Blog仲間の”たにむらこうせつ”さんの記事「交響曲」で、私が思い出したのがリストの「ラ・カンパネラ」だったのです。
耳の肥えた音楽の都、ウィーンの人達の心を震わせた盲目のピアニスト辻井伸行さんの素晴らしいコンサート風景を思い出します。
辻井さんが演奏したこの日のリストの曲「ラ・カンパネラ」は、神が天から辻井さんの腕を通して降りて来たかのような素晴らしいピアノの音色と力強さに包まれ、その場の観客は、ただ茫然として辻井さんの世界へ惹き込まれ驚きと感動で会場は満ち溢れていた。
辻井さんが”ラ・カンバネラ”を弾き終ると、ウィーンの観客は一斉に立ち上がり、拍手の渦が鳴り止まなかったのです。この動画からも、観客の表情が伝わって来るようです。
若い人も年配の方たちも異口同音に「感動した、涙が出たと」辻井さんを絶賛していた。
この辻井伸行さんのラ・カンパネラを聴き、見るたびに、私たちが逆に励まされる。(何やってんだろうって。)
♪ 辻井伸行 ラ・カンパネラ