今になるとざっと1か月も前の話ですが10月18日富士通レディース最終日に小林会長(57)が表彰式をすっぽかして帰ってしまったのだそうです。
この記事は11月8日付けですから、一応「その訳を関係者に聞いてから報道しよう」と考え立った為と思えば理解はできます。
今回事は判りませんがコロナ禍で女子プロゴルフ界も順風満帆とは言えないでしょう! スポンサー大事と思えば「最低限表彰式に臨んで何か協会の賞でも手渡しして大会に花を添えなければいけない立場でしょう」
解説によれば「会長用にVIP席が設けてなかった(のでお怒りになって)帰ってしまった」と言う事の様です。
以下の記事によるといろいろ上司プロゴルフのマネジメントについて協会内の意見を聞くことなく独断或いは即断の傾向がある様です。
小林会長は放映権や主催権の帰属を巡って一部大会主催者やテレビ局と対立しながら、強引なやり方でツアー改革に取り組んでいる。そんな批判が前にも出ていましたから、金の入り口で小林方針に賛成できない向きがいるのだろうと思いました。
コロナかで活躍する若手のプロゴルファーが食えるようなマネジメントで頑張ってください。若くて上手なプロが米国に出て行っては、足元が落ち着きません。
写真:小林浩美会長
日刊ゲンダイ:
いま、女子ツアー関係者の間で「小林浩美会長は大丈夫なのか?」という声が上がっている。
実は、10月18日の富士通レディース最終日に小林会長(57)が表彰式をすっぽかして帰ってしまったからだ。その理由は何なのか。
「スタートホールに設置されたテントに会長専用のVIP席がない、と立腹して、数組のスタートを見ただけですぐに帰ってしまったのです」(ツアー関係者)
会長が試合会場に足を運びながら表彰式に出席しなかったのは前代未聞の“事件”だ。
「今年はコロナ禍ですから、無観客、関係者全員のPCR検査と万全のコロナ対策を行っており、主催者は赤字でも選手のため、ゴルフ界のために覚悟をもって大会を開催しています。女子ツアーにとって、これほどありがたい話はありません。それなのに、ちょっとだけ会場に顔を出し、すぐ帰ってしまった。会長としての職務を全うせず、大会主催者に対して失礼」(前出の関係者)という批判が出ている。
■「会長にはついていけない」
この問題だけではなく、小林会長のイライラが最近増しているようだ。それは協会内人事がうまくいっていないことも背景にある。
「女子プロゴルフ協会の理事改選が12月に行われるのですが、候補者締め切りの10月末に定員の7人に満たなかったのです。そこでいま、今月11日まで再度募集しています。2年前は専務理事の1人が退任し、新人が立候補して入れ替わり、無事改選が行われ小林体制を支える顔ぶれがそろいました。それが今回は『もう会長にはついていけない』という、一部理事の離反があるようです。理事選立候補者が定員に満たなかったことは過去になく、異常事態といえます」(前出の関係者)
女子プロ協会トップとして問われる資質
理事7人の互選によって会長が選ばれるため、小林会長も当然立候補しているが、一緒に仕事をしようという女子プロが少なく協会運営にも支障が出始めている。
小林会長は放映権や主催権の帰属を巡って一部大会主催者やテレビ局と対立しながら、強引なやり方でツアー改革に取り組んでいる。
インターネット中継に力を入れているため、テレビ各キー局が連携して試合映像を使える取り決めも効果がなく、「女子プロ大会のテレビニュースでの露出が減った」(テレビ関係者)という問題もある。
しかし、放映権や主催権に関する情報を共有しているのは協会内でも一部スタッフだけで、理事や女子プロにも知らされていない。
大会主催者とどのように交渉が行われているのかも闇の中だ。
■「カッとなりやすい」
こんな話もある。
「短気と言うのか、小林会長は以前からカッとなりやすい。昨年起きた“タオル事件”(※)でも、試合会場でゴルフ記者に質問されると、声を荒らげて逆ギレして問題になった」
「協会内でも会長室に幹部を呼び出すと、大声が部屋の外まで聞こえるほど叱責し、幹部が涙しながら会長室から出てくるのが目撃されています。女子プロ協会を束ねるトップとしての資質が問われています」
トップへの不満が内部でくすぶっており、一部では「独裁」という批判もあり、協会上層部の混乱ぶりがうかがえる。小林会長の協会内での求心力が衰えているのは確かであり、理事選に向けてさらにイライラが募りそうだ。
冒頭の富士通レディースでの事実関係を協会に取材すると「事務局から、小林会長が帰ったということは聞いているが、いつ帰ったかはわからない」(広報担当)という。そこで、小林会長に帰った理由を尋ねたところ、広報部を通して以下のような返答があった。
「最終日はスタートホール及び表彰式のセレモニー出席が入っておりませんでした。また、所用があってお先に失礼させていただきました。関係者の方々にはご挨拶をして引き揚げさせていただきました。権利侵害のお話はさせていただきました」
ちなみに広報部は、「立腹して帰ったかは聞いていません」といい、小林会長の言う「権利侵害」の内容について質問すると「守秘義務があるので話せません」とのことだった。
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