悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

引き込み電線の修理

2011-03-31 19:49:05 | Weblog
 11日の地震では本が崩れた程度の被害だと思っていたのですが、家の周りを良く見ると、電線を家に引き込むところの金具が外れていました。道路を挟んだ反対側に電柱があり、そこから引き込んでいるのですが、電線は家の引き込み口まで思い切り引っ張ってきて金具で留めています。

 なんという名前の金具かは分かりませんが、電線はその金具からゆったりとたるませて家に引き込んでいるのです。その金具がないままでは電線が家に触れて漏電する心配があります。

 こんなもの自分で治せる、と思ったのですが高すぎて我が家のはしごでは届きません。それに外線に直接手で触れても安全なのかどうかも心配です。そこで東京電力に電話をしました。

 話中で中々通じないのですが5回くらいでやっとつながると、アナウンスにしたがって番号で用件先を選びます。それからも「混雑しているので順番におつなぎします」というアナウンスが何回も繰り返され、担当者につながったのは約30分後でした。

 それでも根気良く待ってよかったと思います。担当者は「危険なので触らないで下さい。今日中に修理に伺いますから―」といいます。修理に来てくれたときに私は留守だったのですが、立ち会った家内の話によると二人で作業して40分近く掛かったそうです。

 家と電柱の揺れの差で金具は引っ張られて抜けてしまったのでしょう。もとの所に埋めるこることはできず、新しいところに取り付けたとの説明でした。修理をしてくれた方の話では、今はこの種の修理が多いとのこと、素人修理をしなくて良かったと思います。もちろん修理は無料でした。
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緊急地震速報(警報)

2011-03-30 20:33:27 | Weblog
 3月11日の東北関東大災害以降、緊急地震速報(警報)は45回発表されたが内30回が外れたという。新聞の見出しは「地震速報67%誤り」とある。逆に言えば33%は正しい情報だったことになる。

 地震速報はテレビでも流れるが携帯電話で受けている人が多い。私はいつもマナーモードに設定しているが、地震速報はギャオギャオという音を出して受信する。当初はびっくりしたが、余震と同じように段々慣れてきた。

 一般向けの地震速報は震度5弱が見込まれるときに、震度4以上が予想される地域に発表するという。正解率33%ということだが、震度3以下の地震は発生していてまるきり空振りではない。

 私は33%でも満足している。数年前までは地震の予測などできないと思っていた。速報と同時、あっても数秒の時間で揺れるときもあるが、今は地震速報がなると身構えることができる。

 朝の見守りのときにラジオを持っていく。余震があると児童から「今地震があった?」と聞かれるが立っていると感じないときがある。地震速報がなって十数秒立っても揺れない。空振りだったかな思いつつラジオを聴くと、震度3だということがある。

 これも空振りということになるのだろうが、精度が低く外れることがあってもいい。助かっている人間がいるのだから、これからも自信を持って地震速報を流して欲しい。

 それにしても最初の大揺れのときは地震速報が出なかった(と思う)。よく覚えていないのだが会議中なので電源を切っていたのかも分からない。まずは早く収束し、地震速報の発表が減ることを祈っている。
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気持ちの余裕

2011-03-29 19:34:33 | Weblog
 15度を超える暖かさになった。ステイヤング(健康体操)会は地震の被害でコミュニティセンターのホールが使えないため南公園で行った。2週続いて流れているので久しぶりに会った会員の挨拶は地震被害の話になる。ほとんどの人は食器が割れた程度の被害で、大きな被害はなかったという。

 我々のメンバーではないが、その例会をしているときに公園で、男性の高齢者二人が大きな声で罵り合いを始めた。仲裁に入ったコーチの話によると、散歩させていた犬が男性とすれ違うときに吼えたことが発端らしい。

 吼えたのは白い小さな犬で鎖につないでいる。犬が好きでない私でも恐怖を感じることはない。二人の間に何があったのかは分からないが、第3者が見たら大人気ない姿だ。交番に行った2人は私たちの帰るときにまだもめていた。二人とも気持ちに余裕がないのだろう。

