米国大統領選挙の開票速報は、昨日4日(日本時間)午後9時前の状況ではトランプ大統領は213人、バイデン候補は237人の選挙人を確保したところで東部のラストベルトの開票中の状態で動かなくなりました。
ウイスコンシン、ミシガンやペンシルべニア等の動向で勝者が決まるだろうとの解説でした。そして解説ではトランプ大統領がわずかにリードしているような報道を見ていました。
さて、一夜明けた5日朝、このCNNの様に追加の報道ではバイデン候補がウイスコンシン、ミシガンの両州を抑えバイデン候補253人対トランプ大統領213人とさらに勢いを増した様相です。東部ラストベルトを抑えた方が勝利だろうとの見方に沿えば、バイデン候補はさらに優勢に見えます。
ただ、細かい事は判りませんが、トランプ大統領やや優位と報道されていたウイスコンシンとミシガンが両州とも民主党が勝ったのはなぜか良く分かりません。トランプ陣がミシガン州での開票を差し止めるよう提訴とかの話があり、揉めそうな雰囲気です。これに郵便投票の結果を加えて勝利が確定するには時間が掛かりそうです。トランプ大統領もバイデン候補もやきもきしているだろうと思います。もう暫く開票結果待ちの様です。
写真:デラウェア州ウィルミントンで演壇に立つ民主党候補のバイデン前副大統領
CNN:
(CNN) 3日投票の米大統領選で、CNNの予測によると、民主党候補のバイデン前副大統領が激戦州のミシガン州とウィスコンシン州で勝利が確実となった。それぞれの選挙人の数は16人と10人。どちらも前回選挙ではトランプ氏が制した州だった。
バイデン氏は他にハワイ州(選挙人4人)で勝利を確実とし、メーン州では4人の選挙人のうち少なくとも3人を獲得する見通しとなった。
これによりバイデン氏の現時点の獲得選挙人の合計数は253人となった。
一方、激戦州のフロリダ州やテキサス州を制している共和党候補トランプ大統領の獲得選挙人の合計数は213人となっている。
ペンシルベニア州、ノースカロライナ州、ジョージア州などはまだ勝者が判明していない。
当選には選挙人538人の過半数270人の獲得が必要となる。