弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

2014夏・ピアノ発表会2件

2014-07-14 20:31:20 | 趣味・読書
6月、7月と、立て続けにピアノ発表会に参加しました。
1回目は6月15日、場所は葛西のフィガロ音楽院、私が習っている大城先生の大人の生徒さん6人が出演します。
2回目は7月13日、場所は西荻窪のアトリエ・カノン1階カフェを貸し切りで使い、大城先生と声楽の中村春彦先生の生徒さんたち9人が合同で出演です。

私の演奏曲は2回とも同じで、次の2曲です。
○ シューマン 子どもの情景より 「トロイメライ」
○ ベートーベン ピアノソナタ「月光」第1楽章

トロイメライは練習し始めて2年弱、すでに発表会で3回弾いています。

月光は、練習を開始したのが去年の秋で、発表会での演奏は今回が初めてです。
私は、高校のころにベートーベンの三大ピアノソナタ集をレコードで持っていて繰り返し聞いていたので、ベートーベンのピアノソナタには特別愛着があります。4年前にピアノを習い始めた頃から、“いつかはベートーベン三大ピアノソナタを弾きたい”という願望がありました。しかし、私の腕前で弾ける可能性があるのは月光の第1楽章だけです。それ以外の曲、楽章については、私が背伸びしても弾くことのできない難曲ばかりです。

ということで、弾くとしたら月光第1楽章しかありません。
去年の秋、いよいよ先生からお許しが出て、練習を開始しました。
いくら可能性があるといっても、私の腕前では難しいことに変わりありません。楽譜を見ながらではとても満足に弾けないので、まずは暗譜が必要です。しかしこの曲、繰り返しがほとんどありません。楽譜で3ページですが、膨大な記憶が必要です。
1行1行、弾いては暗譜する生活です。そして今年の冬も終わる頃、とうとう最後まで暗譜できたのです。

家での練習、先生の所でのレッスンでは弾けても、発表会は別です。今まで何回も発表会でいろんな曲を弾きましたが、実力の50%ぐらいしか発揮できません。必ずどこかで引っかかってしまいます。

さて、6月15日の発表会です。
当日、まずは自宅で練習した上で会場に向かいます。開会の1時間半前に着いてしまいました。フィガロ音楽院の練習室のピアノが使えるので、そこで練習を始めたのですが、どうも調子がおかしいです。トロイメライの途中で引っかかってしまうのです。今日は調子のサイクルが落ちている日のようです。
練習時間をいっぱいに使ってさんざん弾き散らかした上で、本番を迎えました。
本番では、問題のトロイメライは何とか弾き終わったのですが、月光の途中でつっかえてしまいました。次に弾くべき内容を思い出せないのです。2度ほど前に戻って弾き直したのですが同じ所で詰まってしまい、ちょっと先の箇所から再開して何とか弾き終わりました。

それから1ヶ月、7月13日の発表会の日を迎えました。

  
大きなケヤキの木のふもとに         アトリエ・カノンはあります。

室内の様子

小さな室内ですが、ヤマハのグランドピアノが1台置いてあり、演奏を聴きながら、食事や飲み物を注文することができます。1時から5時までの貸し切りで、3時まではリハーサル、3時から開演です。

私は、6月と同じ、トロイメライと月光を弾いたのですが、なぜか今回は調子が良かったです。2曲弾いたのに大きなつまずきは1カ所もありませんでした。あとから再生してみたら、小さなつまずきは何カ所もありましたが・・・。今までの発表会では、これだけつまずきの少ない演奏ははじめてです。
取りあえず、動画を上げておきます。
動画 トロイメライ  iPad
動画 月光  iPad

こうして、夏のピアノイベントが2件、完了しました。
10月には毎年恒例の発表会が大きな会場で開かれ、私は今回と同じトロイメライと月光をまた弾くことになります。今回のようにうまくはいかないでしょうが。
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