今までずっと国産車に乗ってきました。
国産車のドアについては、ドアロックをかけると、ドアの内側からドアノブを操作してもドアは開きません。走行中に誤ってドアノブを操作したとしてもドアが開かないようにとの安全策であると思っています。
走行中にドアロックしていないと、誤ってドアノブを操作してドアが不意に開いてしまうのではないかと心配になります。大部分の自動車利用者は、そのような観点から走行中にドアロックをしていると思います。
そこでわが家で購入したドイツ車です。
引き渡し時に説明を受けてびっくりしました。
ドアロックをしていても、内側からドアノブを操作するとドアが開いてしまうのです。
ドアロック用のノブは各ドアに付いており、これは国産車と同じです。しかしそのロックノブ、上から押してロックすることはできるのですが、引っ張り上げてロック解除することができません。ロックノブが押し込まれると、引っ張り出す手がかりがないのです。
ドアを内側から開けるときは、ロックがかかっていてもドアノブの操作で開くのですから、ロックを解除する必要がないのです。
説明するヤナセの人に「これは不便ではないか」と言ってしまいました。
なぜこのようなことになっているのか。ヤナセの人によると・・・。
(1) 交通事故でドアが破損したとき、日本車のようにドアロック解除後でないとドアノブ操作でドアを開くことができない構造だと、ドアを開けない可能性があるんだそうです。そのような不都合が起きないようにするため、ドアロックがかかっていてもドアノブ操作でドアが開くようにしています。
(2) 外から暴漢に襲われたとき、ドアガラスを破壊して手でドアロックを解除されると、外からドアが開いてしまいます。ロックノブをロック解除ができない構造にしているのはそのためです。
(3) 走行中にドアノブの誤操作でドアが開いてしまう心配については、「そこは自己責任」との考え方だそうです。そのような不安がある人が同乗する場合はチャイルドロックを使用すべきとの考えです。つまり、幼児でない限り、走行中にドアノブ操作をすることは想定していない、ということでしょうか。
ずいぶん考え方が違うのですね。
私は、「走行中はドアロックしていないと心配」とすり込まれています。暴漢に襲われることが心配なのではなく、走行中に不用意にドアノブに触れる心配です。今回のドイツ車に知り合いを乗せる場合には心配が絶えないでしょう。最初にお乗せするときに、「この車はロックしていても内側から見るとロックしていないのと同じ」と念を押す必要があります。
このような構造、今回購入したドイツ車(メルセデス)に限るのか、ドイツ車全般か、ヨーロッパ車全般か、世界の中で日本のみが特殊なのか、その点は不明です。
国産車のドアについては、ドアロックをかけると、ドアの内側からドアノブを操作してもドアは開きません。走行中に誤ってドアノブを操作したとしてもドアが開かないようにとの安全策であると思っています。
走行中にドアロックしていないと、誤ってドアノブを操作してドアが不意に開いてしまうのではないかと心配になります。大部分の自動車利用者は、そのような観点から走行中にドアロックをしていると思います。
そこでわが家で購入したドイツ車です。
引き渡し時に説明を受けてびっくりしました。
ドアロックをしていても、内側からドアノブを操作するとドアが開いてしまうのです。
ドアロック用のノブは各ドアに付いており、これは国産車と同じです。しかしそのロックノブ、上から押してロックすることはできるのですが、引っ張り上げてロック解除することができません。ロックノブが押し込まれると、引っ張り出す手がかりがないのです。
ドアを内側から開けるときは、ロックがかかっていてもドアノブの操作で開くのですから、ロックを解除する必要がないのです。
説明するヤナセの人に「これは不便ではないか」と言ってしまいました。
なぜこのようなことになっているのか。ヤナセの人によると・・・。
