One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

出来る事に目を向ければ選手は変わる。!!

2018-06-30 17:52:52 | 問いかけ&励まし

きょうは、車いすバスケットボールのカナダ代表チームの総監督であるマイク・フログリーさんのお話しをご紹介します。

フログリーさんも重度障害1の車いすバスケットボールの以前は選手だったのです。その時の経験を生かし今は指導者としてカナダ代表チームをパラリンピックで2度も優勝させるという経歴の持ち主です。

フログリーさんは、パスやドリブル、シュートでも、どんな障害の違いがあっても、同じことを教えるそうです。それは持っている能力を生かす道筋を自分で見つけることが大切なのです。それを知ればどんな目標でも夢だって叶えることが出来るんだと説く。

障害の軽い選手同士がウォーミングアップ練習をしているのに、重度の選手が遠慮してその中に入ろうとしないのをフログリーさんが見て、なぜ一緒に練習しないのと重度の選手に尋ねると、障害の軽い選手のように動けないし、練習の邪魔になると思って中へ入れなかったと言う。

車いすバスケは、障害の軽い人と重い人が一緒にプレーするスポーツだよ、君が少しでも自分の持ってる能力を最大限に生かせばチームに貢献できるんだから、もっと積極的に練習に参加しないとと微笑みながらフログリーさんは重度の選手の背中を押した。

一般の健常者が初めて障害者の車いすバスケットボールを見たとき、そんなに大したことは出来ないだろうと思って見に来る。でも、実際に見ると、ワァーこんな事も出来るんだぁと驚き、他には何が出来るんだろうと見方が変わって行く。

すると街中で車いすの人を見かけたら、あの人も車いすバスケットが出来るんじゃないだろうかと思うようになり、その瞬間、その人は障害者が出来ることを考え始めるんだと、”あんな事ぐらい出来ないのか”と見るのではなく、出来る事に目を向ければ選手は大きく変わり、一般の健常者も見方が変わる気がします。

京都市障害者スポーツセンターでは、8月25日(土)12:45~16:15まで、パラスポーツフェスティバルが開催されます。
★車いすバスケットボール体験会が行われます。(事前に申し込みが必要です。)
 対象者は、どなたでも参加できます。参加費は無料です。
 定員は、50人。
 申込期間は、7月1日~8月8日まで。(※見学の場合は申込み不要です。)
 詳しくは、京都市障害者スポーツセンター、075-702-3370まで問合せ願います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする