悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

もう一度高校の入学金、授業料問題について

2008-04-30 20:16:26 | Weblog
 今日の読売新聞一面のトップ記事は「高校授業料滞納6億円」「都道府県立、増加傾向」「進むモラル低下」という見出しである。先日、八千代西高校で入学金未納入者を入学式に参加させなかったが、これを高校の融通性のなさ、冷たさと取り上げたことの反省かと思った。(7段も使っている)

 一面では親のモラルのなさを嘆きながら、30面で解説記事を書いている。ここでも一応「深刻なのは親のモラルの低下が原因と見られる」と書いている。しかしその後に「八千代西高校では入学金を払っていない新入生を入学式に参加させなかったことが発覚(原文のまま)した。生徒の人格を傷つけるような結果を招くことだけは絶対に避けなければならない」とある。

 生徒の人格とは何だろう。辞書によると「ひとがら、品性」「法律上の行為をなす主体・自由・自存・独立の権利を有する個人」とある。多分後者のほうを言っているのだろう。(朝来野祥子の署名記事)

 戦後の教育が荒廃した原因の一つは「個の尊重」とか「自由」を強調しすぎた為に、これと紙一重の身勝手、わがまま、したい放題が大手を振るうようになってしまった(藤原正彦著「この国のけじめ」)という考えを支持したい。

 人格を尊重するのだから、入学金、授業料を家の貧困という理由で払えないのは許すべきだというのだろうか。義務教育ではない。そんな甘やかしが社会をおかしくしている。奨学金もあるだろう、学力が低く受けられない場合は自分で稼ぐことを教えるべきだ。

 人手不足で困っている新聞配達も高校生なら十分できる。その収入で授業料くらい払えるだろう。生徒に配慮した・・・などと甘やかすことはやめてほしい。読売新聞社は大事な一面記事で、何を目的に(何を言いたくて)この記事を書いたのだろう―。理解に苦しむ。
 
 *辞書では「人格」について、(心)道徳的行為の主体としての個人、自立的意思を有し、自己決定的であるところの個人。
さらに、法律関係、特に権利、義務が帰属し得る主体・資格・権利能力、などとある。難しすぎるのですが―。(広辞苑ほか)

 
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緑のまつり

2008-04-29 22:11:55 | Weblog
 
 4月29日は天皇誕生日からみどりの日、そして昭和の日と変わってきた。しかしユーカリが丘では商店会連合会が中心になって行う緑のまつりの日である。スーパーサティの駐車場を使っての会場は花と緑の即売会や模擬店、防災体験コーナーなどの出店が賑やかだ。(写真はカラフルな花と野菜苗の販売店)

 一昨年まではおやじの食事学同好会も手打ちうどんの店を出店していたが、昨年から参加をやめた。理由はうどんを茹でる湯の処分が出来ないからだった。人気があっただけに残念だがやむを得ない。もっともまつりは我々の出店中止には関係なく賑わっており、焼きそばやおにぎり、ギョウザやシュウマイの中華料理店など軽食の店舗には行列が出来ていた。

 まつりには歴史探訪バスツアー、ふれあいウオーキングなどの企画がある。暖かい快晴に恵まれたため、大人気だったそうだ。孫を連れて参加したかったが1時からはホームページ作成の勉強会、夕方からは会社の先輩の通夜と予定が詰まっているので参加できない。とくに勉強会は私の通夜参列の都合で時間を早めてもらったので遅刻することも出来ない。

 欲求不満のまつり参加だったが、会場に朝一番で行ってトマト、キュウリ、ナス、ゴーヤなどの苗はしっかりと買ってきた。

 そしてパソコンの勉強会。これが難しい。既存のフォームを基にして修正していくためにはソースをいじらなければならない。半角英数字だけの文章は見るだけでジンマシンが出そうだ。

 ワードの作成と同じように画像の入れ替えで作るとリンクが切れてしまうらしい。そう言えば例えば私の担当する「まちを守る会だより」も2ヶ所から開けるようになっている。

 勉強会は新規作成へとどんどん進んでいく。自分でやってみないと分からないのだが、内容の濃いものを短時間で教えてもらったがどこまで分かっただろうか。自信はない。自宅で復習するほかはないが、新しいことを覚えられるのは楽しい。

