真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
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自己紹介
福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
仮名遣ひは正仮名を使用。
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新妻残酷に犯す/DMM戦
た行
/
2017年11月01日
「
全裸妻連続暴行
」(昭和57『新妻残酷に犯す』の1994年旧作改題版/製作:プロダクション鷹/配給:新東宝映画/監督:珠瑠美/脚本・プロデューサー:木俣堯喬/撮影:倉本和人/照明:石部肇/音楽:新映像音楽/効果:秋山実/編集:菊地純一/助監督:佐藤曉彦/録音:東音スタジオ/現像:東映化学㈱/出演:美野真琴・佐田川彩・田口あゆみ)。恐らくはVHS仕様か、男優部を端折るクレジットに悶絶する。
ど頭はキネコのブルーバックで、“MIYOWA・PICTURE プロダクション鷹 作品”なるクレジット。みよわ?漢字で書くとどうなるのか、そもそも何語なのか。とまれ本篇開巻、予想外の見事なシネスコに吃驚する。
共働きのOL・アイカワアヤコ(美野)が帰宅、ズージャ―を流すラジオをつけると、不意に部屋の灯りが落ちる。何時の間にか家内に侵入してゐた、黒マスクの暴漢登場。ダイナミックに逃げ惑ふも、アヤコは絞殺されかねない勢ひで首を絞められ失禁する。恐らくラジオを倒した弾みで、これ見よがしに印象的に抜かれる割に、結局特段重要な小道具でもないオルゴールが鳴り始める。暴漢が失神したアヤコを無理から床(とこ)に運んで、床(ゆか)に転がるハンドバッグにタイトル・イン。タイトルが入つてから、クレジットが起動するまでに一分超、地味に時機を失したタイミングが居心地悪い。
配役残り江上真吾(現:江上真悟)が、革ジャン男との見るから怪しげなコンタクトを経て帰宅する、アヤコの夫・サトル。野上正義は、エロ専門のカメラマン、ツダスタジオで撮影してゐるゆゑ津田かと思へばワタナベ。サトルがカメアシで、田口あゆみはヌードモデル。ワタナベに話を戻すと、一息つくのにタバコか缶コーヒー感覚で、シャブを打つダイナマイトな御仁。アヤコは気づかぬ間に、サトルも打つてゐた。佐田川彩は、サトルが出入りする賭場の女・サヨコ。華があり、脱いでみるといいオッパイの逸材。他の出演作も見てみたいけれど、流石にハードルが高い。その他アヤコが勤める会社のオフィスに二人、サトルが借金の形にアヤコを売る悪い仲間がもう二人、アイカワ家に踏み込む刑事が更に二人。絡みもこなす悪い仲間二人―不細工な外波山文明とナオヒーロー似―は本職の俳優部に見えるが、残り四名は内トラ臭く映る。兎にも角にも、しかもこの古さでクレジットをスッ飛ばされては手も足も出ない。
DMMで見られる中で最も古い、珠瑠美昭和57年最終第十作。ちなみに月額でもバラ売りでも、ラインナップは変らない。jmdbを鵜呑みにすると、前年監督デビューした珠瑠美にとつて、通算では第十一作に当たる。前十本、ミリオン作は流石に難しからうが、買取系ロマポだと何かの間違ひかものの弾みで、まさかがあるかも、
見たいのか
。
映画の中身はといふとヤク中かつ博打打ちとかいふ絵に描いたやうなクズ亭主の因果で、新妻が残酷に犯されるはブルーフィルムを撮られるはと色々酷い目に遭ふ。救ひがなければ工夫なり新味もない全く類型的な物語未満の展開ながら、後年の―女の裸以外見るべきところが本当にない―純粋裸映画を知る目からは、あの珠瑠美にしては物語といふほどの物語でもないものの、少なくともひとまづ一篇を通する形で成立してゐることと、驚く勿れ選曲その他の要素も含め何も破綻してゐない点に度肝を抜かれた。最低限の映画に何を驚愕してをるのかといふ話でしかない訳だが、あれか?よくいふ捨て犬に優しくする不良か。この時代的には単なる古き良きスタンダードであつたのか、あるいは撮影部の独断専行かも知れないにせよ、兎も角左右に広い画面の中、明暗も効かせての凝つた構図を撃ち抜く意欲的な画作りも際立つ。お話的にはなんちやないとはいへ、1994年当時今作に小屋で触れたならば、結構チョロッと心酔してゐた可能性も想像に難くない。逆にそこで珠瑠美といふ名前に喰ひついて、追ひ駆け始めた途端激しく絶望する悲劇は更に容易に予想し得る。遅くとも
昭和61年
には、我々がよく知る木端微塵、ないしは支離滅裂が完成してゐる。それは完成したのか、それとも壊れたのか。逆に従来知る珠瑠美旧作略してタマキューとの共通項としては、始終を結ぶのに官憲に頼る作劇が、全然マシな形ともいへこの時点に於いて既に見られる。
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