ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

三草山遠望

2010年12月07日 04時24分55秒 | Weblog
 昨日紹介したのは、加東市立社保育園から北東の五峰山を遠望した風景でした。今日は同じ場所から三草山(423メートル)を遠望した写真を紹介します。
 左手前の丸屋根は社保育園の園舎、その向こうの建物が市立武道館、その遙か向こうに見えるのが三草山です。連なる峰のその中央部が家並の間に望めます。
 今から826年前の1184年、一ノ谷に向かう義経軍が平資盛ら平家が陣を張っていた三草山を夜襲し破った三草山合戦があったところです。昨日のブログで紹介したように、敗走する平氏を追って写真を撮っているこの地まで来た義経軍は源氏の白旗を百本立てたことから百旗立(ひゃくはったい、ひゃくはた)の地名がついたといわれ、今も地名が残っています。当時は家もなく、野原か林が広がっていたのでしょう。きっと三草山ももっとすっきり見えたのではないでしょうか。
 加東市のシンボルの五峰山と三草山。源平合戦と太平記の歴史舞台となった二つの山が望める場所の一つがこの辺りです。
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