悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

今年の目標「結跏趺坐」達成

2006-12-30 19:31:30 | Weblog
 
毎朝家で約20分の坐禅を組む。結跏趺坐を苦もなく組める人は足が長いのだろうと思っていた。ある時住職から「生半可という言葉は半跏趺坐が語源だ」と聞く。足が短いから私には無理だと決め付けていたが、考えてみたら坐禅をするお坊さんも皆が足の長い人ではない。

 1月の坐禅会で参加者がそれぞれ抱負を述べる。私は10年近くも坐禅会に参加していながら般若心経は暗記できていないし、結跏趺坐も出来ない。お寺の坐禅会では半跏趺坐でも正座でも良いとされているのだが、まず結跏趺坐で座ることを目標に決めた。

 坐禅の前に股関節の運動を始めた。元旦から始めた15分の運動で、4ヵ月後にはなんとか結跏趺坐らしい座り方が出来るようになった。

 その後も結跏趺坐での坐禅を毎日続けている。目標達成だ。

 足の短いのは事実だがそれが原因ではなかった。体が硬すぎただけだった。
恐ろしい思い込み。改めて毎日続けることの大事さを知る。来年は般若心経の暗礁を目標にする。
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感動!「硫黄島からの手紙」

2006-12-29 21:06:05 | Weblog
 文芸春秋新年号の「硫黄島 栗林忠道の士魂」を読んで映画『硫黄島からの手紙』を見た。硫黄島に対する漠然としたイメージは持っていたが、東京都小笠原村に属しており、航空自衛隊入間基地からC130で3時間で行けることも知らなかった。

 アメリカ留学の経験がある栗林陸軍中将は、すでに勝ち目のない戦であることを十分知っており、サイパンが陥落したら和平交渉を始めるべきとの上申もしていたという。こういう上申を受け入れなかった幹部が戦争犯罪人として処罰されたのだろうか。

 戦争を始めたことにはそれなりの必然性を認めたとしても、戦況を正しく分析し和平交渉の決断をしていれば、その後の東京大空襲や広島、長崎の原爆投下もなかったのだから―。歴史に、―れば、―たら、をいっても仕方がないのだが、どうしてもなぜ?と考えてしまう。

 世田谷区の半分しか面積のない硫黄島、日米合わせて2万7千人(内日本人が約2万人)もの戦死者を出す激戦地だったが、当初米軍は物量、兵力の圧倒的な差から5日で陥落できると踏んでいたが、栗林中将の地下要塞を堀めぐらす作戦と、玉粋させずに最後まで戦戦法で激戦は36日間にも及んだ。
 
 「最後まで戦うことは後世の人たちに理解される」や「天皇陛下バンザイ」「靖国で会おう」など、豊かな国になった今、考えなければならないセリフが多い。

 現在の硫黄島は自衛隊の基地があり通常では一般人の立ち入りが出来ないという。しかし、遺骨の収集は戦死者の40%しか行われておらず、未だに1万2千人の遺骨は残されたままらしい。

 知識も少なく、その少ない記憶も薄れてしまう戦争の歴史を学習しなければならないし、この犠牲の上に今日があることを忘れてはなるまい。素晴らしい映画だった。硫黄島の戦闘を米国側から描いた『父親たちの星条旗』とともにお奨めする。

 観客に女子中学生の3人組、親子の2人連れが目に付いた。若い人たちが見てくれることは嬉しい。どう受け止めているのだろう。

お奨めの参考資料:http://www.iwojima.jp/
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飲み会のタバコ

2006-12-28 16:58:11 | Weblog
 押し迫った年内にもう一つ忘年会を考えたが、新しく加わったメンバーはタバコの煙にことのほか弱い。したがって喫煙者のいる会合には残念ながら出られないと言う。

 よく使うスナックを会場に考えていた。貸切の時には室内を禁煙として、喫煙者は外に出て吸って貰うルールにしているのだが、今回はメンバーが5名、うち2名が喫煙者だ。そのルールを使っても他の客が来たら禁煙にするのは難しい。結局中止にした。

 私も喫煙者の多い会合はできれば避けたい。やむをえない時は、我がままを言ってタバコを吸う人は換気扇の近くに座ってもらう。

 健康クラブの忘年会は37名の参加者だったが喫煙者はゼロ、一方、菜園クラブは15名しか参加しないのに半分以上の8名が喫煙者と会によって様々だ。

 12名くらいしか入れない沖縄料理の店での新年会があるのだが、室内禁煙だとの注釈がついている。私は大歓迎だが喫煙者は寒さを我慢して外で吸うことになる。

 これからは飲み会の案内に喫煙の可、不可を書き入れ、酒を飲むのにタバコが吸えないなら欠席、あるいは喫煙者が多いから欠席という選択をするようになるのだろうか。
 

 
 

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そば道場

2006-12-27 09:46:58 | Weblog
 「我慢して水回しをもう少し長くやってみよう」と言う先生のアドバイスがあり2分ほど長く水回しを続けると卵大になった。今まではここまでやらず括っていた。