 
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”やっぱり”の選挙結果

2008-04-28 21:23:16 | Weblog
 山口2区の補欠選挙は民主党の候補者が当選した。やっぱりな、と思うのは国の将来云々よりも目先の利害が優先したのだろう。何よりも国の説明不足が大きい。

 後期高齢者医療制度もほとんどの人は従来の保険料支払額と変わらないと思う。ただ健康保険組合や政府管掌の健康保険に家族として加入していた人は、新しく負担が増えるようだ。でもこの老人医療費が大きな赤字なときだけに、この負担は当然のことではないだろうか。

 後期高齢者だけではない。私のような前期高齢者も市の健康保険料が年金から差し引かれるようになった。問題は2ヶ月に1回振込みの年金から差し引くために、1回の金額が増えたように見えることにある。しかし回数が違うので年間の保険料は変わらない。折角自分で毎月支払いに行くよりも楽になったのだから、上手に説明すればなあ―と思う。

 我が家でも年金の次回振込額案内を見た家内が健康保険料が高くなったと騒いでいた。計算してみると当然のことだが市役所に振り込んでいた年額と変わりはない。でもそのことの説明はない。自分で計算すれば分かるだろうという姿勢だ。

 もう一ついえば、その健康保険料を年金から差し引くことになったことの連絡もない。振込額案内に「今回から健康保険料を差し引いて振込む」と書いてあるだけ。振込額案内はハガキだが説明が必要なときはA4用紙にして、もっと丁寧な説明がほしい。

 いずれも役人の問題で自民党が悪いのではないと思う。民主党が政権を取っても役所仕事が急激に変わるとは思えない。それでも選挙民は政府が悪い、その政府は自民党だということになるのだろう。

 こうなったら民主党に政権を担当してもらい、役所仕事の大改革を願おう。

 
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生垣の剪定

2008-04-27 18:51:15 | Weblog
 先週から続けていた生垣の剪定作業がやっと終わった。昨日軽トラックで迎えに来てくれたSさんはシルバーセンターの植木屋さん。そのプロの話によると今は剪定する時期ではない。花が咲いた後が選定の時期だという。

 昨年は何とか花が咲いてほしいと願い花が咲き終わるまで剪定を待った。しかし残念ながら花はパラパラッと咲いただけ。その後の剪定は、幹まで伸びて太くなり苦労した。

 花と香りはパトロールで回る町内で楽しませてくれる。我が家の生垣は防犯を優先にすることにし、思い切って枝葉を切りスカスカにした。花は別にしても生垣は家の中を覗かれないようにするプライバシーと、庭に犯罪者が潜むことの出来ないようにする防犯対策とが相反する。

 土曜日の夜、自治会の役員と一緒に回る夜間パトロールで、コースのお宅の生垣を見ながら危ない生垣を選んで説明している。それだけに我が家が防犯上問題ありの生垣にしておけない。

 S氏の話によると、今年は生垣使われることの多いキンモクセイとベニカナメの伸びが早いという。桜の開花が早かったように、気温の積算で例年よりも暖かいのだろうか。

 剪定挟みを使ったあとは手が震えてしまう。今日のダーツは4勝6敗。5割の目標にもう一息だった。手の震えがなかったら5割に届いたかも―などと都合の良いように考えている。
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おやじの食事学同好会4月例会

2008-04-26 19:24:53 | Weblog
         上手に焼けたギョーザ。 

 我々が当番班の例会だった。11時半に副班長の軽トラックでスーパーへ商品を引き取りに行く。レシピに基づいて頼んであるのでダンボールに仕分けされている。お買い上げ合計45,000円余。

 今日の出席者は84名との連絡が来ているが、ドタキャンもあるだろう。それを見込んで80名分を用意した。1調理台8名で1時からのAグループと4時半からのBグループでそれぞれ40名ずつが理想だが、現実はうまくいかない。

 前半のAグループが46名、後半のBグループが35名と前半に集中してしまった。しかし食材は8人分の倍数で計算してあるので微調整がきかない。結局40人分を11名の差のまま料理することになる。

 昨年度皆勤だった班長が今日は法事のために欠席。副班長は車を出して食材の運搬はしてくれるのだが、レシピの説明はいやだと言う。仕方なく私が説明することになった。 

 レシピは3品、手間が掛かったのはやはりギョーザだった。1調理台に9~10名も入ると食材に触れないまま終わってしまう人が出る。そこでギョーザは自分の食べる分を自分で作ること、とノルマを与えた。しかし、市民大学の食事学講座で習っているはずなのに、皮包みがうまくいかない。ただ見栄えは悪いが純国産品なので安心度は高い。