 ひょっとするとテレビで災害の被災地の画面ばかり見ているからだろうか?市が企画している行事もすべて中止になっているし、サークルの飲み会なども被災者のことを思いキャンセルしているので、ストレスが溜まっているのだろう。

 余裕がないといえば次のような記事もある。「(計画停電の)対象だったはずの佐倉市では、停電が起きない地域が発生。中志津のスーパーKの店長は「冷凍食品など解けないよう、冷気を閉じ込めるふたを用意するなど手間が掛かる。人員配置や営業時間の変更も必要になるため、東電に電話するがつながらず、毎朝市役所に確認していると」と不満そうだった。

 もっともこの店長の発言は多分「停電の行われなかったことはうれしいのですが……」のような言葉が付いていたのだろうと思う、いや思いたい。それにしても余計なことを言うから、記者にとって都合の良いところだけを記事に使われてしまったのではないか?

 被災地の方々を助けるためにも、できるところから普通の生活に戻ることが必要だと思う。もちろん節電は別にして―。
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自衛隊とアメリカ軍の活躍

2011-03-28 20:05:13 | Weblog
 10万人を超える自衛官の活躍が新聞やテレビでほとんど取り上げられなかったが、今朝の読売新聞で1ページ全面を使って、被災した多賀城市にある第22普通科連隊のことを詳しく書いている。地元出身者が多い部隊なので家族が被災した隊員もいるが、任務なので地震直後から前線で作業をしているという。

 今日のフジテレビ「スーパーニュース」によると、仙台沖に展開しているアメリカ軍の航空母艦「ロナルド・レーガン」には病院と同じような医師の数と設備、ベッドを備えているが、日本政府からの要望がないので使われずに空いたままだという。

 医師や薬が足りずに苦慮している病院、医院が多いのになぜ利用させてもらわないのだろう。アメリカ軍は要請さえあればいつでも受け入れるといっている。民主党政府は原子力空母にアレルギーがあるのだろうか。そんなことをいっているときではないはずだが―。

 24万人の内45%の隊員が出動している自衛隊員の労をねぎらい、感謝するために、また空母や沖縄の海兵隊などから1万6千人の応援をしている米軍にも同じように感謝しなければならない。マスコミはもっと取り上げて欲しい。

 国内では非常事態でも中国やロシアにとっては自衛隊の力を計るチャンス。空、海で国境すれすれに侵入し、スクランブルの実力を調べたりしているのだろう。何をするか分からない北朝鮮の警戒も怠れない。

 自衛隊と同盟国アメリカの存在価値を確認する良い機会だと思う。

 

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自治体の支援

2011-03-27 20:00:05 | Weblog
 今朝の読売新聞に「復興 自治体の輪」という見出しで府県や市町が復興ための人材も含めて、被災地に支援をしている、という記事があった。その中に3段抜きの写真付きで、遠野市に静岡県が現地支援調整本部を設置したとある。

 遠野市には勤めていた会社の工場がある。工場は被害はなかったと聞いて安心していただけに記事を見てびっくり。しかも津波被害を受けた……とある。遠野市は津波の被害を受けるような海岸はない。津波が川を上ってきたのだろうか。

 それにしても海から30キロ以上離れているはずだ。そんなことはない。新聞を良く読むと遠野を基点にして釜石市、大船渡市、気仙沼市、そして陸前高田市への物流拠点にするという。軽トラックも10台寄付している。

 写真が大きく、しかも市長がお礼の挨拶をしている姿が映っているので早とちりしてしまった。人的支援も急がれている。役所の仕事にはそれなりの知識が必要で、特に復興の作業は県や政府との交渉ごとも増えるので、民間人が手伝いたくても役に立たないらしい。

 ユーカリが丘地域まちづくり協議会が今日発足した。この設立総会でも災害が話題になった。協議会の最初の仕事が災害対策委員会の設置だった。災害に対して支援をするとともに、今後予想される千葉沖、首都圏直下型地震が発生した場合の対策を考えておくという。

 避難所では行政の手が回らないため、自治会などの活動が期待されている。被害の痛みを風化させずに、備えをしておくことは必要だろう。 
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韓国からの見舞い