 水回しをしっかりやると、まとめから菊練りの作業がぐっとやり易くなり、しかも短縮できる。

 安曇野の新そば粉は味が良いので友人に食べてもらうと「美味しい」と言ってくれる。でも嬉しさはまだ半分だ。最近は「良くこんなに細く切れるね」とも言われるようになったがまだ不満足。繋がりが悪くたたんだ幅の15cm位で切れているのが多い。

 うどんは60cm位のものも出来て、うどんすき鍋などで椀によそると長すぎて苦労することがある。そばもせめて30cmにはしたい。先生はそんな目標を聞いてくれてのアドバイスだった。

 挽きたて打ち立て、そして茹で立てがそばの醍醐味だ。帰ってすぐに茹でる。
OK、繋がりがほぼ目標のように出来上がった。本来の味に加えて出来上がりの満足感が加わって最高の味だ。

 今年最後のそば道場も大きな収穫を得て終了した。

 この調子で30日に年越しそばをに二八で2Kg打つ。出来栄えが楽しみだ。
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メール連絡網の失敗

2006-12-26 20:18:46 | Weblog
 メールアドレスを持っている人に登録してもらい、例会前に情報を流していた連絡網での失敗談。

 昨夜メール通信で健康体操サークルのコーチから、明日の例会は「公園での開催なので雨の場合は中止」と流してきた。

 予報通り朝から雨。ところが実際は公園ではなく、室内のホールが会場だった。間違い情報だったのだ。皮肉なことにメールで情報が届かなかった人が参加でき、メール登録者は間違い情報によって欠席する羽目になった。

 室内を借りていたのではないかと気になって出かけてみた私や、雨で中止の場合でも取り合えず会場まで足を運ぶコーチは参加したが、結局今年最後の例会にもかかわらず出席者は通常の半分にも満たない。

 メール通信の情報が届かない為に不利益を受ける例は多いが、個人情報保護法などと難しいことを言わず、積極的に連絡網に参加してくれている人に迷惑をかけてしまった失敗談である。 



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太極拳

2006-12-25 14:35:26 | Weblog
 毎週月曜日の朝8時半、南公園に集まる太極拳も年内は今日で終わり。連休やお盆なども休まず続けてきたが、さすがに元旦だけは休み、新年は8日が初の集まりとなる。

 年末は参加者も減るのではないかと思っていたがなんと23名も集まる。
秋口に地域のミニコミ誌とCATVで取り上げてくれた効果で、新しい人の参加が増えた。

 簡単な24式の太極拳だが流れを覚えるのは意外に時間がかかる。私もなんと頭が悪いのだろうと自己嫌悪に陥ったこともあったが、毎週2回参加していると1年間で自然と身体が覚えてくれる。

 新しく参加した人たちは同じように悩んでいる。「大丈夫です。1年続ければ必ず覚えられる。覚えようなんてあまり考えないほうがよいですよ。それよりも朝早くから公園に集まることが健康によいと考えては?」とアドバイスする。

 現に体調が良くなったとか、青空の下で話の出来る仲間ができたのが嬉しいなどとの声がある。

 ゆっくりとした動き、深い大きな呼吸に効果があるのだろうか。

 先生は師範の資格を持つKさん。会費を取らないだけではなく毎回ポットにお茶を持ってきて振舞ってくださる。御礼はもちろんお茶や紙コップの実費を申出ても絶対受け取ってくれない。

 「私が皆さんに元気をもらって感謝しています」といわれる。ボランティアの原点を教えられる。

 *補足 北公園では年内が28日まで、新年は4日から集まりがある。
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スクールガード 終業式

2006-12-24 15:54:15 | Weblog
 4月にはランドセルの重みで後ろに転んでしまうのではないかと心配した1年生も、遠足や運動会を経験した二学期がおをるころには一人前の小学生になり、通学路でも走り回っている。

 「おはよう」「さようなら」と言う挨拶もほとんどの児童から元気で大きな声が返ってくるようになった。

 カット絵を入れたり、ひらがなにするなどの工夫をした大きな名札をさげた。名前を覚えもらうようになると、通学路だけではなく地域のお祭やスーパーマーケットなどで会った時にも名前を呼ばれるようになった。

 下校時に喧嘩をすることもある。遊ぶ約束に入れな、と仲間はずれにしているときもある。いじめが問題になっている時なので気にもなるが、子供同士の世界を尊重し、できるだけ温かく見守ることを原則にしている。

 親しさが増すとともに友達感覚で接してくる児童への対応、歩道上で駅に向かう通勤、通学の自転車との共存のあり方など課題も多い。地域住民と児童との関係を模索しながら、学校、PTAとの関係をより密にしなければならない。9ヶ月の反省を踏まえて、三学期の活動をより充実したものにしていきたい。
 
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スクールガード S君のこと

2006-12-21 20:44:16 | Weblog
 今朝も道路の反対側で信号待ちをするS君からから「おはようございます」と元気な挨拶がある。ほとんどの児童はすでに交差点を通過しており、急がないと遅刻してしまう時間だ。

