プチヴェールふたたび

緑一色の葉牡丹？　ではなく、プチヴェール。

これがつまりプチヴェールの「親」でして、
ここに写っている部分だけで直径30センチくらい。
食べられる芽は、このおかあさんの葉っぱの陰に
隠れるように、太い茎にびっしりとくっついています。
しゃがみこんで、よくよくのぞきこまないと、見えない。

これまで小さ～いのが数個ずつしか採れなかったので、
なあんだ、と思っていたところ、ここ数日の暖かさで
みるみる成長が進み、たいそう忙しいことに…。


ところで、
しばらく前に何かの「動物占い」みたいなのをやったら、
わたしは「カモノハシ」だそうです。
ふうん。カモノハシね。
いいじゃないか。

スノードロップ

花びらの先に小さい緑の斑点があり、
目の錯覚で、しずくがついているように見える。
ふるふると風に揺れても落ちないしずく。
不思議な自然のデザイン。

　

（追記）

どうしても「ドロップ」の感じがするのですが、
この花は「スノーフレーク」だそうです。
間違って覚えこんでしまい、なかなか修正ができないもののひとつ。

冷たい夜は遠くなる

 

目覚め、眠り、また目覚める。
その間隔がだんだん短くなっていく。

　「丘を越えて」（「青い羊の丘」より）

苺畑の

茶々姫さんです。
写真を撮られるのが大好きで、
機嫌よくポーズしてくれるのであります。
ここは苺畑…のはずなのですが、
なぜかそこらじゅうアサツキばかり。
うーん、あんまり好きじゃないナ、と思ってるのかどうか。
うしろにあるのは猪よけのワイヤーメッシュ。

（このあと、わたしはうっかりして、そのまま家に戻ってしまい…
お茶々は、しばらくして、みーみー子猫みたいに鳴きながら、
ひとりでとぼとぼ帰ってきたのでした。
ごめんよ～っ；）

ヒアシンス

球根をひとつ買ってきて、水栽培で楽しみました。
咲き終えたあと庭に植えて…
それはもう15年くらい前のこと。

いつのまにかすっかり野の花のようになって、
毎年忘れずに咲いてくれます。

ジャマカワ

まいあさ　あたらしい　しんぶんが　きます。
「とき」のはなしや　「さっかー」のはなしや
「おてんき」のはなしが　かいてあります。
「まぐろ」や「たこやき」のはなしも　かいてあります。
いつも　しんぶんを　よんでいるので
きななは　ずいぶん　かしこくなりました。

「きなちゃん　どいてー」といいながら
ヒトかあさんは　べつのところを　よんでいます。
「かわいいけど　じゃまー」といいます。
「じゃまかわねこ」ともいいます。
それ　なんのこと？
コーヒーの　いいにおいのする　あさです。

羽

庭の山桜の下で、鳥の羽を拾った。
グレイにも見える褐色の濃淡で、長さ7センチ。
微妙に左右非対称の形をしている。

「何の羽？」とＭに見せると、
「ふーん、これは、三列風切羽かな」
Ｍの専門は「鳥の巣」だけれど、
絵を描くので、鳥そのものの構造にも詳しい。

「シミュレーションしてみましょう」と、
ちらしの裏にボールペンでさらさらと描く。
「三列風切羽」というのは、鳥の翼のいちばん内側、
付け根に近い部分に並んでいる数本だそうだ。
この羽がそれだとすると、翼の全体はこんな感じで、
身体はこれくらいの大きさで、頭は…

「あ、ヒヨドリさんかな」
「ヒヨドリさんですねえ」

ちょいちょいと目を描いたら、
きょとんとした顔のヒヨドリになった。
たった1本の羽から、鳥ができる。
面白い。

小さな湾にて

誰もいません。
帰ってくる船も見えない。

じつは黒くて長いもの

ほどくと、こうなる。
同じ動物とは思えないな。

黒くて丸くて眠いもの

雨の日のさんちゃん。