10月1日から私の医療費支払いが20%になりました。後期高齢者の保険料は現役時代の人たちに大きな負担をかけていることは理解していますので、頭ではやむを得ないと思うのですが、実際に支払う段になると10%が20%と倍になったのですから、高くなったという印象はぬぐえません。
ところがここにも救済の制度があって令和7年9月30日までは、ある金額以上の場合は倍にならないようになっています。書いて説明するのは難しいのですが例えば1か月の医療費が50000円を超えた場合、個人負担は10%負担で5000円ですが、今度は1万円の負担になります。
そこで救済です。負担増額を3000円に設定していますので、増えた5000円のうち3000円を引いて2000円が返ってくるのです。ということは支払いの時点では高くなったように思いますが、実際は3000円しか増えていないのです。
私は歯の被せ物を交換したので今月の支払いは10000円を超えたため、約2000円が登録した口座に振り込まれることになります。これも偶然同じ月に内科の診察、薬の購入と重なったためで、例月だと払い戻しの対象になるほどの支払いにはなりません。
口座を登録するのですが、マイナンバーカードで公金受取口座と紐付けにしているのですからそれを利用して欲しいと思いますし、それとこれは“電話de詐欺”に悪用されそうです。犯罪防止のためにはマイナンバーカードに預金口座を登録していたら、この払い戻しは何の手続きも必要がないという仕組みにしたいものです。