 どの児童にもできるだけ目線をさげて、朝は「おはようございます」、下校時は「お帰りなさい」とか「さようなら」と声をかけると、1年生、2年生の下級生ほど大きな元気な声で返事がある。

 S君は2年生で身体は大きい方だがいつもポケットに手を入れてうつむき加減に歩いていた。そしてかならず一人ぼっち、しかも挨拶に元気がないので二学期に登校時のスクールガードを始めた時から気になっていた。

 次の信号まで一緒に歩いた時、「ポケットから手を出しなさい、転ぶと怪我をするよ」と注意したのがきっかけだった。一緒に住んでいるおじいさんからも言われたことがあること、お父さんはいないのでお母さんの実家に帰っていること、そしてお母さんは働いているので自分より早く家を出ることなどを話しだした。

 学校から帰った時におばあさんが留守で表で50分も待たされた話には、「じゃあ怒ったんだ」というと、「それはそうだよ、50分だよ」「それは大変だったね。おばあさんに帰ってくる時間が伝わっていなかったんだよ」

 そんな話を毎日少しづつ続けていたが、10月の連休にお母さんと北海道の旭山動物園に行ってきたことを話すようになる頃には、挨拶も笑顔で声も大きくなり、私達の姿を見るとポケットからサッと手を出すようにもなってきた。

 冬休みも近くなった寒い日でもポケットから手を出して歩いてくる。どうだい、手を出しているよ、と得意な顔に見える。「偉いぞ!」と褒める。「でも寒いよ」
と甘えてくるので「頑張れ!」と励ます。

 下校時もまだ一人ぼっちではあるが「ただいま、さようなら」と言えるようになった

 お母さんと話す時間が少ないのかも分からない。家庭内の話を聞いても良いのだろうか、という迷いもある。でも歩きながらの朝のちょっとした時間に会話を交わすことで、子どもたちが明るい方に変わってくるならそれもよいのだろうと今は考えている。
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手作り料理の忘年会(2)

2006-12-19 14:11:34 | Weblog
 ダーツの会は「おやじの食事学同好会」のメンバーが主となって、手作り忘年会とした。料理は手打ちうどんをメーンにして5品で、コミュティセンターの調理室を会場に9時から調理を始めた。

 参加者は会員15名と子供を含むその家族が加わって計24名。毎週日曜日午前中の例会は本人だけが出てきて家族は留守番となる。これからも楽しくダーツを続ける為、その家族に感謝をするというのが趣旨だった。

 楽しくつくり、美味しく食べる為に子供たちにも料理を手伝ってもらった。ただノロウイルスが原因の感染性胃腸炎が流行しているので、手洗いから始まり衛生面では十分に注意するよう注意し合いスタートした。

 私の担当した「野菜たっぷり煮込みうどん」も当初は鶏肉をベースに野菜をたっぷりと加え、さらに牡蠣も入れるる予定だった。加熱すれば牡蠣に問題はないといわれているが、神経質な人のことも考え鶏肉と牡蠣を豚肉にかえた。

 レシピで指示された以上のシイタケ、昆布に塩、薄口しょうゆ、みりん、和風だしの素の調味料を使い、うどんを加えるときに削り節とネギを入れた味は薄味でまろやかさもあり好評だった。男性の出席者に加わってもらって打ったコシの強いうどんは、さらに茹で立てで食べてもらう為に鍋の状態を見ながら追加をしていった。

 11時半からの会食はビール、焼酎などのアルコールが進み。前週行われた年末大会の表彰式もあって2時半まで和気藹の楽しいムードだった。

 全員参加の後片付けは酔っ払った勢いで30分できれいに済ます。

 「野菜たっぷりの煮込みうどん」は料理名のようにゴボウ、大根、ニンジン、マイタケなどの野菜が主役だ。「何が入っているに? 風邪の具合が良くなったよ」とか、「レシピが欲しい」と言われたりする。体が温まるので喜ばれるのだろう。

 冬の一品持ち寄り飲み会に私の定番としている。

 
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手作り料理の忘年会(1)

2006-12-18 20:44:46 | Weblog
 土曜日は61名が参加した食事学同好会の忘年会があり、8種類の料理のうち「鶏手羽先のピリ辛煮」を担当した。初めて作る料理なのでレシピが頼りだが、手羽先が1ピース20グラムとなっているのに用意された食材は40~60グラムと大きい。
それが150ピースもある。

 調味料も重量に併せて2.5倍にすることにし、まずニンニクと生姜のみじん切りと一緒にフライパンで焦げ目がつくまで焼く。難しい作業ではないがニンニクの匂いが強いし油も飛ぶ。フライパンで繰り返すこと20回。

 鍋に移し酒、砂糖、醤油、ごま油、そしてラー油を加えて、これもレシピの倍の時間をかけ40分煮込んだ。ネギも加えてできあがり。メンバー6人の味見も「少し薄味だが良いんじゃない」とOKが出る。

 量が多すぎたこともあって宴会では三分の一が残ってしまう。名古屋名物でレシピのように小さな手羽先の、カラッと上がった美味な食感が強く印象にあり、私も一つ食べただけ。

 レパートリーに加える料理にはならなかった。
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