ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

政務調査費実態 その1

2005年10月25日 | Weblog
政務調査費の額は市町村によりまちまちだということを前回書きました。
今回は、もう少し詳細に違いをお知らせします。

自治体名  政務調査費  報酬
     (年額・単位円)(月額・単位円)
千葉県議  420万   83万
千葉市   360万   81万
市川市    60万   63万 
船橋市    96万   63万
松戸市    60万   59万
野田市    27万   45万
成田市    72万   47万
佐倉市    60万   48万
習志野市   36万   48万
流山市    48万   46万
八千代市   48万   46万
我孫子市   42万   45万
浦安市    36万   52万

さすが県議ですね、年間420万円が出ています。月額35万円です。
議員報酬が多い所ほど政務調査費が多いですね(多少の例外はありますが・・・)。
しかし、不思議ですね。何でこんなに市町村によつて額が異なるのでしょう?

このブログを読んでくださっている方たちの市町村の政務調査費はおいくらですか?
各市町村の議会事務局に問い合わせをすれば、電話ででも教えてくれるはずです。

ちなみに私は政務調査費はもらっていません。
使途が曖昧な補助金をもらう事はできないというのが、私が受け取っていない理由です。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市長もイロイロ・・・政務調査費問題

2005年10月22日 | Weblog
静岡県島田市長が02~04年度に市議に交付した政務調査費のうち、約27万5千円の返還請求を求める訴えを起こしました。
市側が問題視した政務調査費は、スナックや居酒屋の飲食代だったり、領収書の宛名が議員本人ではなく後援会だったりと、誰がどう見ても問題アリといえるものです。
そこで市側は「不当利得」にあたると言う事で、今回の訴訟に踏み切ったそうです。

政務調査費・・・、これは議員が議員活動を行う時の調査研究に当てるためのモノであり、毎月の報酬の他に支給されるものです。額は市町村の規模によりかなりの開きがあります。
報酬は全額が各種税金の対照となりますが、こちらは一切税金の対象とはなりません。
ちなみにわが市は3万円/1月です。この3万円という額は近隣市と比較すると低額です。柏市も3万円/月ですが、船橋市は8万円、政令指定都市の千葉市は30万円です。
この政務調査費の額は、毎月の報酬に比例し、報酬金額が高ければ高いほどこの政務調査費も高くなる傾向が見られます。

この政務調査費は当然使途に縛りがあり、最近では領収書も添付して年度末に報告する自治体が出始めています。
市民の目に触れだして、その使途に問題ありという事が分かりだしました。

本来の目的以外の使用が市民の目に触れるようになったのです。
そして各地でオンブズマンによる不正使用を理由とした住民監査請求がおきているのです。
我が浦安市も最近は領収書添付になっていて、情報開示請求すれば使い道が分かるようになっています。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第9回全国化学物質過敏症患者会に参加して

2005年10月19日 | Weblog
15日、第9回全国化学物質過敏症患者会にパネラーの一人として参加しました。
全国のCSの方たちを中心に約150名が参加され、歯科自然療法の青木先生や放送大学大学院教授で科学教育の高野先生の講演の後、医師の三好基晴氏を座長にパネラー達によるディスカッションが行われました。

私は市議になる以前に関わっていた「超」重症のCS患者さんたちの実態を報告しました。
着るもの、食べる物、部屋の空気、寝具・・・等々、あらゆる物に敏感に反応し日常生活もままならない状況に追い込まれている実態を語りました。

参加した人たちはどの方も真剣そのものです。
少しでも役に立つ情報を求めて集まってきた方たちばかりです。

若い方が意外に多かったのには驚きでした。
社会でまだ認知されたいない面があるので、その偏見とも戦わなければならないのですが、皮肉な事にマスコミ等外部との接触を持ちにくいのがCSの特徴です。

増える事はあっても減る事は絶対に無いと思われます。
自然に逆らわず、もっと環境を大切にしなければ、人類滅亡の危機です。
CSの方たちと交わるようになってから、自分の日常生活を見直すクセができました。感謝です。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本における談合と防止策・・・講演会のお知らせ

