23年度の犯罪実績

　23年度、警察が認知した2丁目の犯罪は5件で前年比半減となった。幸い忍び込みや空き巣の侵入盗はゼロだったが、ひったくりが増えて3件（前年度1件）それも3月の後半に2件続いた。（他の2件は自動車盗と自転車盗だった。）

　悔しいのはいずれも我々のパトロールが終わった後に狙われている。19日は青色パトロールカーによる巡回のあとであり、30日は約20人が二組に分かれてパトロールをして間もなく発生している。

　犯人は私たちがパトロールする時間を知っていて、そのあとは安全と見たのではないか。被害者はいずれも高齢の女性で、歩いていてバッグをひったくられた。被害額などの情報は私たちに知らされないので分からないが、新聞等によると八千代市で95万円のひったくり被害を受けた人もいる。

　犯人は50ccのオートバイを使うがナンバープレートは白く塗りつぶしてあり服装は黒、そして顔までかぶるヘルメットなので手がかりがない。怪我がなかったのだけ良しとしなければいけないのだろう。

　昨年度佐倉市内で発生したひったくりは28件、そのうち26件が志津、ユーカリ地区に集中している。警察は犯人が5分も走れば八千代警察管内に逃げられる土地柄が原因と見ている。

　青色パトロールカーの巡回のときに、ショルダーバッグはタスキがけにして建物側に持つ、手提げのバッグは腕でしっかり抱いて歩く。オートバイの音がしたら後ろを売りかえって運転手の顔を見る、などのスピーカーで注意しながら回るのだが徹底しない。

　自転車の前かごにネットを被せてと忠告しても中々守られない。自己責任と言いたい場面もあるが、パトロールをしている以上、今年度は事件ゼロを目標にしていきたい。

　事件後は、オートバイが後ろから近づいてきたら近くの家に敷地内に逃げ込むように、と訴えている。ちなみにユーカリが丘・宮ノ台の事件件数はひったくりが9件、忍び込みが9件、空き巣が1件、自動車が8台と自転車が55台盗まれている。