結腸捻転が続いている。
2頭も3頭も重なる、ということはない。
この涼しさのせいか。
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それでも、青草いっぱい食べました、という腸内容。
この5月は数日おきに順調に雨が降っている。
「草の伸びヤバいっすよ」
と結腸捻転を連れてきた牧場さん。
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「去年、やってもらったのはひどくて、結腸を切り取ったけど、今年ちゃんとお産したし、また受胎した」
と別の牧場さん。
痩せてもいないそうだ。
「2月にやってもらったのも、1発情投げて、PGうって種付けして受胎した」
とのこと。
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結腸捻転歴のある繁殖がまた結腸捻転みたいだ、との依頼。
調べたら4年前の2月に私が手術していて、分娩予定日を過ぎていてcolopexyはしていない、とのこと。
これだけ結腸捻転の手術をしていて、colopexyをして生存している数多くの繁殖牝馬が居て、
colopexyをした馬では再発はほとんどないし、
妊娠末期に疝痛を繰り返すこともない。
私たちがやっているcolopexyの方法の再発防止の有効性と、complications の少なさの証拠だと思う。
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シカ横断注意、の看板のそばでたむろするエゾシカ。
獣道と車道が交わっているところに看板が立っているので、
道外から来て車を運転する皆さん、気を付けて。
こちらオホーツク海側では
草の伸びはイマイチのようです
例年に比べればGW前後の干ばつもなくコンスタントに降っているのですが
やはり少雪が影響してるのでしょうか
肥料の高騰で施肥が甘いから(けちっている?)だという話も聞きます
毎年毎年、暑い、寒い、多雨だ、少雨だと聞いてると
農家にとって本当に満足のいく天候はそもそも存在しないのではと思えてきました笑
学校給食にジビエを出しているところは、西高東低の傾向だそうですが、北海道は例外でした。
動物の注意標識は様々ありますが、やみくもに掲げているわけではないのですね。
なるほど肥料高騰も影響しているのですね。結腸捻転を連れてきた馬牧場は、堆肥を買ってきて撒いた、ヤバいです。と言っていました。
草地は畑なんですよね。
このあと気温が上がったら、一気に草が伸びて・・・恐ろしいです。
軽種馬牧場も6月に牧草作業すべきなんだと思います。
エゾシカが横断する場所はかなり固定されています。もちろんそれ以外でも散発的には飛び出しますが。
看板があるところは要注意です。