車いすバスケットボール界では、“生きる伝説”とも呼ばれる男、パトリック・アンダーソン選手(37歳)は、10歳のとき、飲酒運転の車に跳ねられ両下肢を失い車いす生活となり、いろんなスポーツにチャレンジした末、イリノイ大学の車いすバスケットチームでマイク・フログリー氏からコーチングを受けてから国内外で好成績を収めるようになり、パラリンピック3大会(シドニー、アテネ、ロンドン)で、母国カナダを金メダルに導いたオールランドプレーヤーでもある。
パトリックの、その常識を越えた変幻自在なドリブルやチェアワークの巧みさとダイナミックなプレーは、車いすバスケに革新をもたらし、車いすを翼に変えたパトリック・アンダーソンは、今もなお進化を続けている。
Patrick Anderson - drills, practice