ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

懲戒処分 その15 工事着工

2012年10月30日 | 議会
高洲中央公園の災害用貯水槽(モミュメント工事に着工の為、柵を設置した。)は、駐車場として使用してきた訳です。
ここにモミュメントが出来てしまうと、これまで使用していた駐車場は全く使えなくなるわけですが、この事に関する議会でのやり取りを議事録から拾ってみました。

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●平成24年 総務常任委員会-03月16日

◆委員(岡本善徳君)
震災の内容を後世にもとどめるというようなことで、高洲中央公園災害モニュメント整備事業というのがありましたけれども、これについて、これもかなり前者のほうからお話がございました。その中で、今回の157万5,000円の中で下のほうは少し埋めますよというお話ありましたけれども、駐車場のたしか中央部分にモニュメントができてしまうのかなというふうに思うんですが、現状の位置ですと、もうそのとおりなんですが、まずこの内容がその状況で全く移動するということはあり得ないのかということと、高洲中央公園ですから、これ公園と一体の整備になるのかなというふうに思います。公園そのものも広いですし、入り口もどこの公園でも一緒ですけれども、がたがたした道を越えながら子どもたちが遊んで、また帰ってくると。そうすると、整備としては一体だと、いつごろこの整備がやられるのかと。ほかのところの公園はこういったモニュメントのお話はないですから、みどり公園課のほうでぱっと決めればできるんでしょうけれども、今回の高洲中央公園の場合は、このモニュメントをどういうふうに残すかというのも課題の一つになっているんで、多少これ状況が違うのかなと思うんですけれども、その辺の考え方というか、いつぐらいまでに、ほかの地区の公園と同じような形で直せますよというのか、その辺の考え方、ちょっとお願いしたいんですけれども。

◎防災課長(大塚和則君) モニュメントの整備に併せまして、公園の整備の関係、一つの考え方なんですが、国の査定を受けて公園の改修等が今後入ってくるということで、私どものほうのモニュメント整備との関係もありますので、公園のほうの担当であるみどり公園課のほうとの調整を図りながら、今検討しているところですが、担当課のほうでは今、工事の準備等に当たっていますけれども、夏ごろまでに発注等を行い、平成24年度中に工事を完了したいというようなことも聞いておりまして、そういう中で工事に当たっては調整しながら当たっていきたいというふうに思っています。


●平成24年 総務常任委員会-03月15日

◆委員(岡野純子君)
それとは別に、あそこは駐車場が1個丸々つぶれてしまうことになるのかなと思うんですが、駐車場に関してはどのように。

◎防災課長(大塚和則君) 駐車場の関係、当然影響の範囲がございまして、そちらにつきましては、今後、公園の復旧工事等ある中で、担当のみどり公園課のほうと調整を図りながら、確保する方向でということで、今、調整をしていきたいというふうに考えてございます。
             (ここまでが議事録引用)

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駐車可能台数は12台×2列で合計24台分あります。
24台分を他に確保するとなると、当然に芝生や木が茂っている箇所が減るわけです。この辺の議論はどうなっているのでしょうか?
矢張り、周辺住民としっかりと話し合う必要があるのではないでしょうか。

飛び出したマンホールを挟んで両サイドに12台分の駐車スペースがあります。



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懲戒処分 その14 工事着工

2012年10月29日 | 議会
高洲震災モニュウメント、本日から工事着工との情報が入りましたので現場に駆けつけました。

確かに工事が始まるようです。

今日明日とで周囲を囲む工事を行っています。
工事人4名、市と契約した工事会社から頼まれたとかでしたが、本日明日の二日間で周囲に柵を作る工事を依頼されたとのことでした。

飛び出したマンホール、シートでおおわれているものもあります。




シートが風で吹き飛ばされて、中が良く見れます。


何処にでも見受けられる工事現場に作られて柵。


工事現場で良く見かける工事用の柵の工事が行われていました。
工事人4名。




ジャバラ式門扉も設置されるようです。

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決算審査委員会終了(教育民生) その2

2012年10月28日 | 議会
コミュニケーション事業は、市発行の「障がい福祉ガイドブック」にも載っています。当然のことですね。市が(場合によっては国の事業の場合もあります)市民の税金を使って提供する事業ですから、広くサービスの存在そのものを市民に告知することは重要です。
サービスを利用するかしないかは市民の自由ですが、まず、広く公平に市のサービスの存在を公表するのは当たり前です。

