朝、疝痛の依頼の電話があった。はずだと、電話。
職場支給のガラケーがスマホに替わったのだが、使い方、設定がようわからん;笑
家でも胸ポケットに入れていたのだけど、音量やバイブの設定が小さかったのかもしれない。
電話をかけなおすのだけど・・・・電話のかけ方もようわからん;笑
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前日夕方から疝痛を起こしていたという1歳馬。
それでも無事(?)来院することになった。
来て小腸の完全膨満を超音波検査で確認。
PCV45%、乳酸2.9mmol/l。
もう開けなければならない。
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明け1歳馬が痛みがひどくはないが、小腸が膨満しているとしたら、推定診断の第一は回盲部重積だ。
開腹手術したら予想どおり回盲部重積。
しかし、よくある例とちがって盲腸内へ回腸が数十センチ入り込んでいる。
抜けてこないとやっかいだが・・・・・
ひっぱって無理矢理引き出した。
途中で引きちぎれそうになって危なかった。
回腸を切断し、先に吻側の内容を捨てる。
そうしないと邪魔になって、回腸を閉じにくい。
回腸は腫れ上がっていて内反させて閉じるのに苦労した。
あとは、空腸を盲腸へ端側吻合し、腸間膜を縫い付けて穴を閉じた。
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さて、そろそろ恒例の全国公営競馬獣医師協会の研修です。
新しい講師先生もいます。
私のパートの骨折内固定では、要望があれば子牛のプレート固定もやりたいと思います。
牛の先生もよろしければどうぞ。
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相棒は爪切りを嫌がってガラスを割ってしまった。
叱らないんだけど、シュンとしていた。
しでかしたことをわかるようだ;泣笑
ポニーばかり相手にしてると、普通の馬の威力を確認忘れてしまうのと同じですね。
昨年10月くらいから足掛け3か月、2012年までさかのぼってブログを見てきました。獣医さんではありませんが、馬獣医学の進歩、駆虫の話や症状の出方、ケースによっては予後の話まで。勉強になります。貴重な記録を書き続けて頂いております。御礼申し上げます。
オラ君、でも爪切りを嫌がったためとは思ってないんでしょ?そこわかるように教えられそうですか?怪我はしなかったでしょか?
右上の「記事を書く」は検索としても使えますので、病名などを入れて、「このブログ内で」としていただければ、その病名が入った過去記事を検索できます。
あるいは、左のカテゴリーで選んでいただくとその病類の記事が並びますので、そういった利用の仕方もあります。
爪きりは道具を見ただけで挙動不審になります。蹴爪だけは伸びすぎるので切ってやらないとなりません。半年に一回もやらないんですけど・・・