(1) 交通事故でドアが破損したとき、日本車のようにドアロック解除後でないとドアノブ操作でドアを開くことができない構造だと、ドアを開けない可能性があるんだそうです。そのような不都合が起きないようにするため、ドアロックがかかっていてもドアノブ操作でドアが開くようにしています。
(2) 外から暴漢に襲われたとき、ドアガラスを破壊して手でドアロックを解除されると、外からドアが開いてしまいます。ロックノブをロック解除ができない構造にしているのはそのためです。
(3) 走行中にドアノブの誤操作でドアが開いてしまう心配については、「そこは自己責任」との考え方だそうです。そのような不安がある人が同乗する場合はチャイルドロックを使用すべきとの考えです。つまり、幼児でない限り、走行中にドアノブ操作をすることは想定していない、ということでしょうか。
ずいぶん考え方が違うのですね。
私は、「走行中はドアロックしていないと心配」とすり込まれています。暴漢に襲われることが心配なのではなく、走行中に不用意にドアノブに触れる心配です。今回のドイツ車に知り合いを乗せる場合には心配が絶えないでしょう。最初にお乗せするときに、「この車はロックしていても内側から見るとロックしていないのと同じ」と念を押す必要があります。
このような構造、今回購入したドイツ車(メルセデス)に限るのか、ドイツ車全般か、ヨーロッパ車全般か、世界の中で日本のみが特殊なのか、その点は不明です。
「ヨーロッパ車のドアロック」とGoogle検索を
したら、こちらのページがトップに出ました。
仕事柄色々な車に乗っていますが、
ドアロックの制御はお国柄が出ていて
興味深い部分だと思っています。
あのメルセデスの押し込んだら、
引っ張り上げれないロックノブ。
昔はとても不思議に思いましたが、
その理由を理解してからは、
なんとも思わなくなりました。
それに昨今のヨーロッパ車は
集中ドアロックボタンのみで、
各ドアにはロックノブが全くない
車両が増えてきましたね!
これは自動車盗難が深刻な
欧米ならではの知恵だと思います。
ロックノブそのものがなければ、
いくら窓ガラスを割って手を
突っ込んでも開けようがない!
もちろん集中ドアロックボタンや
車内のドアノブは正規のキーで
開錠していない限り、
無効になっているので触っても
何も起こりません。
BMW-Miniは確かに2回ノブを
引かないと開かない設定にも
できますが、これも慣れていないと
鬱陶しく感じてしまいます...。
幼少時代から数えたら、40年近く
車に乗っていますが、誤ってドアノブを
操作してしまったという経験がないので、
そういう心配をされる方がいることに
驚いております。
フォルクスワーゲンの車も、メルセデス車と同じだったのですね。
ミニに乗っている知人に聞いたら、ミニの場合は、ドアロック状態でドアノブを2回開く操作をするとドアが開くそうです。
とうせならそのような機構にして欲しかったですね。
2日ほどして、どうやっても内側からのドアノブ操作の施錠が出来ない構造に驚きました。
運転席に集中ドアロックボタンがあるのですが、それは外からのドアノブ操作に対する施錠であって、内側からは、高速走行中でもドアが開きます。これは、大変不安なので、デイラーにクレームとして抗議すると、ドイツではこれの方式が最近は常識との回答でした。
ドアロックは、外からの強盗への防御であり、かつ、事故時に乗客が直ぐドアを開けられることを優先した考えだそうです。
不用意にドアノブを触られることを心配する場合は、後部座席もシートベルトか、子供にはチャイルドロックをすることを前提にしているようです。
事故の衝撃時に外からのドアロックは自動解除される装置は標準で付いていました。
今まで、走行中は殆んど内側からのドアロックをして走行していた自分には、信じられない仕様です。
同乗する方に、「この車は、内側からのドアロックはない車です。
絶対に走行中はドアノブを触らないでください」と警告する気遣いをしなければいけないことで、憂鬱です。
防犯と落下事故防止、事故時の救助の容易性のどれを優先するか?それぞれの考え方にお国柄が出ているようです。
仕方ないので、後部座席も安全ベルトを付ける様に徹底するつもりです。