私にとっての福祉の日だった。午前中はユーカリが丘地区社協が主要事業として取組んでいるスマイルサービスの協力会員研修会。協力会員としても活動している社会福祉士から「成年後見制度とは?」の講義。続いて包括支援センター所長から車イスの操作方法を学んだ。
車イスは母が入院しているときに庭の桜を見に出たときに一度押しただけ。バリアフリーの病院では難しいと思わなかったが、社協事務所から道路に出るには段差があるので気をつけないと座っている人が不安に思う。乗って見ると分かるのだが、一般道での利用にはそれなりの経験が必要だ。
ベッドや椅子から車イスに移動させるときの楽な移し方、利用者に「座りますよ」「前に進みますよ」などの言葉を掛けことなどが必要なことを勉強した。今年の防災訓練では車イスの利用を考えているので、テキストで講習するだけではなく、実際に体験できたことが良かった。
昼からは自治会と高齢者クラブ「睦会」共催の生活ゼミナールに出席した。テーマは①福祉の制度と現状 ②包括支援センターの利用の二つだ。市の高齢者福祉課が作った冊子などの資料が豊富で短い時間だが理解できる。
関心があったのは孤独死の対策だった。市の制度「緊急通報装置」や消防署の「119番情報登録」なども包括支援センターで申請の指導していると聞き、まちを守る会の要援護者制度(災害時・日常時)を、包括支援センターへ相談に行く町内の高齢者や身体が不自由な方々に説明してもらうことを思いついた。
自治会では回覧で「もっと気楽に考えて」として要援護者の登録を募っているが申し出は少ないので、いろいろなチャネルを使って利用者を増やしていきたい。また要援護者には包括支援センターの活用をPRしたい。