悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

初めてのお使い

2011-11-30 19:36:56 | Weblog
 「初めてのお使い」(?)タイトルは忘れたが、幼い子どもが一人で買い物に出る。それをカメラで追いかける番組があった。今日のスクールガードでその撮影をしているのではないか、と思う場面に出会った。

 小学校で児童の下校時間を待っていると、宮ノ台方面(駅と反対方向)からの中央通りを小さな袋を持った子が一人で歩いてきた。学校横の五番町団地に住む幼稚園児だと思ったので、入口の横断歩道まで送るつもりで一緒に歩き始めた。

 ところが団地の入口を曲がらずに真っ直ぐと歩いていくので、「どこに行くの?」と聞くと、おばあちゃんの家だという。「おばあちゃんの家はどこ?」と聞いてもはっきりと答えない。横に並んで歩きながら話をするが、知らない人に声をかけられても余計なことは言ってはダメ、と言われているのか、要領を得ない。

 1丁目で曲がるのかと思ったらみずき通りの交差点も渡ってしまう。どこに行くのか分からないが一緒に行ってみよう。幼稚園は年長組みかな?ときいても最初は答えなかったが、慣れてくると少しずつ話をするようになった。

 4歳で年少組なこと、小竹幼稚園に通っていること、クリスマス会が楽しみなことなどを喋り始めた。2丁目を過ぎてもまだ真っ直ぐに行くという。「1回曲がるだけで行けるから」と言うが、どこで曲がるのだろう。

 スクールガードは他の6人に任せてとにかく一緒に歩いた。結局4丁目の高層マンションがおばあちゃんの家だった。マンションに入るのを見届けて戻ってきたが、それにしてもお母さんはよく1人で行かせると思う。

 子どもの家はどこか分からないが、歩いてきた方向から見ると宮ノ台だと思う。駅前の高層マンションまで約2キロある。4歳児の冒険?にお付き合いした。
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「さざんかの会」その2

2011-11-29 18:43:16 | Weblog
 ありがたい住職の法話。お寺に来て仏壇の前に座り、あるいは坐禅することで生きていることを実感する。次に生きていることを両親や亡くなった大切な人たちに感謝する、「ありがたいな~と思う心が大切だ。大災害を受けて絆の大切さが見直されている。

 その原点が両親に対する感謝だと言われる。自分の生命の源が両親にあることをどれだけ感じているだろう。両親がすでになく亡くなっている人たちは、両親を思い出しながら仏壇にお参りをする。家に仏壇のない人は近くのお寺にお参りすると良い。

 優しい語り口の住職の法話は、言われてみれば当然のこととして理解できるが、日常の生活ではつい疎かにしているので、お寺で法話を聞くことの意義がそこにある。坐禅は家でもできるが生き方を見直すことは、やはりお寺に来ないと難しい。

 話題は替わって楽器の女王と言われるハープについて、演奏者金井さんの話。紀元前3000年前に猟に使った弓を原型にして作られたらしい。言われてみれば弓の形をしている。日本には仏教の伝来と同じ6~7世紀に入ってきた。

 当時は3弦だったが今は46と47弦があり、半音上げ下げのペダルを使ってピアノの88鍵の音域をカバーできるという。弦に赤と黒線があるのは、赤が「ド」黒が「ファ」を示しているとの説明だった。

 温度と湿度の影響を大きく受ける楽器で、本堂にほぼ満員の100名が入り、ガスストーブをつけていたので室温が上がり、弦が緩んだので再調整に時間が掛かる微妙な楽器だった。小指を使わず8本の指だけで演奏するという話だったが、今まで何回も近くで見ていながら気がつかなかった。

 癒された1時間半だった。 

 
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自殺

2011-11-28 16:02:23 | Weblog
 厚着をしているので寒くはないが手が冷たい。そろそろ手袋の準備をしなければ、と思いながら南公園で太極拳をしていると、公園の北側を消防車と救急車が通ってすぐに止まった。携帯電話で消防の情報へ掛けると、「救急支援のため消防車が出動中」とアナウンスしていた。

 火が上がっていないので火事ではなさそうだし、救急車が止まったところに建物はあるが  アムウエーの施設で住人はいない。不思議に思っていたら公園を横切って来た通行人が「自殺らしい」との情報を伝えてくれた。

 公園の北西にある小高い森が現場らしい。間もなく救急車が静かに帰ったと思ったら、しばらくしてサイレンは鳴らしていなかったが赤色灯を点けた警察の鑑識車がやってきた。私は見に行かなかったが、自殺ですでに死亡していることは間違いないだろう。

