植物図鑑の表紙がとれてしまったので、買い替えた。
やっぱりこの絵が好きなのと、あまり大きくて重いのは(ねだんが高いだけでなく)気軽に使いにくいので、迷うことなくすんなりここに落ち着いた。
これまで使っていたのは、同じ牧野図鑑でも「学生版」というポケットサイズ(といってもポケットには入らないサイズ!)で、収録数は2300種。
新しいのは、2巻合わせて4320種だから、倍ちかくに増えたわけで、絵も一回り大きくなり、たいへん見ごたえがある。
草も木も、野草も園芸植物も、食用も薬用も観賞用もみんな混ざって入っている。
日本のものだけでなく、外来種もかなりたくさん入っている。
これだけ多いと、見たことも聞いたこともない植物がいっぱいある。
ラセンソウもアマダマシもイソフサギもキバナザキバラモンジンも知らない。
秋分草も茯苓菜も砂引草も玉心花も見たことない。
ランダムに開いても、続けてめくっても、楽しくて、飽きない。
ごはんの支度も忘れて見入っている。
「APG」と書いてあるのは、1998年から始まった「被子植物系統グループ」という新しい分類方法のことだそうで、詳しいことは難しくてサッパリわかりませんが…
もう植物も顕微鏡どころかDNA解析の時代なので、学術的な分野はとっくに旧来の分類からAPGに移行しちゃったんですと。
(この分類法、研究が進むにつれて、Windowsのアップデートみたいに新バージョンが発表されるらしいけど、図鑑屋さんはどうしているんだろう。そのつど改訂版出すわけにもいかないですよね?)
しかし、かれこれ半世紀近く、植物図鑑といえば「キク科」の「ノゲシ」から始まるのを見慣れていたため、1巻を開くといきなり「ソテツ」と「イチョウ」が出てくるのには、ちょっと違和感があるけれど。(キク科が2巻の終わりのほうまで出てこないとは!)
まあ10年も見てれば、慣れるでしょう。
この先、また分類法が変わろうと、もう買い直さないからね。
本日のにゃんこ。
あぶないから、そこで寝るのやめてクレ~。
(台風接近中のため、本日自宅待機)
本日の「いいね!」
Amelymeloptical illusion
フランスのジャグラー Lindzee Poi による4つのリングのパフォーマンス。