この「当たり前」のことが行われていないサービスがありました。
重度障がい者等入院時コミュニケーションサポート事業」です。

これは、意思疎通が困難な重度の障がい者が医療機関に入院する場合に利用できるサービスです。22年度から実施しているそうで、23年度は3名が(も?)利用したとのことでした。

決算審査時に、是非、広報やHPで広報するようにお願いしたのですが、担当者(課長)の答弁は消極的でした。
「例規集に載せる」というのですが。

えっ・・・、例規集。

市民の何パーセントが例規集などみるのでしょうか?
例規集という言葉すら知らない市民の方が沢山いるはずです。
市のHPや広報はなじみのある言葉ですが、「例規集・・・?何のこと?」とほとんどの市民は聞くでしょう。
私たち議員は仕事がら例規集をみることはありますが、市民の方が例規集をみる場合の想像はなかなかできません。
市のHPや広報はなじみのある言葉ですが、「例規集???」に掲載することが広く市民に知らせることになると考えることが理解できませんでした。
市民の方に制度の周知をするのに「例規集に載せます」とは、余り聞いたことがない話です。私の記憶では、皆無です。

何でそんなに例規集にこだわるのでしょうか?
まさか、「制度を広く知らしめて利用者が増えるのは困る」なんてことを考えているとは思いませんが、答弁は納得できませんでした。

普通の形態で、つまり、HPや広報でお知らせしてほしいと訴えましたが、「例規集に掲載します」と何故かこだわりを持っていました。

(そもそも今まで例規集に載せていなかったこと自体が問題ではないですか?)

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改革派市長とは

2012年10月27日 | 議会改革
国政が賑やかです。

国民は日本を変えるための何かを求めていることは確かです。
そのチャンスとして国政の動きを待っているのでしょう。

しかし、「日本を本気で変えたいならまず市町村改革から」だと私は思います。
以下では千葉市の熊谷市長の取り組みが紹介されています。

市議一期半ばで市長選挙に挑み、見事当選され着実な改革をされています。

クリック橋下徹・大阪市長よりすごいぞ、熊谷俊人市長果敢なコストカットに挑戦、千葉市を国際都市に

以下、同記事から

・全国の市町村が自立して改革に邁進すれば国に対して大変な圧力となる。

・メディアへの露出度では大阪市はもちろん名古屋市などに比べて目立たない存在だが、若い市長が陣頭指揮を執って、かつての放漫経営で傷んだ市の財政を着実に改善させている。地方自治改革のモデルケースと言っても過言ではない。

・千葉市は1992年に日本で12番目の政令指定都市となった。その結果、市政運営の自由度が格段に上がったのだが、一方で政令指定都市の格を作り維持するために大きなコスト負担も必要になった。

・2009年に前任の鶴岡啓一市長が収賄の容疑で逮捕されたのを受けて市長選に立候補、当選を果たした。

・熊谷 「名古屋の場合は、市長の政治的信条のために職員が犠牲にされた感があるでしょ。職員のモチベーションが相当下がってしまうんじゃないかと思います。その点、我々は全員が生き残るためにやるぞって話ですから。
 しかも、名古屋では一方で市民税を5%下げてますよね。その金を企業誘致に使ったらどうかと思うんです。
 我々は今年の4月から、誘致企業の法人市民税を3年間、本社の場合100%補助します。これも業種・規模要件の対象の広さを加味すれば政令指定都市では初めての画期的な事業です。
 広く薄く5%割り引くより、ドカンとまとめて使えば企業を呼べる。結果として、市民は5%以上の恩恵を享受できるという仕掛けです。」

・熊谷 「行政に来て思ったのは、普段付き合っている団体が古いところばかりだということです。経済で言えば商工会議所とか青年会議所とか。もちろん地元でずっと頑張ってきてくれた人たちだから大事なんです。
 けれど、そういうお付き合いからは新しいビジネスのアイデアは生まれません。守ることに集中している人たちですから、聞こえてくる声は補助金を出してくれとか、地元に仕事を回せとか。」

・熊谷 私が市長になってから、幕張新都心にいるようなイケイケドンドン企業を歴訪したのは、そう考えたからです。
 彼らは特に困ってませんから、自分から行政とコンタクトを取らない。だからずいぶん税金を納めてくれているのに、接点がなかったんです。
 で、彼らとあれこれ話をするといろんなアイデアが浮かんでくるわけですよ。彼らの発想と中心市街地などの商店街の人たちの発想は、もう根本から違う。発展するための「制約をどけてくれ」と、生き残るための「助けてくれ」の違いです。

