煩度願上候
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする