去年の11月、12月と、私は夜間診療がほとんどなかった。
とても平穏な初冬をすごさせてもらった。
例年年が明けると、妊娠末期の繁殖雌馬の疝痛がやってくる。
しかし、今年の1月はそれもほとんどなかった。
それが・・・・・
日曜の夜、2歳馬の疝痛。
空回腸捻転で、盲腸の先にも巻きついて盲腸尖が壊死していた。
回腸を盲端にし、空腸を盲腸へつなぎ、盲腸尖も切除した。
-
月曜の今日は、
午前中、2歳馬の去勢。
陰睾だということで、吸入麻酔して開始。
鼠径部陰睾だったようで、開腹手術にはならなかった。
-
午後、飛節OCDの関節鏡手術。
それを疝痛の繁殖雌馬が順番待ち。分娩4日後。
結腸捻転だった。
-
終わったと思ったら、妊娠末期の繁殖雌馬の疝痛の依頼。
盲腸重積だった。
空腸を腹側結腸へバイパスした。
-
そろそろ開腹手術のシーズンの幕開けのようだ。
別の意味もあるんですね。
今年の開腹手術シーズンは、少な目に過ぎますように。
まあ、人の生活習慣病もそうですからね;笑