悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

頂き物

2014-08-31 19:35:44 | Weblog
 雨が上がり、涼しくなってやっと畑を耕す気になった。日記には昨年の今頃はもう大根の芽やインゲンの芽が出たとあるから大幅に遅れている。今日も農家のSさんと話をしていたら、インゲンは10日までに蒔かないとだめだよ、と言われる。

 耕したと言っても鍬で掘り起こすので一坪ほどがやっと。昨年まではYさんが耕運機で助けてくれたのだが、今年は耕運機で大けがをしたYさんはまだ元の状態には戻っていないので頼めない。それでも事故のあった耕運機の修理をしているのでやる気は十分。残念ながら私には借りて耕す技術がない。

 Sさんは私たち農園の隣で野菜を作っているが、ご夫婦とも80歳を超えていて無理をしない。数年前までは収穫したものを東京のお客さんに届けていたのだが、今はそれも止めてしまった。

 健康のために畑に出てくるという程度だがそれでもさすがにプロ。スイカやカボチャの出来は我々とは段違いに素晴らしい。それぞれ回数を分けて数個ずついただくのだが、我が家ではとても食べきれない。

 そこで友人に配るのだが、困るのはスイカもカボチャも切ってみないと出来の良し悪しが分からないことだ。当たり外れがある。夏の暑さでスイカは全体的に甘いのだが中には白っぽいものが混じることがあるし、カボチャも水っぽいものがある。

 今日もダーツのAさんにカボチャをあげたのだが「小網農園でできたの?」と聞かれてしまった。大きな立派な姿なので疑問に思ったのだろう。もちろん正直に、農園の隣のプロが作ったものと答える。

 いよいよ9月。ダイコン、カブ、玉ねぎの種まき、ネギ、白菜、キャベツの移植を順次進めなければ―。
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化学者の講演会

2014-08-30 19:46:19 | Weblog
 コミュニティカレッジさくらと佐倉市民カレッジ合同の講演会に出席した。教育委員会主催だがさくら防犯パトロールネットワークのつながりで誘われた。生涯教育の受講生が多いのか中央公民館のホールは250名近い出席者で満席だった。

 講師は女子美術大学の学長大村先生。良く分からないのだが先生は化学者で理科大学の出身で北里大学の教授、北里研究所所長などを歴任されている。プロジェクターを使った講演だったが、初めは亀の子の化学式が並び理解できない。

 しかし微生物の力に科学の力を加えた研究という頃から少しずつ理解できるようになった。土の中に微生物がいるから生物が育つそうで、いなかったら草も生えないという。その研究からイベルメクチンという動物用の医薬品を開発し、犬のフィラリア症の特効薬になった。

 この薬を人間用に転用できることが分かり、西アフリカで流行したオンコセルカ症にも効用があるメクチザンという薬の開発につながったという。オンコセルカという病気はブヨが媒介して目が見えなくなったり、白血球が増えて足が象の皮膚のようになってしまうと言うから怖い。

 天然痘のように地球上から撲滅させるためことを目標に治療を進めているという。これらの薬の特許で得た利益で埼玉県に9万坪、440床の病院を建て、院内に百枚ほどの絵画を飾っている。これは「芸術は人の魂を救い、生きる力を与える」という信念から行っている。写真で見ても病院だけではなく、看護師学校なども美術館のように絵が並んでいた。

 アフリカで流行しているエボラ出血熱にも、早く特効薬ができて欲しいと願いながら話を聞いた。
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そうめん流し

2014-08-29 19:52:31 | Weblog




 初めて体験したそうめん流しは食べ過ぎました。写真は会員とボランティアで協力してくださる方々との懇親を目的とした、しづの里のそうめん流しです。雨の予報が外れ、涼しい曇り空。今日もついていました。

 会員が持ち寄った料理を産土の店内にビュッフェスタイルで並べて、懇親会が始まりました。珍しいトマトの一夜漬けとゴーヤのキュウちゃん漬け(?)、それに冬瓜や夕顔の煮物と枝豆などヘルシーな料理がほとんどです。

 トマトの一夜漬けは青いまま収穫したものを使っているので酸っぱさがあり、歯ごたえもあって美味しいものでした。ゴーヤも佃煮や塩昆布和えなどチャンプル以外にもいろいろな食べ方がありますが、この料理は初めてでした。実がしっかりとしていて酒のつまみにぴったりです。