・熊谷「1年や2年では結果が出ない世界です。反発を恐れなければ、切ることはすぐにできるんですが、新しいものを創るとなると最低でも3年から5年はかかります。
 そうした意味で、橋下さんが登場してからの状況は少し危ういと感じています。国民みんなが結果はすぐに出るものだと、すぐに変えられるんだと思わされているところがある。けれども、本来はもっと慎重に冷静に、舵取りを見ていく必要がある。
 我々は新しいモデルケースをたくさん創造したいという思いでやっています。千葉市の5年後10年後をぜひ注目してもらいたいですね。」

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決算審査委員会終了(教育民生)

2012年10月26日 | 議会
二日間にわたり行われた教育民生常任委員会23年度決算審査が終了しました。
二日目は民生に関することでした。

障がい福祉サービスの一つにコミュニケーション事業というものがあります。
字のごとく、聴覚障がい者等のコミュニケーションを手話により支援するのが目的です。
このサービスに関する浦安市の決算経年変化を一覧にしてみました。

クリックすると拡大します。


予算決算ともに年々増えています。

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懲罰処分 市民の声

2012年10月23日 | 議会
私の発言が懲罰対象になってしまった高洲中央公園の震災モニュメント問題、市民の方々はめげずにその後も頑張っています。
昨日はAERAでも報道されました。

クリック市民の方たちの動き
クリックAERA記事

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新庁舎建設はここまで来ている その58

2012年10月23日 | 新庁舎建設
来月、新庁舎建設再開の是非を考える自由討論会が市民の手で開催されます。

市庁舎建設は中止したものだと思い込んでいる市民の方が多いようですが、近々、基本設計を完成させて、「実施設計+施工」を一体のものとして公募する準備が着々と進んでいます。

そこで、市民の本当の声を市に届けるために開催されます。

●11月4日(日)
  14:00ー16:30
●文化会館 中会議室
●資料代 300円

※自由討論会には市議にも参加要請が来ています。

主催:クリーンな市政を「市民勝手連」

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就学援助制度

2012年10月22日 | 教育
東京新聞一面トップ記事(10月21日)「就学援助14年で1.5倍」と報じている。

クリック東京新聞記事

私は9月議会直前に、市内中学校修学旅行費で本来支払われるべき項目が支払われていない学校がでていることを教育委員会担当課に指摘しました。
その結果、一般質問を行う日までには漏れが生じていた学校(三校)は修正したことが分かりました。
そもそも学校間で就学援助の対象になる項目に違いが発生すること自体が問題なのです。

東京新聞記事は、自治体の台所事情で自治体間に基準のばらつきが出ていることを報道していますが、浦安市の問題は、学校間でのバラつきです。
多分、このバラつきは私が指摘した24年度分だけではないと思います。
そこで私は一般質問時に、過去に遡って清算をするように指摘しましたが、答弁はノーでした。
理由は、修学旅行直前に経費に関しては保護者に説明しており承諾を貰っているとのことでした。
(そうであるなら、何で24年度は修正し不足分を支払うことにしたのでしょうね?)
納得できない答弁でした。

21日の東京新聞一面トップ記事は、関連記事が社会面に出ています。
そこでは都内の自治体では、台所事情で支給基準が変遷している実態を報じています。

準要保護の基準に関してですが、

例えば・・・、
●中野区
30年前は生活保護基準の1.5倍
2011年は1.2倍
2012年度からは1.15倍

●多摩市
2011年から1.4倍(それまでは1.5倍)

●板橋区
1.26倍の基準の見直しはしないが、修学旅行や林間学校にかかる経費の支給限度額を下げることを検討

●稲城市
国からの準要保護への補助は2005年以降はなくなったが、依然1.7倍を維持。
担当者のコメント「世の中が厳しくなるほど、教育環境を守るため維持するのが大切だ」

ちなみに浦安市は1.3倍と聞いています。

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指定管理者選定基準

2012年10月21日 | 指定管理者制度
先月いくつかの事業で指定管理者選定が行われたはずです。

結果公表はそのうちなされるはずですが、そもそもその選定基準や選定委員に私は日ごろから納得できないものを持っています。

選定基準、誰が作成しているのでしょうか。
配点の合計点が一番多い事業者が選定されるのは当たり前ですが、何に重きを置くかにより、かなり客観性が疑われる事態が生じます。

選定委員ですが、わが市の場合は市職員が中心になっている場合が大半です。これではどこまで客観性が担保されているのか疑問になります。
佐倉市の場合、5名中2名が公募市民です。そして、一人は副委員長になっています。

入札改革が進んだ街として私が注目している県内佐倉市は、HPでこんなもの↓を公表しています。どうしたら佐倉市並みのことが実現できるのでしょうか?

