昨日放送のNHKスペシャル「地震火災から命を守る」は防災を考える上でとても勉強になった。関東大震災から90年、その9月1日を前にしての企画だが、地震火災は今私たちが一番恐れている災害だ。ユーカリが丘は震度5強までの地震だったら家屋の倒壊はそれほど多いとは思えない。2丁目と上座の境にある市の浄水場が破損したら水の被害もあると思うが、可能性は低い。
地震の火災は同時多発となるので怖い。私たちの防災訓練は参加者にも被害状況の想定を説明して訓練を行っているが、同時多発火災の想定はまだ出来ない。風速10~15メートル程度の風(関東大震災は10メートルの風だった)で考えたいが自治会が一時避難場所としている公園では、周囲が住宅なので類焼の危険性がある。
しかし避難所の小学校まで集団で避難する訓練はまだ実施できない。住民の方々にはそこまで危機感がないので、とても小学校まで歩いてはくれないという意見が強いからだ。関東大震災で亡くなった方は105000人、その90%が火災でなくなっている。当時とは建材も変わり燃え難くなっているとは思うが、阪神・淡路大震災でも火災が発生し、多くの死者が出ている。
政府による首都圏直下地震の予測でも、811か所で火災が発生して20万軒の住宅が焼失するとしている。その原因もガスなどの炊事による火よりも停電の後、通電が始まってからの電気器具による発火が多いという。よく言われていることだが避難する時には電気のブレーカーを落としていくことを啓蒙したい。
避難家の倒壊や焼失などで当分の間生活することになる「避難所」とともに、同時多発火災が発生した場合は、まず火災から逃れる広域避難場所的な考えも必要なことを知る。避難所運営学習会でテーマとしていきたい。
地震の火災は同時多発となるので怖い。私たちの防災訓練は参加者にも被害状況の想定を説明して訓練を行っているが、同時多発火災の想定はまだ出来ない。風速10~15メートル程度の風(関東大震災は10メートルの風だった)で考えたいが自治会が一時避難場所としている公園では、周囲が住宅なので類焼の危険性がある。
しかし避難所の小学校まで集団で避難する訓練はまだ実施できない。住民の方々にはそこまで危機感がないので、とても小学校まで歩いてはくれないという意見が強いからだ。関東大震災で亡くなった方は105000人、その90%が火災でなくなっている。当時とは建材も変わり燃え難くなっているとは思うが、阪神・淡路大震災でも火災が発生し、多くの死者が出ている。
政府による首都圏直下地震の予測でも、811か所で火災が発生して20万軒の住宅が焼失するとしている。その原因もガスなどの炊事による火よりも停電の後、通電が始まってからの電気器具による発火が多いという。よく言われていることだが避難する時には電気のブレーカーを落としていくことを啓蒙したい。
避難家の倒壊や焼失などで当分の間生活することになる「避難所」とともに、同時多発火災が発生した場合は、まず火災から逃れる広域避難場所的な考えも必要なことを知る。避難所運営学習会でテーマとしていきたい。