ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

傍聴の勧め

2008年04月30日 | 議会
入札を傍聴すると、それまで見えなかったこと、気が付かなかった事、見てはいけない事等がたくさん見えてきます。

先日この見てはいけない光景を見てしまいました。

基本的に入札の執行は10分おきに行われます。
一つの執行に10分間目一杯かかると言うことはなく、平均5~6分で終了してしまいます。
そこで「前倒し」現象がおきるのです。
例えば9時半執行の入札が5~6分で終了してしまうと、(次の入札は本来9時40分予定でも)予定時間が来なくても始めてしまうのです。
ですから入札参加者は予定時間より早目に来て待っています。

当然そこでは「歓談」が始まります。
入札室では「歓談」等の私語は厳禁ですが、待合室の廊下は自由です。
その廊下で私はこんな光景をみてしまいました。
入札傍聴のために私が部屋に入ろうとした時、次の入札予定を待っている人同士の
「名刺交換」です。
ご商売をされていたら、名刺交換は日常茶飯事のことです。
一人でも多くの方とお知り合いになることは、仕事をする上で必要不可欠のことです。
しかし、ここは入札会場です。そこでの名刺交換となると・・・。
名刺交換する人を私は非難するつもりは全くありません。
私だって同じ状況なら歓談して親しくなれば名刺交換をするでしょう。たとえそこが入札会場前であろうが関係ありません。

問題は、何故そんな状況を生み出すことをするのかです。

もしこれが、(電子入札とまでは言いません)郵便入札にしていたら、「名刺交換」などやりたくても出来ませんネ。
入札室での私語等が禁止なら、執行直前に歓談できるような状態も市側は提供してはいけないのではないでしょうか。

仲良く歓談して名刺交換していたお二人、その後入札室に入りました。

★写真タイトルを入力します

入札会場がある6階廊下光景。
人事課の部屋が入札室の前にあります。

★写真タイトルを入力します

6階廊下片隅には椅子が置かれていて、この椅子の周辺で入札参加者が自分の順番を待っています。勿論、会話をすることは自由です。

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植木まつり

2008年04月29日 | Weblog
浦安恒例の「植木まつり」が先週の土曜日と日曜日にかけて開かれました。
日曜のお昼過ぎに行ったのですが、会場になった図書館前広場は大勢の人で賑わっていました。また、無料配布のコーナーは長蛇の列でした。
私は大きな鉢の紫陽花を二鉢購入しました。

★写真タイトルを入力します


今年で34回を迎えた植木まつりです。

★写真タイトルを入力します

植木のオークションが開かれました。大きなハチの胡蝶蘭など、市価の半値ほどで落とされていました。大変お得なオークションでした。
収益は全て社会福祉法人に寄付するとのことでした。


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入札予定・4/28

2008年04月28日 | 入札・談合
本日の入札予定表です。
お時間のある方は、是非傍聴を。

午前中の入札予定表


午後からの入札予定表



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シール投票

2008年04月27日 | 平和
憲法9条、「守る、わからない、変える」シール投票を行いました。
これは岡山大学の教授がここ数年ネット上で呼びかけている運動です。

憲法9条を「守るのか、変えるのか」、或いはそんなこと「わからない」なのかを、通る人々にマイクで訴え、こちらで予め用意した三色のシールを解答欄に貼っていただくものです。

主催するものは、あくまでも9条改正に対しては「中立」の立場でいる事が必要です。ですから、マイクで呼びかけるときも、「安倍首相の時は憲法改正が叫ばれていた・・・」等々の憲法改正論者を批判するような言動も慎まなくてはなりません。当然、「護憲」の言葉の使用は厳禁です。

★写真タイトルを入力します手分けしたモノを持ち寄り、皆で準備中です。通りかかった小学生が一番バッターでシール貼りに参加してくれました。「学校では憲法の事を教えてくれないが、塾の先生が平和憲法のことを教えてくれました」とのこと。思わず塾の名前を聞いてしまいました。市内でも指折りの進学塾で有名な所でした。塾を見直しました。