クリック指定管理者候補者の選定に係る審査について(答申)

上記審査経過を見ますと、公開で行ったものもあるのが分かります。(浦安市は全部非公開)
例えば・・・・・、

募集要項確認(平成23年度第2回会議…7月1日)
指定管理者の公募に先立ち、募集要項その他公募書類(案)及び審査基準(案)に
ついて、施設担当課から説明を受け、審議しました。(公開

書類審査会議(平成23年度第3回会議…9月30日)
書類審査会議として、各申請団体から提出された申請書類について、各委員による
事前審査の所感報告(公開)及び委員協議(非公開)を行いました。

個別ヒアリング(平成23年度第4回会議…10月14日)
佐倉市市民公益活動サポートセンターと佐倉市民体育館の個別ヒアリング(公開
を行いました。
その他、委員協議(非公開)を行いました。

個別ヒアリング
(平成23年度第5回会議…10月20日)
佐倉市志津コミュニティセンターと佐倉市飯野台観光振興施設の個別ヒアリング
公開)を行いました。

その他、委員協議(非公開)を行いました。

審査結果取りまとめ(平成23年度第6回会議…10月31日)
審査結果の取りまとめ(非公開)を行いました。


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懲戒処分 その12 モニュメント

2012年10月20日 | 議会
高洲耐震性貯水槽の機能がどんなものだったのか、これも議事録を追ってみました。

(平成17年  9月 定例会(第3回)-09月22日)

◎総務部長(伊藤敏一君) 地震対策につきまして、その中で、飲料水ということで12点のお尋ねがございました。順次お答え申し上げます。

 初めに、耐震性貯水槽の構造ということでございました。
 この点に関しましては、高洲中央公園及び富岡の中央公園に設置されている耐震性貯水槽の構造でございますけれども、これは口径3,000ミリ鋼管の横型パイプ式となっておりまして、容量が100トンとなってございます。また、流出入管 は、高洲中央公園の貯水槽につきましては口径が400ミリ、富岡の中央公園ですと口径が200ミリのダクタイル鋳鉄管を使用しておりまして、緊急遮断弁や 空気弁、給水口、消火栓などが取りつけられております。耐震性貯水槽は、流入・流出方式の採用により、内部に水が滞留しない構造となってございます。
 
 次に、震度幾つになったら遮断弁がおりるのかということでございますけれども、こ の緊急遮断弁につきましては水圧感知式となってございまして、水圧が下がる、管の中の水圧が0.1メガパスカル--という単位になりますが、これ以下にな りますと自動的に弁が閉じる構造となってございます。

 次に、この耐震性貯水槽建設時の補助金導入計画ということでございますが、この点 に関しましては、阪神・淡路大震災等の平成7年3月に、都市公園法施行令及び都市公園法施行規則の一部改正が行われまして、都市公園施設に備蓄倉庫と耐震性貯水槽が含まれ、国の補助対象となりましたことから、都市公園事業の1つとして災害応急対策施設の補助金の導入を図ったものでございます。

 次に、工事に当たっての水道局との打合せということなんですが、この耐震性貯水槽 の設置に当たりましては、千葉県水道局と事前協議を行いまして、耐震性貯水槽の設置及び管理に関する基本協定及び耐震性貯水槽の維持・管理及び運用に関する細目協定を締結いたしてございます。この協定の中で、設計・施行は市の負担で行い、工事完了等、貯水槽は市が所有し、公道部分の流入・流出管等について は千葉県水道局に無償譲渡したものでございます。また、市が災害時または防災訓練等で貯水槽を使用した場合の水道料金については、市に請求しないことと なってございます。

 次に、十数年経過している中で、増設してこなかったのかというお尋ねがございました。
 この点に関しましては、飲料水貯水機が組み込まれました運動公園屋内プールが平成 11年8月にオープンしたこともあり、これによって900トン余りの飲料水が確保されることなどから、耐震性貯水槽の新たな設置には至っていないところで ございます。また、今年度、避難場所に指定しております学校の受水槽に緊急遮断弁を設置する予定となっておりまして、この学校の分だけでも700トンの飲 料水が確保されるものでございます。

 次に、各地域に耐震性貯水槽を増設する考えはというお尋ねでございました。
 これは現在、地域防災計画震災編の見直しを行っているところでございまして、応急給水対策の中で、飲料水の確保について総合的に検討いたしているところでございます。

