馬医者は、春は忙しいし、近年は北海道も夏は暑い、そして北国の秋は短い。
physicalを鍛えておきたいと言っても、なかなか。
冬の間にウィンタースポーツしよう。
北国は、スケートのエリアとスキー・スノボのエリアに分かれている。
北海道だと、苫小牧、帯広、釧路など太平洋側はスケートの地域だ。
小樽・札幌、旭川・富良野など雪が多い地域はスキー・スノボ。
まあ、大人は車で移動できるので問題ない。
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耐寒訓練
冬になると家や建物にこもりがち。
スキー・スノボをしていると半日、一日、あるいは数日を屋外で過ごすことになる。
良い耐寒訓練になる。
北国で生活するなら、風が吹くとどれだけ寒いか、雪でホワイトアウトするとどうなるか、
寒さから体、頭、手足を守るのにはどんな防寒具が必要か、体験しておいた方が良い。
特に外で働く大動物獣医師にとっては重要なスキルと知識だ。
運動不足解消
冬は運動不足になりがち。たまの雪かきだと体力の衰えを実感するだけ。
スキー・スノボはかなり激しい運動だ。しかし、無理をする必要はない。
自分のペースで休みながら、楽しく運動不足解消すれば良い。
それでも疲れるので、スキーやスノボのために雪の季節以外も体を動かしておこうか、という気になれる。
一年を通して下半身を中心に筋トレするのと、歩くか走るか有酸素運動しておきたい。
体幹訓練、滑走訓練
スケートも含めて雪や氷の上でやるウィンタースポーツは、滑りながら運動するのが独特。
摩擦係数μが低いことを利用して昔から人は遊んできたのだ。
北国で生活していると、若い人でも一冬に何度か転びそうになる。
そのときのバランス感覚は怪我をしないためにも大事。
スケート・スキー・スノボは体幹を鍛え、滑る感覚を養える。
冬道運転
冬道のドライブも北国で生活する人の重要なスキル。
でも、スキー・スノボに出かけるのでもなければ冬に暗いうちから出かけたり、長距離運転したりしないかもしれない。
滑りたい一心でスキー場に通っていると、冬道を苦にしなくなるよ、きっと。
それは、大動物獣医師にとっては重要なスキル。
地域振興
海外客で賑わうNISEKOは別にして、地域の小さなスキー場は次々に閉鎖されている。
その地域の住民の健康維持、娯楽の提供、活性化のためとは言え、人が来ないんじゃあね。
小さくても近くにスキー場があるのはありがたいことだ。
スキー・スノボして、地域の美味しいものを食べて、最寄りの温泉に入ってくるのは好い一日で、
地域活性化に貢献できる。
頭のトレーニング
本能のまま滑るのも良いが、どうやったら上手く滑れるか情報を収集し考えた方が上達は速い。
そして、好きなことを考えるのは楽しい。
1つは、雪の斜面上でのスキー・スノボと人の物理学だ。
摩擦、重力、遠心力。スキー板やスノーボードは真ん中がくびれている。なぜだ?
スキー板はともかく、スノーボードはいろいろな形状にたわんでいる。
キャンバー、フラット、ロッカー、ダブルキャンバー、etc.、どう違う?
もう1つは、体について。
足首、膝、股関節、腰の曲げ方伸ばし方。
それをするための筋肉の使い方。
そして、体の守り方。受け身、怪我の予防と管理。
獣医さんの仕事と重なる勉強になるよ。
冬が楽しみになる
北国の冬は寒くて、暗くて辛いという人がいる。
雪かきがイヤで、雪なんて降らなきゃ良いのに、と言う人もいる。
スキー・スノボしてると雪が降るのを楽しみにし、寒くなって欲しいと願うようになる。
世界中のスキーヤー・スノーボーダーが憧れる地域に住んでいるんだもの、楽しまなきゃ。
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いろいろ屁理屈を考えてみました;笑
私は今から来シーズンを楽しみにしています。
いちいちリンクをたどって見ると「必死で学べ」の文字 笑
犬を飼うことや家族との時間の両立が難しいとか、天候に左右されるのは否めないとか、夜勤明けなど怪我のリスクは常にあるとか、そっちばかりに思考が向いて初めの一歩がなかなかという先生方も多いのでは?
もう来年?春スキーはいいものですが、春スノボは?
hig先生がここまでスノーボードにドはまりするとは正直思っていませんでした。
ワンコは連れて行けるといいですね。家族も一緒に楽しめると良いです。子どもの教育にも良いと思います。今はネットで情報が簡単にとれますからイメージトレーニングしておいて、初めて、1人で、でも大丈夫でしょう。空いてるローカルスキー場では、グループレッスンを申し込んでも個人レッスンになることが多いようです;笑
春スキーは、連休がとれないし、疲れが残ると耐えられないし、怪我すると顰蹙ものだし、行ったことがありません。
やはり体力、バランスの取れた体力作りで体幹、脚力、耐寒はウィンタースポーツは有効ですよね。
失礼ですが先生のお歳でスノボ体力作りとか凄いです。
私もまだ滑れるとは思ってるアラフィフ。30分×2のキャンターで身体が悲鳴を上げましたが…
私はいつまでできるかわかりませんが、怪我しないように、故障しないように、おおいに楽しみたいと思います。それが日常生活にも役立ってくれると考えています。
キャンター30分はきついですね。馬も人も;笑