 缶ビールは200円の有料でしたが日本酒や焼酎は差し入れが多く飲み放題です。写真のように日本酒は越乃寒梅や箱入りの甲子、五人娘などどれも素晴らしい銘柄ばかりです。少しずつ飲み比べましたが、私は地元酒々井の甲子が一番美味しいと思いました。

 そうめんの茹で担当です。揖保乃糸なので推奨は1分30秒から2分の茹で時間ですが、樋に流すと伸びるからというアドバイスで1分に短縮です。反応を待っていたら「茹で加減OK」との声が返ってきました。

 50束まで連続して茹でましたがストップが掛かりません。みんなよく食べるのに感心しながらさらに茹で続けました。参加者は約40人でしたが一人2束ずつ食べたころでやっと交代しようとの声が掛かりました。

 竹の樋を水に乗ったそうめんが流れてきますので箸を入れてすくい上げますが、スピードがあるので急いで食べないと追いつきません。珍しい食べ方を楽しみながらということもあり、結局食べ過ぎるのです。

 笑顔があふれた楽しい懇親会は大成功でした。子ども会と一緒に行えば大喜びするでしょう。"ご近助力"を深めるまちを守る会の行事として提案します。
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夏休み中の登校日

2014-08-28 19:10:46 | Weblog
 市内の各小学校から先生方が見学に見える実践国語の会研修が行われたため、小竹小学校は登校日だった。夏休み中ではあるが教頭先生から要請があったので、朝の見守りと下校時のガードを実施した。

 雨だったが1週間前には考えられない涼しさで、しかも畑には恵みの雨なので苦にならない。義務付けられていないのか登校率は90%位だろうか、顔の見えない児童が多かった。ある6年生の姿が見えないが妹が来ていたので、「お姉ちゃんは?」と聞くと塾だという。

 この6年生が土日に塾へ行く姿をよく見かける。私立の中学に進むのだろうか、小学生のときから大変だと思う。6年生になると学校の授業よりも塾を優先する児童がいるようだ。

 毎年のことだが40日を超える夏休みを過ごすと、折角1学期で元気に交わせるようになった「おはようございます」「行ってきます」「さようなら」のあいさつが言えなくなってしまう。学校も分かっていて9月の標語が「あいさつ」だ。

 特に1年生はその落差が大きい。6月、7月に力を入れた「横断歩道は手を上げて渡ろう」の指導も一旦停止状態になってしまった。夏休みでだらけてしまうのは私たちも一緒だから、新学期からは何とか後戻りしないように継続させたい。

 木曜日の下校時は本来1丁目の当番だが、臨時ということで今日は私たち2丁目と合同にしたので12名のスクールガードという豪華版だった。毎年のことだが2学期になると1年生もプラスチックの名札に替わって小学生らしくなる。体の成長に合わせて躾もしっかりと身に付けさせたい。

 

 

 
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しづの里・産土の新聞記事

2014-08-27 20:11:56 | Weblog


 しづの里・産土の記事が今朝の読売新聞朝刊千葉版に掲載された。入社してまだ3か月目という若い女性記者の書いた記事だがさすがはプロ、産土の活動状況や意義、将来の目標を上手にまとめてくれた。

 友人たちもこの記事を結構読んでくれていて、私がしづの里の会員であることを知っている友人からメールが入り、将来障がい者を雇用することも考えていることが素晴らしいと喜んでくれる。

 一方、手打ちそばのことは書いているが、そば粉からそば汁まで健康食品としてこだわりを持っていることが書いてないね、とコメントをくれた友人もいる。他にも水車やログハウスのことも書いてほしかったが、紙面の都合で割愛されてしまったのだろう。

 パトロールの時に、産土でそばを食べてくれたことのある4人のメンバーから「しづの里が読売に載っていたね」と言われた。さらに写真は奥さんではない?聞かれる。確かに写真の中央に写っているのは家内とその友人だ。

 家内たちは読売新聞の取材があることも知らずに来店しているし、家内は直接取材も受けていないのでまったくの偶然だ。「何で私の写真が?」と言うので、美味しそうに食べていたから絵になったのではない?と言っているのだが―。

 新聞に載ったことでさらに佐倉市西部地区の方々に「美味しいそば」が認知されるとうれしい。

 