★写真タイトルを入力します

憲法9条を大きな字にプリントアウトして持ちより、誰でもが読めるところに掲示しました。憲法9条を読んだ事のない人が意外といるのです。


★写真タイトルを入力します


大きな段ボール箱を持ち込んで、シール貼りの為のボードを急遽作りました。


★写真タイトルを入力します

始めて二時間後の結果です。

憲法9条を

守る:162
わからない:22
変える:21


★写真タイトルを入力します


緑が眩しい中でのシール貼りでした。


シール貼り投票についての詳細はこちらをご覧下さい。全国集計が集まりつつあります。
シール貼り投票

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正常化した公開入札

2008年04月26日 | 入札・談合
逮捕劇を通じて、入札の公開が正常化した事は連日お知らせしたとおりです。
では、どのように正常化したのか、写真でお知らせします。
私は24、25の両日とも傍聴しました。予測したとおりの落札者が続出した事には少々驚きましたが・・・・。
逮捕劇がなければ、こんなことすら正常化できないなんて、ある意味恥ずかしい事ですが。

★写真タイトルを入力します

本庁舎6階にある入札室です。

★写真タイトルを入力します入札会場入口に、その日の入札案件を書いた予定表が張り出されています。
一時はこの張り紙さえも消えてなくなりました。「入札案件、入札日が外部に漏れると入札内容も漏れるから」と、訳のわからない説明で、「入札が何時行われるのか、何についての入札が執行されるのか」の事前公表が昨年12月突然なくなりました。
そんな事態でも「傍聴は認めています」と言い続けた市。
入札日等の事前公表がなくて、何で傍聴を認めた事になるのか不思議でなりませんでした。
そもそもそんな論理が市民に通用すると考える市側の姿勢が問題です。

★写真タイトルを入力します入口前のテーブルには傍聴規定の紙があり、傍聴人は住所・氏名を記入すれば誰でも入れます。
他市では「市内在住」に限定している所もありますが、浦安市は「市外」にお住まいの方でも傍聴できます。

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入札予定・4/25

2008年04月25日 | 入札・談合
本日の入札予定は以下の通りです。本日は午後の入札しかないようですが、お時間がある方は是非一度傍聴においで下さい。
入り口で、住所・氏名を書けばどなたでも入室できます。

しかし入札予定表は本来市のホームページに公表すれば良いのですが、市側の対応が今ひとつです。

先日担当者にこのことを申し入れたのですが、他の課の人にやってもらっているので「時間がかかる」とのことでしたが、自分の課に関する情報は自分達で操作できないようでは瞬時に市民にお知らせなどできるはずがありません。
わが市は20年度予算で数千万円かけてホームページを改造する予定ですが、その前に職員さんがきちんと機械を扱えるように指導することが先決ではないでしょうか。

いくら立派なホームページが出来上がっても、出てくる情報に時間がかかるようでは意味がありません。
ITを取り入れるということは、瞬時に情報を発信出来るということです。

昨日、本日と私が貼り付けている「入札予定表」、市のホームページできちんと公表されていれば、いちいち私がこのブログで紹介する必要はなくなるのですが・・・。
※因みに以下の「入札予定表」は情報公開の部屋にあるものをコピーして貼り付けています。

入札予定表
要注意:№6~№15


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入札予定・4/24日

2008年04月24日 | 入札・談合
本日の入札予定案件です。
要注意!
午前№3、№6、№16
午後№8、№13



午後からの入札予定


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官製談合防止法違反事件 その5

2008年04月23日 | 入札・談合
今回の事件、市には激震だったようです。
抜本的改革とはとても言えませんが、17日お知らせしたもの(入札回数原則一回、辞退者続出で、一者になってしまった場合は入札執行を見送る。)の他、昨年12月以来実質傍聴権の侵害が行われていたことが一つ解決しました。
当時の市側が何をしたのかは、昨年12月3日、4日、今年1月4日、5日、8日と立て続けに私はこのブログでお知らせしてきました。
また、そもそものいきさつは2005年4月13日、19日、20日でお知らせしています。
誰が考えても理由にならない理由で傍聴権を侵害してきたのですが、今回の事件で市も少しは目覚めたのかもしれません
しかし、もしそうであれば、代償は余りにも大きすぎました。

