京都市が今こそ「文活(文化活動)」について、”きょうと市民しんぶん”の8月号に特集として掲載されています。
私たちの日常には文化が身近にあって、特に京都は折に触れ華道・茶道・書道・香道と実はすでに暮らしの中に息づく文化として親しまれているのです。
文活はそんなに堅苦しいものではなく、楽しむもののようです。例えば、お茶の入れ方にしても、沸騰したお湯を急須に入れる前に茶器へ注いで少し冷ましてから最後の一滴まで注ぎ切ると、いつもと違ったお茶を味わえると言います。
華道の場合は、忙しい中でも相手を思いやる気持ちを季節感のある花を選び、花瓶に飾ったりすることで人間の心を穏やかにしてくれる。
書道も誰かに気持ちを伝える時、直筆の手紙は、メールより相手に思いが伝わるらしいのですが、書道とまではいかなくても、紙の上に文字を書くのも立派な文活とのことです。
日々の生活を送るのが精一杯で、すぐに変えるのは難しいとは思いますが、つまり、華道や茶道などの伝統文化に触れ、地域活動への積極的な参加などを通して生き甲斐を感じたり、いろんな人との交流が人生を味わい深いものにして来れるのではないでしょうか。
文化を身近に感じ、親しむことで心にほんの少し、ゆとりのある生活を始めてみませんか。と文活を京都市は推奨されています。
京都市障害者スポーツセンターでは、華道教室や書道教室、コーラス、よし笛などの文化活動も積極的に取り入れておられ、和室・研修室・図書室などの幅広い層の利用拡大もPRされています。
障害者スポーツと文化活動と文武(スポ)両道を楽しむことです。
アスリートには、精神面の強化や集中力を鍛えるのに、文活は持って来いかもしれませんね。
P.S. きょうは、センターへ行くと、受付に文活担当の〇〇さん、元気がありませんでしたよ。ファイト!ファイト!