孫6名、ひ孫1名を含めて15ほどが集まる我が家の正月パーティは、今年もコロナ禍でやめることにしました。コロナの感染拡大前は大晦日も遅くまで煮物の匂いがしていたのですが、ここ3年はそれもなしなので寂しい年末を迎えています。
私の今年の一字漢字は「別」(別れ)です。1月に会社の先輩だったAさんが胃がんで亡くなられました。営業担当だった私は販売戦略で多額の経費を使いますが、経理担当だったAさんはいつも趣旨を理解して協力してくれました。
ゴルフのライバルで会社のコンペではドライバーコンテストを競っていました。野球の上手なAさんとは良い勝負だったのですが、仕事の付き合いでゴルフをする機会が多かった私の勝率が、少しだけ良かったような気がします。
3月には地域活動を15年一緒にやってきたBさんが亡くなってしまいました。私よりも若いので先に亡くなるとは考えてもいませんでした。平成18年にスタートしたまちを守る会も発足後6か月過ぎてからスクールガードを始めたのですが、その前に千葉県交通安全推進隊の小竹小学校部会を作り朝の見守りを始めました。Bさんが一緒だったからできたのです。
自治会の防災も一緒に立ち上げました。参考に何か所か自治会の防災訓練を見学に行きましたし、市民防災訓練には必ず2人で参加していました。それだけに急逝はショックでしたが、Bさんの意思を継いで何とかその穴を埋めてきました。
活動状況を定期的に墓前に報告をしていますので何とか納得してくれていると思いますし、何よりも暖かく見守ってくれていると確信しています。来年は後継者に2人で考え進めてきた活動の道を、引き継ぐことが大きな課題です。お二人に感謝しつつ2023年を迎えます。