閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

船は行く

2010-03-10 19:40:14 | 日々
豪華客船のような雲がたくさん通る。
風が強いので、待て待てと言っても、
どんどん通り過ぎてしまうのだった。
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ブラックボックス

2010-03-09 13:17:18 | 日々
黒猫が箱にみっしり詰まって四角くなった状態を
うちではそう呼ぶわけですが。

「みっしり」どころか、あふれてますよ。
二段重ねで、下がさんちゃん、上が真鈴(だと思う…)。

そもそもこの箱はストーブの横に置いてあり、
焚きつけ用の紙や小枝を入れるためのもの。
猫が出入りするたびに、木屑や枯葉などが散らばり、
たいへん迷惑です。
隣にはタオルを敷いた猫用のかごがちゃんと用意してあるのに、
わざわざ狭いほうに入りたがるのは、なぜですかね。


ところで、
昨秋に種をまいた畑のそらまめも、
鹿が全部食べてしまっていました。
見つけたら今度こそ鍋じゃ鍋っ!

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コロンブス

2010-03-08 09:11:05 | きなな日記
コロンブスって なあに?

ヒトかあさんに きいたら
「ゆでたまごを はつめいした ふなのり」
っていいました。
それから 「うそだよー」っていいました。

ゆでたまごって だあれ?
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ヒトデの謎(つづき)

2010-03-07 08:33:49 | 

前回(2月24日)からちょっとあいてしまいましたが…
時鳥さんの「ヒトデ五方十方説」をいただいて、
続けます。

ヒトデには前後左右の概念はないが、
方位感覚はあるかもしれない、と。
あるとすれば、それは「東西南北」ではない。
たとえば北(または南)をひとつの頂点として、
360度を5等分したもの、になるのではないか。

ヒトの文明に、これと同じものがあるかどうか、
昔の中国で「五方」といったのは、東西南北に
「真ん中」を足して五という数になるらしいから、
ヒトデ族の五方向とは根本的に違う。

ヒトデは、どれが自分の「お箸を持つ手」かは知らないが、
どっちが「北」かはわかるのだろうか。だとすれば、
少なくともその点においては、わたしより優れた生物だ。
頭で考えることはヒトよりはるかに少ないだろうが、
身体で感じることでその不足を補っている。
あれはつまり五角形の生体コンパスなのではないか。
そう考えたら、きゅうにイメージがはっきりしてきた。


ここは浅い海の底。
ヒトデは、砂の上でぼんやりしている。
ぼんやりしているが、おなかがすいた。
そろそろ移動する必要があるようだ。

1本の足の先に、ちりちりとかすかな刺激を感じる。
そっちが「北」なのだ。
あまり寒い方面は好きでないので、
残りの4本の足を慎重に動かしてみる。
とりあえず間近に迫った危険はないようだ。
無数の触手が、水温と潮流をはかり、水質を分析する。

北から2本目の足が、反応した。
ヒトの方位でいえばおよそ南南東。
しかしヒトデにとっては「2本目の足の方向」。
感じるのは漠然とした予感のようなものにすぎないが、
ヒトデの動機としてはじゅうぶんだ。

あっちへ行こう、と「2本目の足」がいう。
よし、あんたがリーダーだ、と他の4本の足がいう。
ヒトデはゆっくりと動き始める。

(…というのが生物学的に正しいかどうかはわかりません。
ちょっとSF的に想像してみただけ)

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ちらし寿司

2010-03-05 19:41:25 | 日々
かずこさんにいただいた、ひなまつりのおごちそう。
とってもきれいなので、食べる前にパチリと。
それから、ぱくぱくと。
(具沢山で、おいしかったです~♪)
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雨シャン

2010-03-05 09:42:39 | 日々
相変わらず「おでかけねこ」の真鈴さん。
出かけると、2、3日は帰らないことがある。
帰ってくるときは、たいてい深夜で、
しかも雨が降っている最中だったりする。
びしょ濡れで布団にあがってきて、
ごろごろごろごろ…とご機嫌で甘えるのである。

「着やせするタイプ」とでもいうのか、
ちょっと見にはわからないのだが、
この子は日本猫にしては毛が長い。
密生したふわふわの柔らかい毛で、つやもよく、
まるで「毛皮のコートを着た猫」のようだ。
かきわけてみると根元はスモーキーグレイで、
途中から焦げ茶混じりのチャコール、
毛先はほとんど黒に近いという微妙なグラデーション。

うちじゅうでいちばん外泊が多いのに、
いちばん毛並みが上等に見えるのはどういうわけか。
それは、濡れて帰ってくるたびに拭いてやってるからだ、
というのがMの説。
(つまり、なぜかいつも濡れ猫に踏まれて起こされる人…)

