ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

新庁舎建設はここまで来ている その4

2008年09月13日 | 新庁舎建設
新庁舎建設、基本設計に応募した作品を市役所には掲示してありますが、何故、あそこにだけしか掲示しないのでしょうか?

私のように市議をしているものは、毎日のように議会や市役所に行きますから目にすることができますが、普通の市民の方は、まず市役所には行きません。
私の周囲の市民の方々は、「何年も本庁舎には行っていない、出張所で用が足ります!」という方が殆どです。

行政サービスとは、決して「庁舎に出向け」ではなく、市民の方々が歩ける範囲で用が足りる状態を如何に創るかです。
この精神が、今回の新庁舎建設には全く見られない。
一点豪華主義の立派な建物を作り、「此処に来ればバリアフリーです、市民の憩いの場もあります」てな言葉で市民を説得しようとしているのですが、その姿勢が問題です。
今回の5社が出した設計図も、何故、もっと市民が見れる場所に展示しないのか、私は不思議でなりません。

例えば、新浦安駅の広場とか、多数の市民が出入りする市内にある大型スーパーのコーナーを借りて展示するとか、市内各公民館で展示するとか、その気になればいくらでも方法はあります。
あるいは、広報に掲載して全戸配布する事だって可能でしょう。
市のホームページにも出して、広く市民に情報を出すべき事柄です。

そして、人気投票ではありませんが、市民の意見を聞けばよいのです。
今回掲示してある5社のどの設計図が市民が望んでいるのか調査をすればよいのです。

最終決定は、お偉い方々にお任せするとしても、市民の総意で創る新庁舎であれば、もっと市民に情報を出すべきです。
何故、市民への情報提供を怠るのか、全く理解できません。
市民に知られたら困る何かがあるのでしょうか?

今回の展示、一体何人の市民の目に触れるのでしょうか?
そもそも、日に何人の浦安市民が本庁舎を訪れているのでしょうか?

そう言えば、18年6月の段階では市は庁舎を訪れる市民の数を把握すらしていませんでした。(私の指摘があったからなのかどうかは分かりませんが、確か今年になって調査をしていたようですが。)
18年と言えば、新庁舎建設の話がかなり進んでいる時期でしたが、利用する市民の数すら把握していなかったのです。
何とお粗末な話でしょうか!

以下は18年6月22日本会議でのあきれたやり取りです。


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