NHKのクローズアップ現代によると韓国で「イエスジャパン現象」が盛んだそうです。2019年のノージャパンからの大きな変わりようは、ユンソンニャル政権の影響もあるようですが、より大きいのは若者がJ―POP、アニメ、映画などで日本の文化に触れているからだそうです。
18才から29歳までの若者層に好感度を持つ国はと聞くと、日本と答える若者が43.9%になるそうです。日本が先進国で、自分たちは発展途上国と思い込んでいた人たちとは違うのです。一つには一人当りのGDTは日本を追い抜いて韓国の方が上になり、経済的にも自信を持っているのです。
日本料理店だけではなく韓式の居酒屋でも日本の「おまかせ」が流行っていて、面白いのは韓国人を対象にした店で、日本語だけを話すところがあるそうです。日本文化に憧れるというのではなく、ゆっくりとして(韓国語に比べて)日本語に人気があるようです。
また、韓国語のハナボノと日本語のイルボノを合わせた「ハンボノ」という言葉が流行り、まじコマウォヨ=本当にありがとうとか、ハチャニュン人間=つまらない人間などという使い方をしているそうです。
コロナ後の来日観光客で国別に一番多いのは韓国で、その目的も観光地を巡るよりもゆっくりとできる地方都市を楽しんだり、高齢者を大事にする文化に触れて学ぶなどはっきりとしているそうです。
40代、50台とは違い日本に対する劣等感はないものの、反日教育を受けて育っているので、今後の政権によっては逆戻りしてしまうこともあるでしょう。この関係を大事に育てたいものです。