読売新聞の「時代の証言者」で「ボク、認知症」を22日間連載した長谷川和夫先生のことは前に少し触れました。認知症を研究するお医者さんですが、ご自身が認知症患者になってからの思いをまとめたものです。
特別なことをするのではなく、ちょっとした気遣いをすることで、認知症の方とも安心して接することができるのです。もちろん認知症になっても感情は普通の人と何も変わらないのです。そのことについては機会があったらまた取り上げていきます。
分かったようなことを言いますが私も実際は理解できていないのです。先日も軽い認知症の方と会食をしました。ここ3か月ほど外出することがほとんどなくなってしまったそうで足腰が弱っているのですが、食が進みよく食べるので食欲があれば大丈夫だと思っていました。
普段からあまり口数は多くないし、特に最近は耳が遠くなったので数人集まった時には話の輪に入れないのです。88歳ですが酒は飲まず、今までは食べるといっても量は多くなかったのです。ところがこの日は箸が止まらないくらいどんどん食べてしまうのです。
ちょっと食べすぎではないかと思った時は遅かったのです。前に倒れるように腰を曲げて嘔吐を始めました。目をつぶっていますが苦しそうではないのですが、見た目では意識があるのか分かりません。
AEDの講習で教えられているように脈をとると弱いのですが規則正しいし、左右の腕を持ち上げてもマヒは感じません。それでも私は救急車を呼んだほうが良いのではないかと思ったのですが、一緒にいたAさんが大丈夫だと言います。
幸い15分ほどして水が飲めるようになると顔色も良くなってきました。奥さんから多少認知症の症状があると聞いていたのですから、食べるもの、量に気をつけていなければいけなかったのです。
仲間の会話に加われない、話すこともない、食べる事しかなかったのでしょう。耳の近くでゆっくりと話しかけると会話は成立するのです。気配りが足りなかったと反省しています。
特別なことをするのではなく、ちょっとした気遣いをすることで、認知症の方とも安心して接することができるのです。もちろん認知症になっても感情は普通の人と何も変わらないのです。そのことについては機会があったらまた取り上げていきます。
分かったようなことを言いますが私も実際は理解できていないのです。先日も軽い認知症の方と会食をしました。ここ3か月ほど外出することがほとんどなくなってしまったそうで足腰が弱っているのですが、食が進みよく食べるので食欲があれば大丈夫だと思っていました。
普段からあまり口数は多くないし、特に最近は耳が遠くなったので数人集まった時には話の輪に入れないのです。88歳ですが酒は飲まず、今までは食べるといっても量は多くなかったのです。ところがこの日は箸が止まらないくらいどんどん食べてしまうのです。
ちょっと食べすぎではないかと思った時は遅かったのです。前に倒れるように腰を曲げて嘔吐を始めました。目をつぶっていますが苦しそうではないのですが、見た目では意識があるのか分かりません。
AEDの講習で教えられているように脈をとると弱いのですが規則正しいし、左右の腕を持ち上げてもマヒは感じません。それでも私は救急車を呼んだほうが良いのではないかと思ったのですが、一緒にいたAさんが大丈夫だと言います。
幸い15分ほどして水が飲めるようになると顔色も良くなってきました。奥さんから多少認知症の症状があると聞いていたのですから、食べるもの、量に気をつけていなければいけなかったのです。
仲間の会話に加われない、話すこともない、食べる事しかなかったのでしょう。耳の近くでゆっくりと話しかけると会話は成立するのです。気配りが足りなかったと反省しています。