2011-03-26 20:01:55 | Weblog
 11日の震災以降韓国の友人Lさんから週に2度くらいずつ電話がある。最初は地震の被害を心配しての「大丈夫?」だった。「被害はないので大丈夫」と応答しそれで終わったつもりだったが、韓国で得るマスコミの情報が日増しに厳しくなっているのだろう。

 物不足が伝えられていたときは「米とキムチを送ろうか?」になり、原子力発電の事故が伝えられるようになると放射能汚染を心配するようになった。ガソリンがなくて不便だったがこれも解消していること、米もネットで注文すれば間に合うことなどその都度話をすると納得する。

 Lさんは日本語を話すが、覚えている語彙が少ないので話の通じないことが多い。釜山在住なのでNHKの衛星放送を見ているのだが、日本語の理解できない部分があるのだろう。Lさんの話を聞いていると韓国内のマスコミが日本関係の記事をどう伝えているか分かる。

 今は野菜や魚などが放射能に汚染さえて食べられないと言っているのだろう。これは日本のマスコミも同じで、昔私が韓国でいくつかの事件に出合った時、帰国して日本の新聞を見るとその大げさな記事にびっくりすることがあった。

 最近のLさんは私が水道水も飲めない、食べるものもないと思っているのです。話をすると納得するのですが、やはり韓国のマスコミ報道が影響するのでしょう。

 サンケイ新聞によると米軍無人偵察機グローバルホークが、原発を真上から撮影している写真を公開するそうです。毎日撮影し、温度も調べているようです。そのデータは日本政府も貰っているようですから政府の発表が正しいと思うのですが―。

 
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安全と安心

2011-03-25 20:20:04 | Weblog
 野菜の放射能汚染が話題になっています。福島県、茨城県に生産が集中しているものや、これらの県の生産に依存していた野菜は代替地からの入荷になるので、また品不足が起きるかも分かりません。

 工場が地震の被害を受け生産が追いつかなかったガソリンや、買占めによる品不足も大分解消してきました。ガソリンは値段が上がりましたが制限なしで給油できるようになりました。値上げは10円ほどですが、給油量を2000円までとか3000円までに制限していたときよりは安くなりました。

 住宅地内のイオンにも一時は姿を消していた米やラーメンが、棚に並ぶようになりました。まだ数量制限をしているものもありますが、日常生活に必要な量は確保できます。ただ放射能による水道水の汚染が東京都で問題となったため、ミネラルウォーターは不足しているようです。

 佐倉市の水道水は井戸水が65%、利根川の水が35%でヨウ素131の測定結果も85ベクトルと安心して飲める値です。それでも市は「念のため乳児には飲ませないように」と発表しています。成人はもちろん乳児でも問題になる数値ではないと思うのです。

 もちろん私は何の心配もなく「安心」して飲んでいますが、こんな発表が市民を混乱させるのでしょう。今回の勉強は「安全」と「安心」の違いです。防災や防犯活動で同じように使っていますが、まるきり違うのですね。

 キャベツは表の葉を2枚ほどむけば「安全」と言っても「安心」できずに拒否する人が多いのです。「安心」してもらうには、信頼されていることが必須条件なのでしょう。^
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復興

2011-03-24 20:26:02 | Weblog

思いきった枝切りで裸になった「こぶし」に咲いた花

 我が家の前は街路樹が「こぶし」で、秋には落ち葉で悩まされる。昨年、その落ち葉がほとんど終わった頃に市役所が思いきって枝を切ってくれた。春とはいえまだ葉は1枚もない寒々とした姿をさらしているので、花が咲くとは思わなかった。

 大手術を受けたように痛めつけられたその「こぶし」に白い花が咲いた。生命力の強さを感じる。地震、津波で大きな被害を受けた東北地方と通じるものがあるのではないか。壊滅状態になった町も必ず復興し、「こぶし」のように花が咲き、葉が茂る。

 山崎正和さんが読売新聞に書いているのだが、日本人は「災害復興型」国民で、いざ国難に直面すると、奮起する国民性なのだ、と言い、日頃は「内向き」と評される若い世代が、頑張ってくれるのではないかと期待している。

