ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

街角の芸術-空と像

2010年12月23日 05時21分47秒 | Weblog
 加東市の社庁舎の西側を走る道路、姉妹都市の名を冠してオリンピア通りと名付けられています。ステラパーク、中央図書館、体育館、JAみのり本店、武道館などが立ち並ぶ加東市の中心部です。
 台地の西端に位置するため、眺望は開けていて、見上げる空も広大です。その道路の一角、武道館、保育園に面した曲がり角に芸術の空間があります。女性が空に向かって両手を差し上げている像。台座には「制作 辻 弘」「寄贈 石川県金沢市服部鉱業株式会社」「昭和六十二年十月」と刻まれていました。辻さんは兵庫教育大学の美術の先生、服部鉱業さんは加東市平木で鉱山をもっておられる企業、その寄贈を受けて制作されたんですね。
 広い青空と女性像。写真にしてみると、まるで電線にぶら下がっているようにも見えました。ふるさとの街角に見る者の心が大きく開いていく芸術の存在にほっとします。
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