ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

車椅子体験 パート2

2007年06月27日 | Weblog
24日の車椅子を通してみた浦安の街です。
「全国?位」と、いろいろとランキングでは新聞紙上に名前が出る浦安市ですから、当然しょうがい者にももう少し優しい街だと思っていましたが・・・。

狭い道 width=こんな狭い道は介助なしではあるけません。
★写真タイトルを入力します坂道は後ろ向きで降ります。
★写真タイトルを入力します行く先を自転車が止めてあるので、止む無く車道に出ました。しょうがい者は小さくなって街を歩かざるを得ません。
★写真タイトルを入力しますおさんぽバス・市民病院線にも乗りました。鉄板を運転手さんが出してくれ、バスに乗り込みやすいように急遽スロープができました。
 alt=美浜交差点横の電話ボックスは車椅子利用不可能でした。狭すぎです・・・。





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参議院選挙公開討論会

2007年06月26日 | Weblog
2007参院選 千葉選挙区
 公開討論会

≪出席者≫五十音順・敬称略
◆ 青木 和美 (社民・新)
◆ 浅野 史子 (共産・新)
◆ 石井 準一 (自民・新)
◆ 加賀谷 健 (民主・新)
◆ 白須賀 貴樹(自民・新)
◆ 長浜 博行 (民主・新)

 
立候補者予定者の政策や人柄をご存じですか?


日時:6月30日(土) 午後3時~午後6時
           (開場 午後2時45分)
場所:WAVE101 大ホール(ダイエーショッパーズプラザ新浦安4F)
    京葉線新浦安駅徒歩3分

《コーディネーター》 山田 厚史 (浦安在住ジャーナリスト)
・資料代300円
・手話通訳を予定 必要な方はご連絡ください。 

企画運営団体 浦安で公開討論会を開催する会
連絡先 井上 祥子(事務局:山田tel&fax 047-351-0422)
         

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車椅子体験

2007年06月25日 | Weblog
お産で入院したときに乗っただけの体験しかなかったので、いつかは街中を車椅子で歩いて見たいと思っていました。
今回それが実現しました。

フツーの生活をしていては見れないこと・感じれないこと、たくさん発見できました。
総勢10名で3台の車椅子で小雨が降る中での街歩きでした。
お散歩バスに乗ったり、元町、中町を歩いたりの浦安を知る日にもなりました。

実際車椅子で歩いてみると、たとえ1センチ2センチの段差も気になります。
見た目には美しいレンガの歩道は、スムーズな走行を考えると、意外と車椅子には向かないこともわかりました。

写真は元町の歩道です。
介助の方の傘が歩道からはみ出ていることが良く分かります。
こんな細い歩道、介助者なしでは歩けません。

わが町は元町、中町、新町の「格差」が議会でもよく問題になりますが、車椅子体験すると、一層ハッキリしてきます。



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六月議会が始まります!

2007年06月07日 | Weblog
一般質問通告事項(6月28日同時中継もありますので、インターネットでもご覧になれます。)

1、浦安市国民保護計画
 1、国民保護条例を制定しない場合のペナルティー
 2、他市の事例
 3、武力攻撃事態、大規模テロとはどういう場合をさすのか
 4、市の責務実現のための予算規模
 5、避難場所
 6、核攻撃からの市民保護方法

2、入札問題
 1、墓地公園管理棟問題その後
   a、要綱見直し
   b、入札参加資格取得用書類の公表/情報公開問題
 2、同一案件同一業者継続落札
   a、評価
   b、他市におけるこの問題についての評価
 3、随意契約の見直し

3、福祉施策
 1、障がいのある人への対策
   a、障がい者(児)福祉関係
      小中学校特別支援学級生徒通学バス運行
   b、高齢者への対策
      インフルエンザ予防接種個人負担金無料化(65歳以上)
   c、市内トイレの車椅子での利便性向上
   d、補装具の貸与・支給拡大

4、条例制定
 1、マニフェストによる市長選挙を実施するための条例
 2、公益通報者保護の条例

5、分かりやすい予算報告書
 1、市民も理解できる分かりやすい予算報告書を市民へ配布

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我、自衛隊を愛す、故に、憲法九条を守る

2007年06月04日 | Weblog
先月末、加茂市を訪問しました。
加茂市の市長・小池清彦さんとは、一年前の七月に福岡で開かれた学習会で知り合いました。
小池市長は当日講師として参加され、主に合併問題の矛盾点を語ってくれました。加茂市が何故合併を拒否しているのか、そして拒否しても福祉日本一を維持できていることを数字をもって力説され、何と説得力ある政治家なのだろうかと、私は驚いたことをいまだに鮮明に覚えています。