朝日新聞千葉版で大きく書かれてしまった内容です。





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官製談合防止法違反事件 その4

2008年04月22日 | 入札・談合
今回のような事件、浦安市に関しては何時発生しても不思議ではない状況であったと思っています。入札の実態を知れば知るほど、空恐ろしくなる例を嫌というほど私は見てきましたから。
だからこそ私は毎回議会が開かれるたびに「入札改革」を訴えて来たのです。
一昨年、昨年と(何故か両年とも8月でしたが)入札に関して内部告発があり、告発者の方から実態を聞くチャンスがあった私は、直ぐに市側は入札の抜本的改革をしないと大変な事態になると直感で感じていました。

「市内業者育成」という、一見聞こえは良いが、実態は特定の市内業者の育成にしかなっていない現状です。真に市内業者の育成を考えているのであれば、入札参加資格者名簿に登録されている市内業者全てを優遇して、満遍なく「指定」してあげれば良いのにといつも私は思っています。
市内業者育成と言いながら、何故市外の業者と市内業者を同一案件で指名するのでしょうか?不思議でなりません。また、もし市内業者育成を言うのであれば、市外業者が落札可能の状態を作ることは不味いことではないのでしょうか。

今回の問題を契機に市側は何処まで本気で入札改革をするのか、私は一番知りたいことでした。
市の職員が、ある意味犠牲になったのですから、その苦しみ・痛みを市長は何処まで感じているのかが試されているのです。

しかし、あー、情けないことに、まだ「市内業者を守る」と言う言葉がこの期に及んでも発せられました。以下は18日のやり取りです。






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官製談合防止法違反事件 その3

2008年04月21日 | 入札・談合
18日に開かれた全員協議会でトップバッターの西川市議は、本事案では「同等品申請が認められてはいなかったのかどうか」を質疑されました。
これに対し教育研究センター所長は尤もらしく「同等品申請は認めていた」と説明をしたのです。









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官製談合防止法違反事件 その2

2008年04月20日 | 入札・談合
   議会棟2階会議室光景/市側と対面に座り会議が開かれました。

18日の全員協議会、午前中は先月逮捕された職員の入札不正について市側に質問する時間がありました。持ち時間、たったの5分間(会派は5分間×人数分)でしたので、議員数合計で20名いるので、全体では100分間使えるのですから、かなりの真相究明が出来ると期待していましたが、残念ですが質疑をしない会派も出たりして、当初期待したほどのものはありませんでした。
本来であれば、事前に議員同士で質疑事項を確認しあい、持ち時間を無駄にしないような「打ち合わせ・談合」でも出来ていれば良いのでしょうが、そんな横のつながりは一切ありません。
議員同士で、今回の事件の問題点や真相等を話す機会も一切ありません。

  ※5分間とは、こちらの質疑時間と市側の答弁の両方が含まれますので、かなりの早口で質疑をする事になってしまいました。

議会運営は常に数がものを言う世界で、私のように「無会派・一人もの」は質疑の順番は一番最後です。
前者が質疑した事と重複する質疑は時間の無駄なので、ある程度の質疑は準備して臨みますが、前者が質疑してくれてしまう事が多いので、殆どの場合、事前に用意した質疑事項は「没」になり、前者が聞き出してくれたことを前提にしてその場で組み立てて行くことになります。
今回も、例外でなく、私が聞きたかったものは殆ど前者の方々の質疑と重なるものでした。

ですから、前者の方々の質疑に対しての市側の答弁内容をさらに突っ込むということになりました。
5分間の持ち時間しかない私には、前者がある程度を聞いてくれることは大変貴重です。最初から聞いていたらとても本質まで迫ることは出来ませんから。