 麻婆ナス、小松菜とさつま揚げの煮びたしは、レシピ通りやってもらえば難しいことはない。味はマアマア。ビール1本つきの当日会費を600円としたので、価値があると喜んでもらえた。
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交通安全推進隊員の補充

2008-04-25 20:43:59 | Weblog
 朝の交通安全見守り活動に1名参加してくれるようになった。全児童の約4割を占める高層マンション群に住む人で75歳。毎朝呼吸法を1時間やっているそうで、歳を感じさせない若さがある。10年ほど空手を教えているとのことで、子供たちにも顔が広い。

 今まで週に2日ほどしか人を配置できなかったマンション前の交差点を担当してもらうことになった。学校から一番遠いマンションから学校まで5ヶ所の交差点がある。うち信号のある交差点は4ヶ所。その残った信号のないところはT型交差点で団地内の細い道路だが、国道への抜け道になっているので交通量は多い。

 人員に余裕が出来たのでここにも配置し、全部の交差点で活動できるようになった。しかし1ヶ所で2名の配置が必要な交差点もあるので、7名で5ヶ所の活動では用事があっても休みにくい。もう少し補充したい。

 そう思っていたら昨日の交通安全教室に、ネックになっていた交差点近くの女性が交通安全母の会として参加していた。早速お願いをした。ちょうど県が新会員を募集しているときなので、すぐに募集要領の書類を届けた。可能性は高いと思っている。何とか10名まで増員できると余裕が出来て休みやすくなる。

 活動を始めてまもなく2年になる。年に3回ほどの土曜日も含めて児童が登校する日はすべて活動をしているので、昨年は1年に201日の活動をした。市から貸与された明るいオレンジのユニホームを着ているので目立つこともあり、活動に対する地域の人の認知度も高くなった。10名の隊員確保も何とかできるだろう。
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1年生の交通安全教室

2008-04-24 20:12:23 | Weblog
         体育館で交通安全教室

 晴天であれば校庭に横断歩道を作り信号もおいて行う安全教室は、生憎の雨で会場が体育館になった。信号はなし、横断歩道もマットレスに変わった。それでも1年生は元気に教育委員会の先生による指導を受ける。

 まず漫画のビデオで、交通ルールを守らないため事故に巻き込まれた物語を見る。さすがに漫画、58名の1年生は15分間静かに見ていた。見終えてから何で事故にあったのだろう? という質問に元気な手が挙がり、正しい答えをしてくれた。

 児童には道路を横断するときに守ることの約束として声を出して言わせた。「道路を渡るときはちょっと止まって、右、左、もう一度右を見て、手を上げて車が止まってから渡ります」

 二人ずつの組になって、マットで作った横断歩道の前に止まり、この決まりを言う。そしてマットの横断歩道を渡る練習を2度繰り返した。写真はお手伝いする我ら交通安全推進隊員。「もっと大きな声で!」とか、分かっていない児童には一緒に声を出して言い、覚えてもらう。

 登校のときは1年生だけではなく全校生が一緒、流れがあるのでとてもこんなにゆっくりとはしていられない。信号に従って左折、右折車が止まることを確認できれば良い。

 まだ恥ずかしくて我々の前では大きな声を出せない1年生だが、友達同士や一人で渡る時には時間がかかっても右、左、右と見る決まりを守るようになってほしい。そんな願いを込めた安全教室だった。

 
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テレビ「ガイアの夜明け」

2008-04-23 21:25:15 | Weblog
 案内を貰ってテレビ東京で22日に放映した「ガイアの夜明け」を見た。タイトルは就職戦線…広がる格差。売り手市場といわれる就職戦線では、3年生の時点で何社からも内定を貰う学生がいる一方、受けて受けても内定をもらえない学生がいる。これを就職格差というらしい。

 団塊世代の大量退職の補充もあり、大手企業が採用人員を増やしているので間口は広がっているのだろうが、時代が変わっても大手企業に入れるのは国立や有名私立大学の学生が多いのはないか。一部上場の大手企業に複数の入社が内定した学生は、最終的に何を基準に決めるのだろうか―。

