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源工房にて 職人の手仕事でビンディング取付けです
今回はボクも昔愛用していた懐かしのビンディングです。ジルブレッタ EASY GOです。栃木県のN波さんから依頼され、いつもながらの職人の技!?で取り付けました。
SKI宅急便で我が家に配達されました。取付代金そして栃木の地元の美味しいお菓子も入っており家族で頂きました。
このビンディングは中古ながらも、使用感の無い新しいビンです。それをハーガンの板に取付けます。先ずはいつも通り板のトップシートにマスキングテープを貼り長軸方向に中心線を毛書き、直交するブーツセンターを毛書きます。これを基準にビンのビス位置を毛書きます。この作業が最も重要。
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N波さんからの依頼!美味しいお菓子ご馳走様でした トップシートに中心線を毛書きます
毛書いた中心線にポンチング!そしてΦ2の先行穴を穿ち、愛用のステッドラーのビンディング専用ドリル刃でボール盤を用いビス孔を穿ちます。
山登りや仕事の合間の休日に行う作業なので、3/4に届いて3/14発送となりました。遅ればせながらも良い仕事でできました!!
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毛書いた中心線にポンチング ボール盤にてビス孔を穿ちます
正確にビス孔を開けても、いつも言ってることだけど、トゥーピースの後端(踵の部位)が長軸方向の中心線に正確に来るよう、ビスの締め付け順やトルクを調整しつつ締め付けます。(もちろん手締め)そして確実に固定・緩まない様にいつもの2液混合性エポキシ接着剤を使用。
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もちろんビン取付け時はトップシートのマスキングテープを剥がしてから取付けます。中心に来ているかを何度も確認しながら締め付けます。
大工仕事もそうだけど、キッチリ隙間なく仕上がると快感を覚えるのと同じように、取付けも正確に中心に来ると快感を覚えます。
多分、メーカーの取説には取付け誤差範囲何mmとか有るのだろうけど、自分の腕を信じ正確にやります!
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トゥーピース取付け後、次はヒールピースの取付けです。 作動状況を確認します。
次にトゥーピースの後端を固定そしてヒールリフターの作動を確認し完成。
ここで、今回依頼のビンは(毎回そうだけど)取付け説明書や寸法等の記載を記したものが無いので全て作動状況を何度も確認しながら毛書きし、そして取り付ける必要があります。
無事、取付け作業が完了し、昨日発送を終えました。取付け作業は大工仕事と同じで一発勝負なので緊張すると同時に、正確に取り付けられた時はとても快感を覚えます。
山スキーやってる人は是非とも自分の命を預ける道具を自分で取り付けてみては如何でしょうか。DIY取付け楽しいです。
ボクがDIY取付けするようになったのは以前、某山ショップで取り付けてもらったビンに山行中に不具合が生じ、その取り付け状況を仔細に観察すると、ルーティン感を禁じ得ず、それ以降ショップ任せに対し不信感をもってしまいました。
メーカー専用の治具が無くても自分でやれますよ!
具体的にはTLTビンディングのトゥーピースにはATビンディングの様なバネが設置されていないため、歩行時にスキートップが上がってしまい歩きにくいのではないか?という疑問です。具体的な映像のリンクを貼り付けさせてください。
https://ameblo.jp/loveskihokkaido/
また、ディアミールのテクトン12というビンディングは、踵が十分に上がらないことも歩行性を悪くしているのではないかと思います。
ネットで検索しても、特にディアミールのテクトン12に対する問題は出ていない様なので、私だけなのかなと思ったりしています。
なるほど、良く考察されていますね。確かにジルブはバネ入ってますよね。TLTはシンプルです。僕は山ではさほど気になりません。
バネが無い分、ヒンジとなる部分を前後して取り付けることによりトップが上がったり下がったりするでしょうね。拘る人はスキーセンターを前後して取り付けているのでは!?
テレマークビンにしろTLTビンにしろバネが無いので、そこまで必要でないのでしょうね。
トップ上がり、下がりは深い雪をラッセルしている時、ジグを刻む際にとても気になり、煩わしさを感じるところでもありますが・・・