明日は防災の日、そしてこの日を含む1週間が防災週間です。テレビでも各局が防災を特集しています。そもそも9月1日が防災の日になったのは関東大震災の起きた日だからです。さらに立秋から数えて210日は台風の多い日と言われていて、明治以降に襲来した台風の中で一番大きな犠牲者を出した伊勢湾台風は、9月1日に三重県に上陸したのです。
今も超大型と言われている台風11号が沖縄周辺で停滞しています。今後の進路はいったん南下してから向きを北に変え、九州方向へ進む可能性が高いようです。地震に比べると台風は予報の誤差があっても、その大きさや勢力を事前に知ることができるので備えができます。
ユーカリが丘で想定している災害は台風と豪雨、強風、それに地震ですが、避難指示が出るような災害だったらどう対応したらよいのかわからないのです。自主防災組織としては頼りないものです。
でも実際に2019年の15号台風では屋根の一部を飛ばされた家がありました。被害を受けた家屋が少ないので私を含めて危機感は薄いのですが、強風で屋根が飛ばされる被害は考えておかなければなりません。
私たちの防災訓練も地震を主体に考えていますが、台風に対する知識も広められる防災組織にならなければと思います。コロナの新規感染者が高止まりしているため、11日に行う自治会の防災訓練は規模を縮小して、まちを守る会の委員を中心にした内容に縮小します。実のあるものにしたいものです。