 
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パソコンのOutlookが異常

2014-08-26 20:26:11 | Weblog
 eメールはOutlookを利用していてご機嫌に動いてくれていたが、数日前に余計なことを仕掛けたために不調になってしまった。それがさらに進み今日は朝から通信不能になってしまった。

 余計なこととは、Gメールアドレスを取得しタブレットで使うようになったので、Outlookの受信メールも一緒にGメールで管理したいと思い設定をした。その設定は上手くいったのだがメールの流れが二口になってしまい、一緒に管理という目論見は外れてしまった。

 大事なメールの見落としが心配なので、Gメールの管理をやめることにした。ところが操作が分からない。そこでグーグルChromeを削除した。手順に従った正しい処置だと思うのだがそれでも一部のメールが届かない。止めたはずのGメールアドレスに流れているのではないか?
 
 そう考えてパソコンをあちこちいじっている内にOutlookが通じなくなってしまった。これは大変だ。再起動してみたがダメ。オフィス2010のソフト(DVD)を使って補修してみたがそれでもだめ。

 ウインドウズ8.1のテキストは複数冊持っているのだが、いずれもメールはウインドウズメールについての説明だけだ。ウインドウズLiveメールならGメールも一緒に管理できるのだが、使い慣れないフォームなので使いにくい。

 仕方ないのでマイクロソフトに電話した。状況を詳しく話し、復旧の操作をしてみたことも話をすると丁寧に指示をしてくれた。それでやっと解決したが半日かかってしまった。それにしてもマイクロソフト社がソフトのアドバイスをしてくれることを知らなかった。

 取りあえずOutlookは修復、長い半日だったが勉強になった。
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合同パトロール

2014-08-25 19:29:32 | Weblog
 NPO法人のクライネスサービスが主催するユーカリが丘自主防犯団体と、小中学校PTA・児童、そして地元企業、さらに佐倉警察署の移動交番と生活安全課の署員も参加する合同パトロールが日曜日に行われた。自主防犯組織は10団体の他、ユーカリが丘地区内の小学校4校と中学校1校のPTAなどから118名が参加した。

 私たちユーカリが丘2丁目のまちを守る会からは7名が参加したが、普段は防犯パトロールを20名前後で回っていることを見ている団体から、「今日は少ないのではない?」と声をかけられた。

 先週の土曜日で終了したが、夏休みのちびっ子パトロールを毎週月、水、金、土と続けていたことに加え、異常な暑さの疲れもあるのだろう。ちびっ子パトロールは住民に「ご苦労様」と声をかけられる効果もあるのだが、交通事故を起こしたら大変なので気を使う(延べ123名のちびっ子が参加してくれた)。

 今年はPTAの積極的な姿が目立った。小、中学校からそれぞれ10名前後のお母さんが参加していたので、我々のまちを守る会も10名以上の参加者が欲しかった。これは毎月行っている会議が8月は休みなので、案内が徹底しなかったことが原因だろう。

 4つのグループに分かれていつもパトロールをしている2丁目ではなく、ユーカリが丘地区内の別の町内を歩くので、新しい風景に出会う楽しみがある。今回は西ユーカリが丘を歩いた。まだ開発途上の地区だが新しい戸建てが増えていた。

 それにしてもPTA役員の参加が多かったことはうれしい。役員が代わっても地域活動に参加する意識を引き継いでほしい。

 
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遊就館

2014-08-24 19:55:34 | Weblog
 和洋女子大の九段キャンバスに行くならすぐ近くの靖国神社をお参りしたい。公開講座の開始時間に余裕をもって出かけ、お参りの後遊就館を見学(拝観)した。靖国神社には何回もお参りしているが、恥ずかしながら遊就館の見学は初めてだった。

 遊就館については多少の予備知識を持っていたが、実際に見学すると遺品や遺書の多さに驚かされる。ただ館内は広くてしかも展示品が多いので、予定していた2時間ではとても見きれなかった。講座の時間があるので駆け足で回ってきた。改めてゆっくりと見学したい。

 「遊就館」の由来も分からない。パンフレットによると、中国の古典『筍子』の勧学編「君子は居るに必ず郷を澤び、遊ぶに必ず士に就く」から「游」と「就」を選んだのだとある。国のために尊い命を捧げた英霊に意思に触れ、学んでほしいという願いが込められているという。

 明治維新から大東亜戦争までの近代の歴史を知る貴重な展示だと思う。特攻に出る兵士の遺書には、自分は若くして死んでいくが、次の世代の日本人が素晴らしい日本を作ってくれると期待していると書かれている。

