新聞によると政府は地震などの災害に備えて、マイナンバーカードに紐づけたスマートフォンの避難支援アプリの普及に乗り出すという。各避難所の名簿作成に迅速化、支援物資の適切な配布などに活用できます。
災害発生時に居住地や被災状況の応じた避難所に地図がスマホに連絡されるほか、倒壊等で避難所が使えなくなった場合は新たな避難先が案内されるそうです。
指定避難所では避難者のスマホからQRコードで情報を読み取り、氏名、住所、電話番号などの登録が瞬時に行えるようになります。従来は避難所の人数は把握できても、男女別、年齢別などその内訳をまとめるまでには相当な時間を必要としていました。
私は同時に在宅避難者や車上避難者の情報もつかむようにして欲しいと思います。一人一人が避難所まで出向くのは大変ですから、自治会、あるいは自主防災組織がそれぞれのQRコードを読み取ってまとめることは可能でしょう。地区別に在宅・車上の避難者が何名いるか、そしてその内訳までつかめれば食事などの支援もしやすくなります。
避難所への入所者も在宅等避難者も同じアプリを使って支援体制が組めれば、在宅避難者を選ぶ人は増えます。避難所は家の倒壊などで利用しなければならない人に絞ることが、避難所を効率よく運営する唯一の方法だと思っています。市町村ごとの対応になるようですから、佐倉市も前向きの取り組んで欲しいと思います。