 避難所でテレビのインタビューに答える被災者も、不満がいろいろとあるだろうにそれを口にせず、再建しますよと前向きな発言が多い。東北人の強さでもあるのだろう。復興のために消費税を上げるよう自民党が提案している。

 私も賛成だ。復興には10兆円以上の資金が必要だと言われている。その手当ては借金を増やすのではなく、国民が苦しみを分かち合う増税で対応するのはやむを得ないと思う。原発の被害がこれ以上広がらないことを祈りながら、復興を応援したい。
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放射能漏れの心配

2011-03-23 20:15:43 | Weblog
 寒い日が続いているが日差しは暖かくなり、ここ2日の雨もあって野菜が大きく成長、我が家のほうれん草も畑を始めてから最も良いできになった。ところが原発事故による放射能で、福島県産ほうれん草が回収騒ぎとなった影響を受けてしまった。

 家内は放射能が怖いので佐倉産も食べない方がよいという。折角作った野菜、それも最高の出来と自負しているものを捨てるわけにはいかない。高齢者の我々夫婦が食べても問題になることはないと説得し、夕食でナムルにした。

 それにしても政府の発表もおかしい。人体に影響がないというならなぜ回収を指示するのだろう。何か隠されているのではないかと疑問を持ってしまう。今日は東京都の水道水も1歳未満の幼児にはミルクを溶いたり、離乳食にも使わないで欲しいと言う。

 妊婦は飲用しても大丈夫だというが、お腹の子どもに影響するのではないかと心配するのが普通だろう。この辺の線引きは難しいが、放射能に敏感になっている消費者の不安をかきたてることになる。大丈夫だと言われている大人でも水道水を飲まなくなるだろう。

 政府の発表が信じられなくなるとパニックを起こすのではないか。アメリカが今回の放射能数値に対して異常ともいえる反応をしている。それに関して気になるのは、アメリカは軍事衛星を使って事故を起こした原発の上部写真を持っていると思う。

 軍事衛星は400キロメートル(東京ー名古屋間くらいの距離)の上空から、皇居前広場に置いたサッカーボールを識別できる性能を持っているという。新聞の商業衛星からの写真を載せていたが精度は大きく違うはず。

 専門知識のない私が言うことではないが、政府の発表を信じていて良いのかちょっと気になっている。
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地震余話

2011-03-22 20:18:46 | Weblog
 「ゆうかり」12号の校正会だったが、市外から参加するIさんはガソリン不足が理由で欠席した。ユーカリが丘住宅内のガソリンスタンドも商品がないために休業していたが、ここ数日は開店する日が増えて、今日も行列は10台くらいと減っていた。

 私は土曜日に約1時間並んで制限額の3000円分の給油をした。できるだけ車を使わず自転車を使うことにしているので、満タンではないがエコ運転をすれば400キロぐらいは走ることができる。ガソリン不足が解消する頃まで持ちそうだ。

 終了後の食事会で情報交換をすると、ガソリンは地震の前日に満タンにしたと言う人が3人もいた。運のよさもあるが、半分使ったら給油しておくという普段からの備えが良かったのだろう。

 幸い会員で家屋の被害を受けた人はいなかったが、話を聞くと大きな被害が周囲で起きていた。隣の臼井駅前広場では地盤沈下が起きて、道路に穴が開いたり商店の前が陥没していると言う。

 またユーカリが丘駅と臼井駅間の線路沿いで宅地造成中の丘から土砂崩れがあり、電車が不通になっていたらしい。竹やぶの崖が崩れたという話がショックだった。竹は根が広く張り、しかも強いので、地震の時には竹やぶに逃げろと言われていた。開発中の土地ではその効力も消されてしまうのだろうか。

 その食事中にも千葉県沖を震源地とする震度3の地震があったが、今日は余震が多く、帰宅してからも数回の震度3が起きている。私は寝てしまうと少々の地震では目が覚めないのだが、一人住まいの方は不安で眠れないらしい。

 余震は止められないが、せめて原発事故の不安は早く解消して欲しい。 


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