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工場見学や公共施設の見学会を企画してくれるTさんからの誘いで、ヤマトグループの「羽田クロノゲート」を見学できた。2年前に出来たクロノゲートとは何?羽田にあるのだから物流センターだろうという程度の予備知識で参加した。
パンフレットによると「クロノゲート」は、ギリシャ神話の時間の神〈クロノス〉と、国内と海外をつなぐ〈ゲートウエイ〉=「門、出入り口」の2つの言葉を組み合わせた造語だという。羽田空港、東京港・横浜港、JR貨物駅、それに首都高⇒高速道とマルチ輸送に適した立地なのだ。
東京ドーム2個分の広い敷地に物流センターの他、ヤマトが委託を受けて行うピッキングシステムや家電製品の修理などの多角化した部門もある。何といっても素晴らしいのは物流センターで、送り状のバーコードを読み取るスキャナとコンベアシステムの組み合わせだ。
昼までまだ貨物の少ない時間だったが5台のスキャナが行く先を読み取り、コンベアに乗せて各地域のデポ別に仕分けしていくが、このスピードが驚くほどの早さであること、しかも5台のスキャナ台からメーンのベルトラインに送り込むのだが、その順番をコントロールするシステムには感動した。
私たちが集中管理室を見学したのは午後3時だったが、その時点で処理した貨物は約2万個だった。24時間稼働で特に夜間は量が増えるというから、1日に4万個、月では100万個を超えるようだ。もっともスキャナは最大25台稼働するというから、扱い量はもっと多いのかも分からない。
物流センターは現役の時に見学したこともあるが、そのシステムは進化していて同じようなラインに見えるが内容はまるきり違う。良い勉強をさせてもらった。