2005年10月16日 | Weblog
日時:10月 30日(日)午後1時半から4時半
場所:千葉県教育会館 501号室(千葉地裁向かい)

 第一部 千葉県市民オンブズマン連絡会議10年の歩み(1時半から2時まで) 第二部 講演会 日本における談合と防止策(2時から4時半まで)   

  講師  松葉謙三弁護士 

松葉弁護士は、日弁連で「アメリカの入札制度を調査」「長野県副出納長として、入札改革を断行」「サンデープロジェクトにも出演」など、この分野の第一人者です。この機会に是非、お聞きください。

千葉県市民オンブズマン連絡会議10周年記念行事として開催されます。

講師の松葉謙三弁護士は、先日開かれた別府のオンブズマン大会でも話をされました。
副出納長を辞められた後、サイド度強力に田中知事をで支え、とてもエネルギッシュな活動をされています。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第9回全国化学物質過敏症患者会

2005年10月13日 | Weblog
「全国化学物質過敏症患者会」のお知らせ

 化学物質過敏症患者の会の主催で、
10月15日(土)午後1時から5時まで「第9回全国化学物質過敏症患者会」が行われます。

会場:江東区産業会館の第4、5、6展示室。
   地下鉄東西線 東陽町駅下車 4番出口のすぐ右隣です。
 
テ^マ:「化学物質に頼り過ぎない社会つくりをめざして」

第1部は歯科自然療法の青木先生と放送大学大学院教授で科学教育の高野先生の講演。
第2部はパネルディスカッション
  (私はパネラーの一人として参加予定)

患者さんだけでなく、どなたでも参加できます。
ただし、化学物質過敏症の患者さんが参加しますので、合成洗剤使用、香水や整髪料や匂いの強いものをつけての参加はお控えください。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の上映会

2005年10月08日 | Weblog
秋のビデオ上映会を行います。

4年前に起きた「9.11」は何だったのか・・・、を今一度考え、世界の動きをみつめなおす為のビデオ「9.11 ボーイングを捜せ」を上映します。

また、このビデオを監修したきくちゆみさんにお越しいただき、ビデオ上映後に
世界の情勢を解説して頂きます。

お友達をお誘いの上、是非おいで下さい。

日時:10月16日 (日)
    
    11:00 ~ 9.11 ボーイングを捜せ
    12:00 ~ きくちゆみさんのトーク

※資料代 500円

   詳細はこちら 

きくちゆみ

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CD-Rによる情報開示

2005年10月03日 | Weblog
多分、私は情報開示請求数は市内一位だと思います。

我々市議には調査権などないので・・・多くの市民の方は市議には調査権があると
思っているようですが・・・・、私はいつもしこしこと飽きもせず一枚10円のコピ代を支払い開示請求をして来ました。

しかし、先日別府で開かれた「オンブズマン大会」でヒントを得、「入札参加資格者名簿一覧」をCD-Rで開示してくれと申し入れをしておきましたら、OKの返事が今しがた届きました。

市の入札に参加してくる業者を私なりに「分類」し、入札の実態を調査するにはコンピュータに入れて分類し直して調べるのが楽なのです。
これまでは手作業で入札業者をチェックしていたのですが、膨大な量の業者登録がなされており、正直ため息ばかりでした。

そこで先日、「市はパソコンに情報を入れているのだから、そのままの情報を下さい」とお願いしたのです。

この申し入れに対する返事が届いたわけです。

これは画期的なことです。

CO-Rを持っていけば、焼いてくれると言う事になりました。
費用もCD-R代だけです。
今まで何千円もかけてコピーしていたのがウソのようです。

今後、IT化により、情報開示の形態も自ずと変わってくるでしょう。
一枚一枚コピーする今の態勢はいずれなくなるでしょう。
そもそも市の情報は市民の物です(個人情報は別ですが)。ですから今回の措置はある意味当たり前なのですが、既成の形から一歩踏み出した対応と言えます。

今回の英断をしてくれた担当課に感謝です。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする