大晦日のラジオ深夜便「こころの時代」は浜松医科大学の名誉教授・高田明和先生の「医者の禅修業」だった。11月放送分の再放送だったがそのときも頭の部分は聞いていたがいつの間にか寝入ってしまった。今回も2時台の大阪で行われた感謝の集いのロマンチックコンサートを聞いていたので最後まで聞く自信がない。録音をセットした。
案の定、後で録音で聞くことになった。先生の話では坐禅は姿勢を正し、ゆっくりとした呼吸をするので老化に対する抵抗力を強めると言う。さらに記憶力も良くなると言う。私の体験から言えばここ4年ほど風邪を引いたことがないので、老化に対する抵抗力を強めることはあるように思う。しかし記憶力が良くなっているとは思えない。まだまだ修行が足りないのだろう。
坐禅の呼吸は深呼吸とは違い、坐禅では丹田呼吸と言う。お臍の下の丹田に力をいれて腸を押し上げたり下げたりの呼吸をする。詩吟や謡曲の人たちの声の出し方と共通するらしい。瞬間的に脳の酸欠状態を作ることでうつ病の治療薬に使うセロトニンという物質がでるので、うつ病の予防にもなるという。
毎日3回に分けて計3時間も坐るという先生とは比べものにならないが、毎日坐っているので目線がいかに大切かと言う先生の話は理解できる。半眼で1.5㍍か2㍍先に目線を置くよう言われるのだがこれが難しい。ぼやけたり視線が動いたりしてしまう。
しかし目線がしっかりと定まった時は、一から十まで数えている数字だけに集中できるようになる。その時に雑念は不思議と湧かない。先生は妄想、煩悩を払拭すると言うが私には雑念くらいにしか理解できない。
余計なことだがロマンチックコンサートで歌った伊東ゆかりさん、話もうまいし声も若い。「恋のしずく」「小指の思い出」は昔銀座の美松で中尾ミエ、園まりと三人娘として出演していた時を思い出した。その彼女も60歳になった。同じように年を取っているのだから当然のことだがいつまでも若い彼女をイメージしていた。娘の宙美さんの歌声もお母さんにそっくりで上手い。
来年は古希を迎える。避けて通れない老化と上手に付き合っていきたい。
みなさんも良い年をお迎え下さい。
案の定、後で録音で聞くことになった。先生の話では坐禅は姿勢を正し、ゆっくりとした呼吸をするので老化に対する抵抗力を強めると言う。さらに記憶力も良くなると言う。私の体験から言えばここ4年ほど風邪を引いたことがないので、老化に対する抵抗力を強めることはあるように思う。しかし記憶力が良くなっているとは思えない。まだまだ修行が足りないのだろう。
坐禅の呼吸は深呼吸とは違い、坐禅では丹田呼吸と言う。お臍の下の丹田に力をいれて腸を押し上げたり下げたりの呼吸をする。詩吟や謡曲の人たちの声の出し方と共通するらしい。瞬間的に脳の酸欠状態を作ることでうつ病の治療薬に使うセロトニンという物質がでるので、うつ病の予防にもなるという。
毎日3回に分けて計3時間も坐るという先生とは比べものにならないが、毎日坐っているので目線がいかに大切かと言う先生の話は理解できる。半眼で1.5㍍か2㍍先に目線を置くよう言われるのだがこれが難しい。ぼやけたり視線が動いたりしてしまう。
しかし目線がしっかりと定まった時は、一から十まで数えている数字だけに集中できるようになる。その時に雑念は不思議と湧かない。先生は妄想、煩悩を払拭すると言うが私には雑念くらいにしか理解できない。
余計なことだがロマンチックコンサートで歌った伊東ゆかりさん、話もうまいし声も若い。「恋のしずく」「小指の思い出」は昔銀座の美松で中尾ミエ、園まりと三人娘として出演していた時を思い出した。その彼女も60歳になった。同じように年を取っているのだから当然のことだがいつまでも若い彼女をイメージしていた。娘の宙美さんの歌声もお母さんにそっくりで上手い。
来年は古希を迎える。避けて通れない老化と上手に付き合っていきたい。
みなさんも良い年をお迎え下さい。