 短い時間だったが展示品に触れ、豊かさに恵まれた私たちは先人たちが築き上げた日本人の誇りや気概を、どこかに忘れてきてしまったのではないかと反省させられる。確かに敗戦が間違いない状況でも戦争を終わらせなかった軍の幹部(戦犯になったひとたち)を合祀することには疑問もあるが、祀ってあるのは命令で動かされた兵士たちがほとんどだ。

 中国や韓国で総理がお参りすることに反対している人たちにぜひ見て欲しいし、中学や高校生たちも歴史の勉強として活用して欲しい。縄文や弥生時代を勉強するよりも、日中戦争や朝鮮半島の植民地化、そしてなぜ大東亜戦争が始まったかなどを理解することの方が必要だと思うのだが―。
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和洋女子大の公開講座

2014-08-23 19:44:30 | Weblog
 「避難所運営から考える女性の女性視点で防災・減災」というちょっと分かり難いタイトルだが、避難所運営というキーワードに引かれて公開講座に参加した。会場は和洋女子大付属高校、中学校のある九段キャンバスだった。

 申し込む前に男性が参加しても良いのか確認したところ「ぜひ」といわれての参加だったが、20名の参加者の内男性は2人だけとやはり女性上位だ。それだけにグループに分かれたワークショップでは女性らしい意見が多数出ていた。

 着替えや授乳のスペース確保、トイレの防犯対策、避難所内の性犯罪の抑止、さらにミルクや生理用品の支給など数十点が挙げられた、時間があればもっと増えるだろう。ただ東日本大震災が起きるまでは、このような問題にほとんど関心がなかったという。

 今回の想定は「午後3時にマグニチュード9.0、震度7の首都直下地震が発生したという厳しい条件だった。和洋女子の校舎は立て直しをしたばかりなので無事だったが、近くのビルや住宅は大きな被害を受けて200人が避難している。それにしても我がまちを守る会では訓練といえども厳しすぎる震度7の想定はできない。

 私たちが学習会で勉強しているように、避難所は体育館をメーンにいくつかの教室を使えるように準備されており、避難者を振り分ける作業をした。ただ私たちのHUBゲームよりも条件が緩いので、短い時間でも乳幼児を連れた母親や車いすが必要な高齢者を割り振ることが出来た。

 私たちの学習会にもPTAのお母さんに出席してもらっているが、役員が順番に交代でこられるので話が通じにくい。今日の講座は年齢層の幅が広い女性が参加していたので、小さなことでも具体的なので参考になった。
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北海道へホームスティの修学旅行

2014-08-22 19:55:35 | Weblog
 千葉のある県立高校は沖縄への修学旅行だそうだが、北海道で酪農や農業を体験するホームステイを行う学校があり、東京、大阪から年に3000人を十勝平野の浦幌町、幕別町など18市町村が受け入れている。現在550世帯が参加しているこのシステムの映像が「十勝が教えてくれた3つのこと」というタイトルでTBSから放送された。

 北海道を観光する中の1泊2日、それも初日は午後2時に到着なので実質は24時間ほどしかない。それでも初めての体験で受け入れてくれる人たちとのふれあいや、牛の世話をして命の重さを感じ、また野菜を収穫したり牛を世話したりする苦労を体験して、自分たちは生かされていることを知る。

 夜空の星に感動し、また自分たちの飲む牛乳や野菜がどこからきているかを始めて知ったという生徒も多い。そして夜遅くまで受け入れてくれた家族と話しあう。睡眠時間は5時間ほどしかなかったが、それでも元気に朝の搾乳を手伝う。

 地産地消で言えば十勝は自給率1100%だが東京は1%、大阪が2%との話も聞く。テレビを見たときは1泊2日では短すぎると思ったが、短時間の濃厚な体験が一生忘れない思い出になる(生徒の感想)のだろう。

 今回ホームステイを行ったのは国立奈良女子大学付属校の生徒で、修学旅行のメッカ奈良に住んでいるために新しい試みの修学旅行をすることが出来たとも言える。しかし生徒の感動している姿を見ると、京都・奈良、あるいは広島や沖縄という修学旅行の定番も意義はあるが、人間が生かされていることを考える、自然と触れ合う一次産業の体験も素晴らしいと思う。

 
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