シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

台風19号 大変な台風でした

2019年10月13日 18時37分16秒 | 釣り以外のエトセトラ
10月12(土)・13日(日)

今回は大変な台風でしたね。
我が家は何とか無事にやり過ごすことが出来ました。

僕の生涯の中でも、最大級の台風の一つです。

数日前からアナウンスされてたが、住む場所や置かれてる状況によって、晒される危険の種類や度合いは異なるでしょう。
船なしの今の僕にとっては、波は関係ないし、風から家を守るすべも基本無い。

今回の台風は早くから雨が降り出した。
我が家は境川に近く、海岸低地に属する地形ゆえ川が氾濫したら浸水は間逃れない。ハザードマップでは僕の家は最大2~5mの浸水深となってる。
今回の台風で僕が最も備えるべきは河川氾濫と浸水被害だと判断した。次いで停電や断水。

ってことで、準備活動開始!
一階から貴重品や、防災グッズを2階3階に上げた。
バス釣り用のバッテリーから電源取れるし、山やクライミング用品は避難やサバイバルには最適な物ばかり。(笑)

唯一2階に上げられないのが車。
ってことで、土曜の午前中に駅前のタワーパーキングに移動させちゃいました。

あとは家に籠って台風の位置、風速、波高、雨雲レーダー、降雨量、河川水位、河川ライブカメラ、そしてTVやTwitterで様々な情報の収集などネット三昧。

我が家は早々に避難勧告地域になってしまったが、避難所は歩いて3分の距離なので自宅で過ごすことにする。

ただし、川の水位は常時監視。
これに役立ったのがライブ映像。



家の直近の所にライブカメラがあったので、直接川を見に行かなくて済みます。川の様子を見に行って流されちゃう人多いけど、見に行くのは情報収集活動としては正しいと思うんだよね。ただし安全確保が出来ての話。その点、ライブ映像は安全に情報収集出来て最高。

もう一つ、小まめに見てたのが、河川水位情報。各河川ごとの観測ポイントの水位がリアルタイムで見れます。
川は上流の影響が時間差でやって来る。境川中流域で早い段階で氾濫危険水位を超えてたので、ずっと注視してました。

他には相模川や鶴見川、荒川なども並行して監視。
城山ダムの放流で危機感が増した相模川のその時の状況はこの通り。



21:30のダム放流後、深夜に氾濫危険水位を大きく超えてたことが分かります。相模川よく耐えた。

こういう情報が配信されていることを知る人は少ないかもしれないが、正確な情報に基づいて行動するか、あるいは分からないなら早めに行動するかでしょう。一番ダメなのはなめて掛かったり無関心だったり。
それは”きっと大丈夫”という正常性バイアスの作用。

風は19時ぐらいから強まり、21時ぐらいが最高潮でした。暴風が吹き付けるたび家が揺れました。
そんなさ中、震度3の地震が来たときは、ちょっと世紀末を感じたよ。。。


日付が変わって1時ぐらいかな、境川は全域で水量が落ち着いた。
暴風も一気に静まり、シーンとしている。
深夜だが、僕は外に出て家の周囲を一回りしてきた。電柱とかも大丈夫のようです。

静まり返った街の何処かで、サイレンの音が聞こえる。
取り敢えず我が家は無事台風19号をやり過ごすことが出来たようです。

長い一日だったな。


翌朝、空は晴れ渡り、絵に描いたような台風一過。



家の周りは葉っぱの切れ端や大きな枝が散乱している程度で、さしたる被害なし。
車を駐車場から回収してきて、今回の台風対策は終了です。


TVでは各所での被害状況を次々と報道している。この台風がいかに強大だったかが知れる。
僕は一日中NHKの台風情報を流しっぱなしで聞いてたが、これは全体状況を掴むのには良いが、いま自分の直近で起こっていることは報道されない。必要な情報には自らアクセスする時代なんだなぁと思ったよ。

コメント
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