 年齢、性別だけではなく、どんな事情かも分からないが、気の毒としか言いようがない。電車が止まる飛び込み事故や、ビルから飛び降りて通行人が巻き添えの怪我でもしなければ新聞やテレビのニュースになることはない。自殺を日常茶飯で扱われるのが怖い。

 さらに気の毒なのは発見者の子どもたちだ。土曜参観日の代休で公園に遊びに来ていた井野小学校の児童が見つけたらしい。どんな状況だったのかは分からないが、その後も公園で野球をしていた。でも何らかのショックは受けているだろう。心配だ。

 毎年3万人を越える自殺者がでる。大学を卒業しても就職できない、結婚もできないでは若い人は夢の持ちようがない。票目当てに高齢者を優遇してくれるのはありがたいが、若い人が夢を持てるような社会にしてほしい。政府を動かすような活躍を橋下さんに期待しよう。応援しています。
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宝樹院の「さざんかの会」

2011-11-27 20:31:24 | Weblog
              本堂でのコンサート
 
 坐禅を毎日家で行うようになったことと、第1日曜日の坐禅会は満席になるので新しい人を優先して欲しいと思う気持ちとで、最近はお寺の会には参加していない。それでも境内のさざんかが咲く頃に行われている「さざんかの会」の招待状を今年もいただいた。

「さざんかの会」はハープによるコンサートなので毎年楽しみにしているが、他の用事と重なることが多い。久しぶりだとは思っていたが副住職のお嬢さんが奏でるバイオリンが、今年で3年目だという紹介を聞いて驚いた。私が音楽大学生になったお嬢さんの演奏を聴くのは初めてだから、2年間参加していなかったことになる。

 今年もメーンは8年目になるハープ奏者の金井早苗さん。ハープの演奏にあわせて般若心経を唱えて開会。最初はお嬢さんとその仲間2人を加えたトリオのバイオリン演奏で、♪くるみ割り人形など3曲を聞かせてくれた。

 続いて金井さんのハープは♪ノクターンや♪スマイルなどの明るい曲と、シャンソンメドレーは♪枯葉、♪ばら色の人生、♪愛の賛歌と愛の歌を選んでこられた。大震災に配慮した選曲だという解説があった。

 皆さんと一緒に歌いましょう、のコーナーでは、♪里の秋、♪もみじなどの懐かしい曲をバイオリンとハープの演奏で歌った。最後は♪千の風になってでフィナーレ、アンコールは♪ふるさとの合唱と、檀家や坐禅会から参加した約100名の人たちが楽しんだ1時間半の演奏会だった。
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節電のご褒美

2011-11-26 21:30:21 | Weblog
 7月分の達成賞として申し込んだ讃岐うどんセットが当たり、JTから受け取った。ある会合でくじ運の悪い私が当選したので次はカメラを狙うと宣言したら、そんな簡単に当たるものではない、と言われてしまった。そうだろう。8月分も目標を達成したので、カメラと空気清浄機に応募したが見事にはずれ。

 前年比15%の節電はそんなに難しいことではないから、問題意識を持って登録をした人ならほとんどが達成できると思う。その中で私が当たるのは登録している人が少ないのだろう。パソコンに詳しい仲間と話をしていても登録した話を聞いたことはなかった。

 9月分も達成したので「だめもと」と思いながら申し込むと、今度は花王の「アタックネオ」ギフトセットが当たった。当選しても何の連絡もなく、ある日突然商品を送ってくる。留守にしていていたのでヤマト宅急便の不在案内を見て「ひょっとしたら」と思い連絡して商品を受け取った。

 第1から第3希望まで申し込めるようになっていたが、何番目で申し込んだ分かは忘れてしまった。コジマの商品券やソニーのカメラも書いたが、方針を変更して当選の確立を高めるために数量が200セットと多かった花王を1番にしたのかも分からない。

 節電に協力して電気代を安くした上に3000円のセット商品がご褒美となった。ただ暑い日でもクーラーをつけずに我慢した結果だ。来年度同じ企画があったとしてもさらに15%以上の節電は難しい。

 今でも資源エネルギ庁がこのような企画をしていることを知らなかった人が多かったのだろうと思っている。本当にくじ運が強くなったのなら、年末ジャンボを買わなければならないのだが―。
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骨粗しょう症?

