◆錨子さんからのご質問です。
<サンゴロウ・ドルフィンのつづきはもう絶対に読むことができないのでしょうか?
以前、記事で「書ききれた」とおっしゃっていましたが……
でも、「この世界の『つづき』をいつかまた……」ともおっしゃっていたので……。
とても自分勝手ですが、つづきの本が読める日を夢見ています。
あの世界の物語を、また読みたいんです……!>
うわぁ。
むずかしいご質問ですが、どうしましょう。
前にも書きましたように、「つづきが読みたい」と言っていただけるのは
作者にとっては最高にうれしいことです。ありがとうございます。
「書ききれた」というのは、正確に言えば「書ききれたと思うことにした」わけで、
実際には、けっして書ききれるような世界ではありません。
しかし、サンゴロウ10巻とドルフィン5巻は、すでに手元を離れて
ずっと遠くのほうへ、作者の知らないところまで行ってしまっています。
しかも、それぞれが「きれいに閉じた世界」になっているため、
そこに何かつけ加えることは作者でも無理だろうな・・と思います。
いまとなっては、大切すぎて、さわれない、ような感じです。
下手にさわるとサンゴロウファンの方におこられそうな・・(笑
サンゴロウシリーズからドルフィンシリーズに飛んだように、
またあらたな場所にひらりと飛べれば、ですね。
飛ぶ力があって、着地できそうな場所がみつかれば。
いつか。
もしかしたら。
な。
ご質問は→こちらからどうぞ。