EU離脱の代替案、またすべて否決 英議会で投票
1日英議会はメイ首相のEU離脱協定案の代替案の4つすべての案に投票したがいずれも反対票が賛成票を上回った。

議会制民主主義、二大政党による政権の交代の見本として英国がEU離脱をどう扱うのか興味を持ってみています。
ひとまず3月末の「合意無き離脱」は避けられていますが「EU側も5月半ばに理事及び議長や大統領の選挙」がありこれ以降では新たなEU側の意思の決定に数か月は掛る(何しろ全会一致が必要ですから)ので英国側の(仮に)新たな代替案が出ても出し遅れの証文になってしまうのだそうです。

したたかなメイ首相は「へたれ」のふりをして「合意無き離脱」より「もっとも緩やかな離脱」で議会をまとめる作戦とか?? 極東の一市民の浜爺には何が何だか分かりませんがEUにお返事するまでもう実質1か月を切っています。

それでなくても中国の減速で世界景気が落ち込んでいる中、英国発の「離脱ショック」が来るのは困りものですよね!

♪分ちゃいるけど止められない♪ という歌の文句があります。
英議会と言ったって「後になればお馬鹿ばかり」と罵声を浴びせられるか? あーさすが「そんな手が有ったか!」となるか他人事ながら見守っています。
出来れば「これで離脱と言えるのか?」位のところが落としどころに見えるのですが
はてどうなるでしょう??
賭け屋(ブックメーカー)の賭け率はどんなものでしょうか? 気になります。
もうしばらく見守るしかありませんね。

写真:1日議会を出るメイ首相(ロイター)
朝日新聞:
英国の欧州連合(EU)からの離脱の方法について、英議会下院は1日、メイ首相の離脱協定案の代替案をさぐる投票をした。EUの関税同盟に残る案や、2度目の国民投票など、四つの案について投票したが、いずれも反対票が賛成票を上回った。
今回の投票は、下院ですでに3回否決されたメイ氏の離脱協定案に代わる離脱の方法を、議会側が主導権を握って模索し、行き詰まりを打開しようという試み。3月27日にも同様の投票をしたが、投票した八つの案で過半数の支持を得るものはなく、今回は選択肢を絞って投票した。
今回は、議員側の提案の中から、(1)EUの関税同盟に残る(2)関税同盟と単一市場に残る(3)EUとの合意には必ず国民投票を実施する(4)EUが離脱日の延期に応じなければ、離脱撤回に関する英議会採決をするなどして、社会が混乱する可能性のある「合意なき離脱」を避ける――という四つの案が投票にかけられたが、いずれも過半数には届かなかった。(ロンドン=下司佳代子)
1日英議会はメイ首相のEU離脱協定案の代替案の4つすべての案に投票したがいずれも反対票が賛成票を上回った。

議会制民主主義、二大政党による政権の交代の見本として英国がEU離脱をどう扱うのか興味を持ってみています。
ひとまず3月末の「合意無き離脱」は避けられていますが「EU側も5月半ばに理事及び議長や大統領の選挙」がありこれ以降では新たなEU側の意思の決定に数か月は掛る(何しろ全会一致が必要ですから)ので英国側の(仮に)新たな代替案が出ても出し遅れの証文になってしまうのだそうです。

したたかなメイ首相は「へたれ」のふりをして「合意無き離脱」より「もっとも緩やかな離脱」で議会をまとめる作戦とか?? 極東の一市民の浜爺には何が何だか分かりませんがEUにお返事するまでもう実質1か月を切っています。

それでなくても中国の減速で世界景気が落ち込んでいる中、英国発の「離脱ショック」が来るのは困りものですよね!

♪分ちゃいるけど止められない♪ という歌の文句があります。
英議会と言ったって「後になればお馬鹿ばかり」と罵声を浴びせられるか? あーさすが「そんな手が有ったか!」となるか他人事ながら見守っています。
出来れば「これで離脱と言えるのか?」位のところが落としどころに見えるのですが
はてどうなるでしょう??
賭け屋(ブックメーカー)の賭け率はどんなものでしょうか? 気になります。
もうしばらく見守るしかありませんね。


写真:1日議会を出るメイ首相(ロイター)
朝日新聞:
英国の欧州連合(EU)からの離脱の方法について、英議会下院は1日、メイ首相の離脱協定案の代替案をさぐる投票をした。EUの関税同盟に残る案や、2度目の国民投票など、四つの案について投票したが、いずれも反対票が賛成票を上回った。
今回の投票は、下院ですでに3回否決されたメイ氏の離脱協定案に代わる離脱の方法を、議会側が主導権を握って模索し、行き詰まりを打開しようという試み。3月27日にも同様の投票をしたが、投票した八つの案で過半数の支持を得るものはなく、今回は選択肢を絞って投票した。
今回は、議員側の提案の中から、(1)EUの関税同盟に残る(2)関税同盟と単一市場に残る(3)EUとの合意には必ず国民投票を実施する(4)EUが離脱日の延期に応じなければ、離脱撤回に関する英議会採決をするなどして、社会が混乱する可能性のある「合意なき離脱」を避ける――という四つの案が投票にかけられたが、いずれも過半数には届かなかった。(ロンドン=下司佳代子)