猫は、ヒトや犬と違って、よほど汚れない限り、
お風呂にいれる必要がない。
いれないほうが長生きする、と言う人さえいるくらいだ。
(真偽のほどは知りませんので信じないでください)

すもも嬢さんなど、拾った当日に丸洗いして以来、
11年余になるが、いちども洗ったことがない。
他の子もだいたいそんなもので、泥んこ足は
足先だけ素早くぬるま湯で洗い流して拭くけれど、
それ以上は、大暴れして絶対無理だろうと思う。

一般に猫は身体が濡れたり汚れたりするのを嫌い、
雨の日などあまり活動したがらないもの。
わりと平気で濡れてきて、そのつど拭いてもらう真鈴は、
猫にしてはかなりの頻度で「洗っている」のと同じだ。
天然雨シャンプー。
たまに天然泥パック。
お膝で足ツボマッサージに全身エステ。
理想的かもしれない。

ふかふかと丸まって寝ていると思った真鈴が、
いつのまにやらまた姿を消した。
外はまだこまかい雨が降っている。
「あー、リンスしに行った」とMが言う。
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春の鹿

2010-03-04 08:52:43 | 日々
沢をはさんで東側に、山というほどでもないが、
ちょっとした起伏があり、朝日をさえぎっている。
お隣に5階建てのビルが建っているくらいの感じ。
急な斜面をがさごそ登ると、とがった尾根の向こうは
同じような急傾斜で谷に落ち込み、また次の尾根が見える。

夕方、雨戸を閉めるにはちょっと早いかという時刻。
その尾根のほうから「ぴいっ!」と鋭く笛を鳴らすような音。
ストーブのそばで眠りこけていた猫3匹が、
ぱっと跳びあがって三方に散ったところをみると、
人工音ではなく、動物の声らしい。
鳥か獣か、よく響くかなり大きな声だ。
ベランダに出て見上げたが、姿は見えず、動く気配もない。

「ぴいっ!」とまた鳴く。
「きょっ!」とも聞こえる。
ときどきその位置が移動する。
かなり素早く移動できる生物。
いや、複数いて鳴き交わしているのかもしれない。

外に出て双眼鏡をのぞいたMが大きく手招きしている。
「いるよ、いるよ!」
尾根のシイの木のそばに、切り絵のように。
首と、頭と、耳ふたつ。
鹿だ。
大きい。
角がないから、おとなの牝鹿だろう。
顔だけこちらに向けて、じっと動かず立っている。
何か探しているのか、警戒しているのか、考えているのか。
そのうちゆっくり歩き出し、やぶの中に見えなくなった。

野生の鹿、はじめてはっきり見た。
そのあと、何時間もたってから、あ!と気づく。
かずこさんちの畑の白菜と水菜とかぶをきれいに食べて、
春菊と足跡だけ残していった鹿が、あれかもしれない。
とっつかまえて春菊と鍋にするぞっ!
…と言ってたのにねえ。
見ただけ、でした。
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ひなまつり

2010-03-03 08:47:31 | 日々
団地サイズのちっちゃいおひなさま。
ケースの中に、ちゃんと15人そろっている、はず。
まんなかにどーんと文化人形のメリーさん。
なぜか電話もありますね。
そしてこの「昭和の子ども」は誰?(笑
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ちびちび

2010-03-02 09:11:45 | 日々
久しぶりにしっかり雨が降った翌朝。
庭の先の畑に行くのに、習慣で上衣をはおって出たら、
室内より外のほうがずっと暖かいのだった。

八重の紅梅が見ごろ。
馬酔木のピンクの花房も見ごろ。
紫のクロッカスは、大繁殖と呼びたいくらい。
(あれ、こんなところに植えたっけ?)
12月から咲き続けた水仙も少しだけ残っているけれど、
雨で葉がすっかり倒れてしまった。

ほわほわと土のやわらかくなった畑には、
ちびちびブロッコリがたくさん。
緑のきのこのようだ。
この気温ではどんどん開いて花になってしまうから、
ちょんちょんちょんと急いで摘む。

ブロッコリは4株あり、10月末から11月にかけて、
たいそう立派な大きいのをひとつずつ収穫した。
ちびちびは、その残り。
今年は特に出来がよく、もう何度摘んだかわからない。
摘めば摘むほど、小さいのがぽこぽこと出てくる。
スプーンにのるくらいのひとくち野菜。

茹でて、おかかと醤油であえて小鉢に盛ったり、
いろんな料理の彩りに使ったり。
たらこスパゲティの上に散らすと、きれいで可愛い。

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河津桜

2010-03-01 09:15:43 | 日々
高さ1メートル半ほどの苗木です。
幹もまだ細いのに、桃のように大きな花を
たくさんつけていました。
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