自治会の存続が難しい時代ですが、こんな理由で退会者が増えることもあるのです。さくら防犯パトロールネットワークの佐倉・根郷・弥富地区の連絡会議があり参加しました。会議の前に佐倉祭りは最終日が昼まで雨に降られたものの盛会だったですねと話していると、ある町会の方がその継続が難しいのですといいます。
山車や御神酒所は旧市街の町会が保有、管理、巡航しているのですが、この幹事をやりたくないために、あるいはできないために自治会を脱退する人が増えているのだそうです。話をしてくれた町会では350世帯あるのですがそのうち約70世帯が辞めるというのです。
3日間の祭り仕事は大変だと思います。山車の運行について歩くのは若い人でないとできないのは祭りを見ていてよく分かります。その若者の確保も大変でしょうが、山車を出すための裏方の仕事も苦労が多いのだろうと思います。
自治会は祭りのためだけにあるのではありませんから、そんな理由で退会されたら困ります。そこで祭りの担当の免除を考えているというのです。山車の巡航を見ているだけでは分からない問題を抱えているようです。
私たちの自治会も理由は異なりますが高齢化の課題は同じです。現役員会は高齢者家族の休眠会員制度や役員の定数減などの改正を考えていて、臨時総会も行われます。新しい時代でも自治会は必要だという見地から、とにかくやってみる、そしてさらに修正を重ねれば良いと考えています。年寄りの考えは封印して、若い人の意見を取り入れたいと思います。