 働く企業を選ぶのにはいくつかの条件を決めているのだろう。しかし理工学部の学生が専攻とは関係のない銀行や商社を望む一番の理由は、生涯賃金の多いことではないだろうか。メーカーは技術者が集まらないで苦心している。

 学生の発言として「業界はどこでも良い」「やりがいを求めて入社したらすぐに失望してしまう」「1次志望、2時志望に落ちてしまった。僕はどうしたらよいか皆さんの意見を聞きたい」など、取り上げられているが、情けないなどと偉そうなことはいえない。目的をはっきりと持ったほんの一部の学生以外はこれが本音だろう。

 面白かったのは模擬面接を上手にこなす藤巻君が「面接用に考えた答えばかり、全部うそをついているように受け取られる」と指摘される場面。そして番組の案内人役、別所広司が「大手企業が内定を出しているのだからOK,内定のない学生はダメ、という場面には、意外と企業の採用はそんなところで決まるのではないか。

 買い手市場でも人材確保がしにくい中小企業。売り手市場では一段と厳しいだろう。試験で担当者が「うちでいいのですか?」と聞くところに切実感が現れていた。 
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ゆうかり誌の製本

2008-04-22 23:04:43 | Weblog
 わいわい楽しい会話をしながらの作業。「ゆうかり」誌6号が完成した。小学校の地域学習室を借りての製本作業にメンバー11名が参加した。毎号作るごとに反省して改善を積み重ねているので作業は要領よく進む。

 作業も6回目になると慣れてくる。私も校舎の裏側に集まって植物の観察をしている3年生の授業を眺めながらホッチキス止めをする。同じパートを担当しているSさんから「何年生?」と聞かれ、即座に3年2組と答えられる。知った顔の児童が数名いるからだ。

 会話をしながらでも作業を間違えることはほとんどない。ほとんどない―ということはたまにはあることになるが、何回かミスをした反対側をホッチキスすることはゼロになった。やり直しがきかないパートもあるが、作業のポイントを上手に掴むようになっているのだろう。

 Sさんとの会話にFさんも加わって、ユーカリが丘線の駅名を募集している話。「新しい駅が出来るの?」「ユーカリが丘駅を除く5駅全部の駅名を替えるらしい」、しかも新駅名に決まった人の中から何名かはオーストラリア旅行の招待があるという。

 そうか、「地区センター」じゃ分かりにくいね。「井野」も古いイメージだ。「中学校前」は新しく出来た公園とその前に作っているマンションをアピールして「宮の杜公園」が良い。「地区センター前」は「イーストタワー前」いやそれだとウエストタワーの人がクレームをつけるのじゃない? それでは「サティ前」、「井野」は「7丁目」などと駅名を考えていく。

 もう少し考えて投票するつもり。製本作業は時間も短縮できて130部を3時間で完成させた。出来栄えも少しずつ良くなっていると自負。製本作業を終えると次の7号の準備が始まる。 
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異常気象?

2008-04-21 21:19:50 | Weblog
 太極拳の当番幹事が先週北海道へ旅行に行った。「千葉は台風のような天気だったらしいが札幌は晴れ。札幌市内や小樽は暑いくらだった」という話。天気予報を見ても札幌は連日20度前後の日が続いている。

 ごく最近まで沖縄と20度近い温度差があったのに、今日も旭川は24度を超えたとか。5月の連休に一斉に咲きだすという梅や桜は、出番が早くなり大慌てしているのではないか。そして山の熊たちも異常な暑さに驚いているのではないだろうか。

 千葉は今朝も弱い東風があり午前中は薄ら寒さを感じた。昼から日が差すとともに急に暖かくなり、スクールガードでは軽い汗をかいた。

 そんな気候でも草花は順調に生育しており、生垣のキンモクセイはいつの間にか10センチも伸びてきた。葉の広がりもあり防犯上の問題がある。今切ってしまうと花が咲きにくくなるようだが防犯を優先する。切るのはよいのだが後始末が辛い。

 最近各地で市民が育てた花が荒らされている。花を愛せない心が寂しい。幸い我が家の狭い庭は花が満開。心を癒してくれる。今朝、ボタンが大輪の花を開いた。


ボタン


名前は分からないが紫の可愛い小さな花


パンジー、クリスマスローズ、ルジナス


パンジー
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