2011-11-25 19:54:08 | Weblog
 いつ頃からだったか、家の中でズボンの裾を踏むのが気になっていた。一部の高校生のように下着が見えるまでベルト位置を下げて、ズボンをずり下げているのではない。逆にズボンがずれ落ちないようにバンドをきつめに締めている。

 それでも裾が擦り切れてくる。確かに足は短いので少しでも長く見せようと、股下を長く作っていたかも分からない。でも今までは引きずることなどなかった。女性は骨粗しょう症で骨が縮むことがあると聞いたことがある。

 子どもを生んでいない男でも同じように縮むのだろうか?保健センターに会議で行ったとき、ロビーに置いてある身長計で測ってみた。すると15mm低くなって168.5cmしかない。信じられない。自分で計るので誤差が出るのではないか、掛かりつけの医院で計ってもらおう。

 薬を貰いに行ったついでに計ってもらうと12mmと減少値が少し減った。計測器の柱に思い切り身体を伸ばして立った成果だろう。「男でも骨粗しょう症ってあるのですか」と先生に聞くと、「もちろん男性にも起きることはあるがほとんどは50歳以上の女性の病気」で私のは病気ではないという。

 腰椎の軟骨が減ってきたのだろう。軽いヘルニアで足がしびれて、軽い痛みを感じたことがある。軟骨が横に出て神経を刺激するらしい。しかし、今のところ毎朝のラジオ体操とストレッチで痛みを抑えている。

 気持ちは若いつもりでいるだけに、家ではズボンを踏まないように、裾を折り曲げている姿が悲しい。もっともまだ靴を履くけば引きずることのないのが、せめてもの救いだ。
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保護者からのコメント

2011-11-24 19:54:11 | Weblog
 18日付のミニ集会に保護者からコメントをいただいた。その方も集会に参加されていて終わったら私に挨拶を、と考えておられたそうですが、私たち2丁目のまちを守る会から出席した4人は、スクールガードの時間と重なったため、途中で退席したので残念ながらお会いできなかった。

 保護者と学校、それに地域の人たちの集会といっても中々本音の話はできない。今年は災害というテーマがはっきりとしていたので良かったが、通常は出席者全員に自己紹介と挨拶を回すだけで時間がなくなってしまうし、ほとんど初対面の保護者と地域の人たちだから無理はない。

 保護者の方々は「いつもスクールガードをありがとうございます」と仰るのだが、一方で「2丁目のHさんは子どもが怖いといっている」という意見を聞くことがある。確かにHさんは子どもたちに厳しく注意することもあるが、子どものために注意している。

 下校途中で傘を振り回してけんかをすることがある。そんなときに傘を振り上げている子を叱りつける。言葉は多少きついかも分からないが、一緒にいる私たちは当然だと思っている。私もランプ付きの赤色棒でお尻を叩くことがある。

 「おはようございます」「さようなら」の挨拶が自然にできるように身につけて欲しいと思い、無言の子どもに「挨拶は?」と声をかける。でも活動も6年目になると性格によって大きな声を出せない子や、甘えて、挨拶よりも「今何時?」と聞く子どもの気持ちも分かるようになった。

 最近は、挨拶をあまり強く強要して、スクールガードのおじさんが怖いからと、学校に行くのを拒否するようににでもなったら困る、と考える余裕も出てきた。甘やかすのではないつもりの私たちの思いを、ブログで知っていただけたらうれしい。
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喪中のハガキ(2)

2011-11-23 19:58:55 | Weblog
 都内向島に住むYさんも亡くなった。年齢は私とほぼ同じでまだ若い。家は向島花街の中にある3階建てのビルで、1階が美容室、2階と3階がお住まい。さらに屋上があり、隅田川の花火大会に呼んで頂いたが、隣の屋上は芸者さんが入った花見会、横目で見ながらの特等席だった。

 Yさんのビルは川のすぐ近く、打ち上げ場所も100メートルくらいしか離れていないので花火の音はお腹に響く迫力があった。屋上のコンクリートが日に焼けて熱すぎるときは水を撒いてくれていたし、座って見上げていると首が痛くなるので、横になって見られるように工夫してくれたときもある。

 7月の第4土曜日はユーカリまつりとかち合うため、自治会や社協に絡むようになると祭りを休めなくなったので、ここ4年ほどは伺っていなかった。今年は震災の影響で花火大会が8月にずれ込んだので、一度お会いしたいなと思いながらやはり時間が取れなかった。