そのときに、憲法九条改悪のことも話され、私は大変感銘を受けました。
市議になってから出会った政治家で(市議になる前も同じでしたが)、「もう一度お会いして詳しくお話をお伺いしたい」と思える方にはそれまで一度も出会いませんでした。
ですから小池市長に出会った時は、「目からうろこ」でした。

「こんな政治家がいるのだ!」と、市議になって五年目にして初めて出会った、私がもっとたくさんのことを学びたいと思った政治家でした。
いつしか加茂市を訪問し、小池市長の思想に触れてみたいと思ってきた方です。

その思いがやっと実現したのが今回の視察でした。

県内の親しくしている市議と一緒に、一泊二日の視察を組みました。

私が期待していた以上に収穫のある視察でした。
市議になりこの四年間私は全国津々浦々視察をしてきましたが、もっとも心に残る視察となりました。

市長との懇談は二日目の午前10時からの二時間を予定していたのですが、予定を大幅に上回る長時間話し込んでしまい、市長室を出たのは午後二時を回っていました。
市長には午後は地元のラジオ局の取材が予定に入っていたのですが、福祉のこと、平和のこと・・・、話はつきませんでした。

帰り際に最近発行された写真の本をサイイン入りで頂き、帰りの新幹線で一心に読みふけってしまいました。

小池清彦市長はじめ元防衛庁幹部だった三人の方(竹岡勝美氏、箕輪登氏)が書かれた本です。
自衛隊の何であるかを知り尽くしている方たちの「憲法九条守れ」の言葉は、大変重く響きます。

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「自分の国」を問いつづけて

2007年06月03日 | Weblog
日本で生まれ、日本で育ったピアニストの崔 善愛さん。韓国語も話せないけれど、14歳のときに「外国人登録」をさせられ、以後、その登録証を常時携帯することを義務付けられ、5年ごとの書き換えも義務ずけられていました。(その後、2000年に全廃)
生まれたときから普通に「日本人」をしている私達には想像もできないことですが、「外国人登録」、「指紋押捺」・・・等々、日本国の国際化を語るとき、在日外国人への扱いは避けて通れない問題です。

この本は、協定永住資格を奪われた崔 善愛さんの14年にわたる闘いの記録でもあります。

「美しい国」と首相は言っていますが、この本を読むと「醜い国 日本」の実態が見えてきます。
今一度、我々日本人もこの本を読んで「自分の国」を問い直す必要を感じます。

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崔 善愛(チェ ソンエ)さんのコンサート

2007年06月03日 | Weblog
会場となった「いちかわ西洋館倶楽部」
有形登録文化財になっていて、建物そのものも一見の価値があります。

私にとっての崔 善愛さんと言えば、「指紋押捺拒否をした方」の知識ぐらいしかなく音楽家としての彼女の顔は殆ど知りませんでした。
今回の「ピアノ&トーク」は文字通り演奏の合間に曲の解説をしていくのですが、当然、崔 善愛さんの生き様が織り込まれ、私がこれまで知っていた演奏会とは全く趣が異なるものでした。

87年1月号世界に崔 善愛さんが《音楽家と「内心の自由」》と題して書かれた音楽への文章が会場で資料として配られました。

その中でこのようなことが書かれています。

『芸術家が作品に命を吹き込むとき、自分の命を削るような妥協のない作業がつづく。何に対して妥協しないのか。それは自分の求めるものに対してである。内心を見つめそれを表現しようとするとき、自分の醜さをも告発しなければならなくなる。またいかに自分という個が社会通念や政治に支配され、自由になりきれないかをつきつけられる。内心の自由とは、公の中にうずもれていゆく個を取り出し、磨きなおすことであって、芸術家であれば公と対立することなしに表現の自由を実現することはできない。』

指紋押捺拒否をし、また、「君が代斉唱」を強制することを批判する行為は、真の自由人でありたいと願っている崔 善愛さにとっては至極当然の行為なのです。

崔 善愛さんが弾くピアノの音色が人々の心を打つのは、社会とも妥協しないこの姿勢にあるのでしょう。

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