私の前には4名の方々が夫々準備した質疑をしてくれていました。
その中での市側の答弁で非常に気になったことが二点ありました。
本事案で「同等品申請を認めていた」という説明と、「入札制度のの抜本的改革をする」という説明がありましたが、これらに対する市側の説明内容に私は引っかかりました。

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官製談合防止法違反事件

2008年04月19日 | 入札・談合
先月11日に市の教育委員会主事が、官製談合等防止法違反の疑いで逮捕された事件について、市側に質疑するための全員協議会が昨日開催されました。
本事件に関連する市側の公表したものをまとめてみました。




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裁判傍聴

2008年04月18日 | Weblog
16日水曜日、千葉地裁で「浦安・性的虐待訴訟」の証人尋問がありました。
(朝日新聞千葉版で大きく取り上げられていました。)
刑事事件で一審、二審とも「無罪」になり、その後提起した民事事件の証人尋問です。
この日は被害女児(当時)の祖母の証人尋問から始まりました。
80歳を超えたご高齢の祖母が毎日書いていた日記の欄外に、夏休みに泊まりに行った時に学校で受けた被害を当時の女児が話したことを克明に記録していたのです。

刑事事件では出なかった新しい証拠でしたので、日記そのものへの疑いが被告にはあったようですが、凛として証言する祖母の姿に嘘は一切感じることは出来ませんでした。
この日、市の職員四名も傍聴に来ていましたが、この証言をどんな気持ちで聞いていたのでしょうか?
傍聴に来ていた4人の職員さんに私は問いたいです。

祖母の証言に偽りを感じましたか?
この事件は、被害女児らの「作り話、思い込み」と思えましたか?
傍聴席の啜り泣きが聞こえましたか?

祖母が最後に言った以下の証言が未だに私の脳裏に焼きついています。
「大人がサジェスチョンして言えない(内容のことを何度も何度も言い続けた。)こわかった~と話している。」
「卒業アルバムを持ってきて、いきなり爪で先生の顔を傷つけた。一番大嫌いなものがここに写っている。止めろといってもこすっていた。この顔を消えるまで消すといってこすリ続けた。」

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入札改革

2008年04月17日 | 入札・談合
4月から少しだけ入札制度が変わりました。(改善されたといえるでしょう。)

<改正点>
①入札回数原則二回まででしたが、一回になりました。
②辞退者が続出して、一者になってしまった場合は入札執行を見送る。

①も②もすでに実施済みの市が結構あるので、何故もっと早くに取り組まなかったのかと不思議です。
先月の逮捕劇で、市側も少し考えざるを得なかったのでしょうか。
「逮捕」という代償を払ったのですから、こんな小手先だけの改革でなく、抜本的改革をして欲しいですね。
市長の一存で簡単に出来ることなのですが・・・。

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監査委員が審査対象になりました・その2

2008年04月16日 | 政務調査費
陳述者の方は、陳述の中でこんな事を訴えていました。



監査委員の心に、監査対象にされてしまった議員の心に、そして市長に、この言葉が届く事を願って止みません。

しかし、何故二年連続で政務調査費でパソコンを購入したのでしょうか?
確かに、他市・他県の実情を知るのに、我々市議にはパソコンは必需品です。
家と議会控え室の両方に揃えたとでも言うのでしょうか?
パソコンは何故か議会持ち込みは禁じられているので、議会控え室で仕事をする時しか使えませんが、今回問題にされた方たち三人のうちのお二人は、普段殆ど議会控え室でお会いすることがありません。ですから、議会控え室用に購入したとは考えにくいことです。
一年で壊れたので購入したなんて理由もありえないでしょう。
私は仕事でパソコンは十年以上前から購入して来ています。購入した台数も結構なものになりますが、一度たりとも短期間に壊れたことなどありません。万が一壊れた時は修理すれば済む話です。

監査委員がもし今回の監査請求を「棄却・却下」するとしたら、一体全体どんな理由をつけるのでしょうか?
いくら考えても、私の頭では、二台購入を正当化する理由が見当たりません。

★写真タイトルを入力します


住民監査請求陳述会場。入口で住所・指名を書き、傍聴規定を貰って中に入ります。

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