シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
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ライジャケのメンテ

2016年07月15日 21時12分32秒 | 釣りに関するエトセトラ
先週の釣りで、アホな落水してライジャケの自動膨張ガスを作動させてしまったので、装着されてたガスカートリッジの交換が必要となった。



この手の交換部品はメーカーで出してるだろうとグローブライドのHP見たら、メーカー修理となってた。
命に係わる部品と言うことだからなのか、ずいぶんと仰々しい取り扱いだ。
何より手間と時間と費用が掛かりそうな予感。(メーカーで点検交換だと7千円ぐらいらしい)


現物見ても大した代物ではないので、規格品であろうカートリッジをネットで探したところ、規格が多数あってどれが相当品かわからない。
なにより、ダイワの純正品なるものが無いのだ。

さらに調べたら、ライジャケは「高階救命具株式会社」の製造で、ダイワは単に販売してるだけというのがわかった。
この高階・・は、ボートに備え付けのオレンジの救命胴衣から、釣り用のライジャケまでほぼ独占してるメーカーだね。事実上、このメーカーのでないと国の認証が取れないのではと思う。



ネット通販サイトにも多数規格が並んでおり、どれを選べばよいのか解らない。
よーく調べたら、本体にこんなプリントがあった。


規格はこれですね。「18g A-KID」
高階の規格表の中にもちゃんとありました。

規格さえ判明すれば、あとは通販サイトで注文するだけ。
Amazonで1900円也。
ポチッた翌日には届きました。




交換作業はいたって簡単です。
ガス注入部はこんな感じ。


左の金属製の部品は、炭酸ガスが封入されてるボンベ。
中央の黄色い部品が浮き輪との接点で、ボンベに穴を開けガスを本体に注入させるバルブ。
右の黒い部品は、水に薬剤が反応してロックピンが自動解除され、針を押し出しガスボンベに穴を開けるカートリッジ。

交換するのはボンベとカートリッジです。
どちらもねじ込み式なので、クルクル回せば外れます。


ちなみに、手動で引く紐は、カートリッジの薬剤が作動しなかった場合、紐を引くことにより手動でボンベに穴を開けガスを流入させる仕組みです。一度でも紐を引くと、根元の緑色のロックピンが切れて無くなります。

新しいボンベとカートリッジの取り付けも、ねじ込むだけです。
気をつけなきゃいけないのは、間違って古い部品を再び付けちゃうことぐらいでしょう。(笑)


一応、使用前後の確認方法を。
左が使用後のボンベ。針が刺されガス放出の穴が開いてます。右が新品。


左が使用後のカートリッジ。緑の薬剤カバーが解けて無くなり赤に変ってます。右の緑が新品。


間違えないように取り付けましょうね!

あとは、本体をきれいに畳んで外装に収めるだけ。


今回の作業でわかった注意点。
まずカートリッジには使用期限があること。カートリッジに仕込まれた薬剤が水に溶けることによりガスボンベに穴を開けます。薬剤は湿気程度では溶けないでしょうが、一応底に緑色のキャップが存在しているかは確認した方が良いでしょう。
ちなみに、僕のライジャケのカートリッジの使用期限は2014.02でした・・・(作動したけど)

もう一点は、手動用紐の根元の緑のロックピンが切れて無くなってないこと。切れてたら、過去に知らぬ間に紐を引いてしまった事があるかもしれません。

ボンベも外してみて、注入口に穴が開いてないことを確認しておけば万全でしょう。
さらに万全を期すなら、一式交換しておけば安心ですね。たった1900円です。


ちなみに、万が一ガスで膨らまなくても、浮き輪本体には口でも膨らます事が出来る赤いチューブが付いてました。(一枚目の写真の赤い棒ね)
落ち着いてキャップを外し、口に咥えて息を吹き込めば膨らみます。逆支弁が付いてるので漏れません。
また、膨らんでしまった空気を抜くのもこのチューブです。

それと、反射シートと笛も付いてましたよ。

このへんは一度開いてじっくり見て理解しておくことをお勧めします。
なんなら、メンテがてら一度水に飛び込んで膨らませてみるのもアリですね。
そうすれば、本体に穴が開いてないかも確認できます。(過去にフックとか刺してるかも・・・怖)

いざという時、パニクッたり、絶望したりせずに済むかもです。(笑)


さて、三連休ですな。
明日は下架する予定。
本命はキハダかな。



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