25年度予算審査でも、入札の問題は見過ごせません。
(私は教育民生常任委員会に所属しているので、入札問題を質疑すると委員から議事進行がかかることがあります。でも、教育民生に関係する入札であれば、議論するのは当たり前のことだと私は考えています。)
※以下の内容は、予算審査委員会で特別に問題にしたものではありません。
総合福祉センタ―管理業務委託事業が前年度と比較すると大変な減額になっていたので、減額理由を聞きましたら、「入札差金だ」との答弁でしたので、委員会終了後当時の入札経過書等を調べてみました。
その結果、とても納得できない現象が見えてきましたので、お知らせします。
相変わらず指名競争入札が多数行われていまして、それを改善する兆しは見れませんでした。
指名競争入札の一番の問題点は、指名に担当者の恣意性が疑われてしまうことです。
以下(総合福祉センタ―管理業務委託)の入札は指名競争入札で行われています。これは三年に一度の入札です。
同センターに関するこれまでの入札経過書を一覧にしてみました。
指名基準が全く見えません。
それ以上に、指名業者数も8社だったり、6社だったりとマチマチです。
何ででしょうか?
18年度~20年度 8社指名
21年度~23年度 8社指名
24年度~26年度 6社指名
時代の流れは、指名競争入札から一般競争入札に変わりつつあります。
万が一指名競争入札を行うとしたら、より競争性を増すために指名者数を拡大しなければいけないのに、減少しています。
何でこんなことが起きたのか、浦安市の規則は「
なるべく5人以上」になっています。
23年に一部改正が行われ、とんでもない規則になっています。
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総合福祉センタ―管理業務委託入札、毎回大成サービス㈱は指名されています。実績があるから何度も指名を受けているのでしょうか?
サンアメニティは二回指名を受けていますが、他は一回のみです。
次回(27年度~29年度)は、㈱明昇興業は指名を受ける可能性大ですね。実績が出来ているのですから。
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(赤字は落札金額)