馬は春になると発情が来る。
これは春季発動と呼ばれていて、日照時間が長くなることによる。
北半球では馬の繁殖季節は4月から9月とされている。
ちょうど夏至をはさむ半年間が繁殖シーズンなわけだ。
しかし、これを知ったとき私はかえって驚いた。
2月や3月に生まれる馬は居るし種付けもされるけれど8月や9月に生まれる馬は居ないし種付けもしないから。
サラブレッドの生産界にあっては人為的に3ヶ月も前へずらし、最後は早期に切り上げていることになる。
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ではできるだけ日照時間が長い方が発情のためには良いのかというとそうではなく、暗い時間は必要なのだそうだ。
暗い時間にメラトニンなどのホルモンが分泌され、それが生殖ホルモンともかかわっている。
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緯度が高い方が、夏と冬の日照時間の差は大きい。
北極圏では、夏は白夜となり日はほとんど沈まず、冬はほとんど夜で暗い。(行ったことないけどね)
そして、北極圏で暮らすエスキモーは冬になると鬱病が増えるのだそうだ。
人も実は光や明るさに生活のリズムや精神状態が影響を受けていることが明らかにされている。
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光を浴びることで睡眠障害や鬱病を治そうという方法も行われている。
ただ、どんな光をどれくらい浴びるのが良いのかはまだ結論はでていないようだ。
夜に蛍光灯の光を浴びるとか、部屋の灯りが明るすぎるとか、パソコンや携帯の画面を見つめるとかは、リラックスして眠るためには良くないらしい。
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私たち生産地の馬医者は、冬になると診療が暇になる。
活動量が減るし、夜中に起こされることも激減する。
私も暇になってしばらくして、やっと少し新しいことをする意欲が出てきた。
以前なら忙しい最中でもギラギラしていられたのだけれど;笑。
馬の生産地へ来て27年。
長日周期と、日照時間が短い時季のありがたさを感じる今日この頃・・・
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ちなみに、熱帯に居る馬は1年中長日周期で、1年中発情があり、1年中交配できるのだそうだ。
それもまた疲れるだろうな・・・・・・
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今はお試し中。
その上でプラスチックの植木鉢を・・・
バッキッ!!
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そしてついには新しいフトンをビリッ!!
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大型犬閑居して不善を為す。
真新しいフトンも半日ももたなかったのでした・・・涙。
あ、オラ君そんなことしてたのですね。このお試しにより布団にも可塑性が要求される。とか結論づけられるのでしょか。
何事もポニー任せで、乳離れも、母馬が決めてます。
日光浴は、本当に大好きで、真夏でも、きちんと炎天下でしています。つくづく、ポニーは丈夫だと思いました。
お忙しくて、ブログの更新がないのかと思っていましたが、新しい事に意欲を、と。新しい事とは?オラ君の室内犬としての調教ではないですよね?
夏は24h明るくて窓にアルミホイルを貼り付けて光をシャットアウトしていましたが夜中の2時に子供たちが外でボール遊びをしていてうるさくて眠れませんでした。
冬は2-3h薄日が差すだけで殆ど真っ暗。アルコール、ドラッグが蔓延していて自殺者も多いです。
光はありすぎても無さ過ぎても困ります。頭の芯が狂いそうでした。
良かれと思ってフトンをあたえても破ってしまう・・・どうしたもんでショ?
ワンコのメラトニンはどうなってるんでしょうね。薄暗い中で活動的になるようですが。
私たちのところもけっこう緯度が高いですが、北極圏は辛そうですね。長く、寒く、暗い冬。人も光による周期に影響を受けているのは間違いなさそうです。
あるがままに。任せておくと9月まで繁殖シーズンなんですよね。私たちはそれを忘れてしまっているように思います。
やらなければいけないことに追われなくなったら、やらなくてもいいけどやった方がいいことのアイデアが少しだけ湧いてきました;笑。基本的に頼まれないと動かない習性が身についてしまうのも私たちの職業柄かもしれません。
わんくんのお耳や背中のたてがみや大腿のふわふわ毛のようすがむかし飼っていた犬を思い出させます・・・冬は私のデスクの足下にもぐり込んでゴロゴロしていたな~と。。
(でかくてじゃまでしたが私が踏まないのを知っていたので^^;)
この辺りは毛布の産地です(…過去形?)ので、寒くなると廃棄された毛布のキレッパしをいただいてきて犬たち用にしていました、といっても新品なのできれいで、オレンジやピンクにミッフィーちゃんやキティーちゃんの絵がついていたり。
こちらも今朝はすごい風です、北海道は寒さも厳しいことでしょうか、どうかお気をつけて☆
もう、子犬の雰囲気じゃなくなった。
こちらもとんでもない風です。汽車は止まり、空港は閉鎖になり、あちこちで停電し、けが人も出ているようです。
単純な毛布が良いのかもしれませんね。破られても惜しくないようなやつ・・・・
大きくなったでしょう!体重は約半年で10倍ですから、とんでもない成長力です。肉食獣ならではなんでしょうね。