 Yさんは糖尿病を患っていたので軽い運動をするように医師からも言われていた。でも太り気味で歩くのが容易ではないしあまり好きでもなかった。Yさんは仕事関係の友人だったが、退職してからは年に1度しかお会いしていなかった。

 厚生年金基金のバス旅行にご一緒しましょうと約束したが、それも果たせなかったのが残念だ。痛風の専門医を紹介したのがお付き合いのきっかけだったが、川岸には桜並木の公園があるのでウオーキングをする機会はいくらでもある。健康管理に努力して欲しかった。

 

 
 
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東海村社協の視察

2011-11-22 20:54:19 | Weblog
 東海村社会福祉協議会から17名の福祉委員、社協職員、市職員がユーカリが丘地区社協の視察に見えた。ユーカリが丘社協の活動、特にスマイルサービスと先駆的事業部の支援活動に関心があるという。

 ユーカリが丘社協からは三役8名が出席し、10時からの2時間ユーカリが丘社協から活動の説明と質疑を行った。災害時の支援活動については、内容よりも自治会と社協の役割分担について質問があった。

 私たちもジレンマを持つのは、高齢者や身障者への支援は自治会が行う活動で、社協が今更口を出すことではないと考えている。しかしほとんどの自治会は、役員が毎年交代してしまうため、制度の必要性を感じても、強いリーダーがいないとなかなか発足までに至らない。そこで社協が資料を提供してお手伝いすることになる。

 スマイルサービスは利用時間による有料制に関心があり、なぜ有料?という雰囲気だった。調べてみると東海村は原子力発電の企業があるため国や県からの補助金などが多く、人口は3万8千人と佐倉の22%なのに、一般会計予算は181億円と佐倉市の45%と豊かな財政だ。

 収入で目につくのは固定資産税の大きいことで77億円(収入の42.5%)もあること。原子力発電所を廃止するようなことになったら、村の財政はどうなるのだろう。原発を廃止するにしても時間をかけなければならない。

 40人乗りくらいの中型バスで見えたので市の所有かと思ったら、社会福祉協議会名が書いてある。社協の予算も調べてみてさらにびっくりする。佐倉市社協の予算が3億5千万円なのに東海村は5億円。サービスの内容が違うのは当然で、視察したいのはこちらの方だ。

 市の補助金も充実していて、子どもの医療費の補助も中学校卒業まで1日600円限度、2日以上は1200円限度ですむ。また子どもを乗せる2人乗りの自転車購入には、費用の50%補助などというのもある。高齢者、障害者に対しても手厚い保護がされている。

 原発の不安はあるものの住民は廃止、継続、どちらを選択するのだろう。
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落し物

2011-11-21 19:07:35 | Weblog
 朝の見守り時に「おはようございます」といつも明るいあいさつをする1年生の女児が悲しそうな顔をして交差点にやってきた。「おはよう!」と声をかけても返事がない。「元気がないけど転んだのかな?」と聞くと落し物をしたと言う。

 上履きを落としてしまったという。2丁目の児童で冬休みのちびっ子パトロールに参加してくれたし、防災訓練のときはリーダーとして前に並んで一緒にラジオ体操をしてくれたので、Aちゃんの名前を知っている。

 探しに戻る時間はないので「小網さんが帰りに探してあげるから、先生に言ってスリッパを借りなさい」と言って学校に行かせた。帰り道にAちゃんの通学路を探してみたが見当たらない。

 その途中で高校生の自転車と車の接触事故の現場に出会い、怪我はないというが後で病院に行くようなことになると困るので、とりあえず佐倉警察署に連絡するように電話番号を教えたりしていたら、太極拳の時間が迫ってきた。

 そこで落し物のことは忘れてしまい急いで帰宅したのだが、この落し物がひょんなことで見つかった。2時のスタートで、青色パトロールカーによる町内巡回しながら同乗の仲間にAちゃんの落し物のことを話していたら、偶然みずき通りに面した家の門にぶら下がっている袋が目に入った。

 ひょっとしたらと思いながら袋を開けてみると、中は運動靴、名前もAとある。誰か拾ってくれて人が門にかけてくれたのだろう。ちょうど1年生の下校時間だったのでスクールガードをしている仲間に渡し、無事Aちゃんに戻った。

 青パトの中では、落としたと言ってるけど家に忘れたのかもしれないね、などと話していたが、Aちゃんの話は正しかった。でも良かったね。

 
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