 次に、この貯水槽の管理はどのようにしているのかというお尋ねでございますが、千葉県水道局との維持・管理及び運用に関する細目協定では、貯水槽の維持・管理については千葉県水道局が行うこととなってございまして、そのうち3年ごとに 行う遮断弁の保守点検や6年ごとに行う水槽内の保守点検、修繕工事の費用は市が負担することとなってございます。

 次に、ことしになって震度5の地震が3回あったがということでございますけれども、このときの配給体制、どのように組まれたかというお尋ねでした。
 7月23日に発生した千葉県北西部を震源とする地震の際には、市内で断水した箇所はございませんでしたので、配給体制をとるまでに至りませんでした。他の2回につきましては、それよりもっと弱い地震でしたので、そういったことにはなりませんでした。

 次に、被害の把握に対して市の見積り時間等のお尋ねがございました。
 この点に関しましては、災害時の被害の把握に要する時間でございますけれども、災害の程度や、夜発生した場合と昼間とでは被害状況の把握に要する時間に大分差があると考えておりますけれども、できるだけ早く情報が得られるよう努力していきたいと考えております。
 また、この飲料水の配給までの時間でございますけれども、この点につきましても、できるだけ早く配給ができるよう努力していきたいと考えてございます。
 また、広報での周知は、今のところ考えてございません。
 避難場所での飲料水の確保につきましては、平成13年3月の定例会での答弁ということで引用されまして、お尋ねがございました。
 そこで、避難場所での飲料水の確保につきましては、まずは、避難場所でもある学校 に設置されている受水槽からの取水となると考えておりまして、また併せて、その間に行徳の妙典にある給水場や耐震性貯水槽、運動公園屋内プールの浄水器から取水し、配給する体制をとりたいと考えてございます。

 次に、この耐震性貯水槽からのくみ上げについて、手で持てる小分け等の時間を含め、時間当たりどのぐらいの水量がくみ上げられるのかというお尋ねがございました。
 この耐震性貯水槽に設置いたしますくみ上げ用のポンプの能力ですけれども、高洲中央公園に設置してございますポンプでは、時間当たりにしますと12トン、富岡の中央公園に設置してありますポンプでは、時間当たりにしますと36トンをくみ上げることが可能であります。これを1トンの水槽に入れまして、この水槽からウォーターパック機によって1パック3リットル入りのものをつくるとします と、1時間当たり480パックつくることが可能でございまして、水量にしますと約1.4トンとなります。

 次に、この訓練はどの程度行われてきたものかということでございますけれども、訓練という形では実施したことはございませんが、平成15年度に耐震性貯水槽の維持・管理及び運用に関する細目協定で定められた6年に1回の水槽内の保守点検を実施した際に、手動ポンプでのくみ上げを試みたことがございます。

 次に、この2カ所の耐震性貯水槽の設置場所の、TP何メートルということで、くみ上げ口が何メートルかというお尋ねがございました。
 この点に関しましては、富岡の中央公園に設置されております耐震性貯水槽周辺道路の高さで申し上げますと、TP2.0メートルとなってございます。また、高洲中央公園に設置されている耐震性貯水槽周辺道路の高さで申し上げますと、TP3.6メートルとなっております。

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懲戒処分 その11 モニュメント

2012年10月19日 | 議会
懲戒処分の対象となった高洲中央公園モニュメント問題、そもそもこの耐震性貯水槽が出来たいきさつは何だったのでしょうか?

議事録を追ってみました。

提案者は山崎市議だったことが見えてきました。

(平成16年 10月 総務常任委員会-10月29日)
●山崎議員:次に、決算書71ページ、これは防災に関連することなんですが、防災課長、昨日の答弁ですと、学校のプール等々も飲料水として視野に入れているんだと。で も、地震騒動のマスコミ報道によりますと、RCでつくった鯉の生けすもひびが入ってしまって水漏れしてしまって、酸欠状態で3分の2も鯉が死んでいるとい う状況の中で、果たして防災としてプールの水まで飲料水として本当に考えられるのかなと。今、2つの中央公園、高洲中央公園と富岡にある中央公園、これは私が一般質問をさせていただいて、大きい公園に飲料水の貯水槽をつくってくれという質問をしたら、翌年度に予算がついてやっていただいたというふうな形のもので行政努力があったわけなんですが、1つの耐震性貯水槽に 水が1日1人2リッター、そして3万人分3日間、1つのやつでそういう設計がされていますよね。2つで6万人。あと、足りない分はプールの水だとか、いろ いろな形でと。地震という想定の中で震度6以上のことを想定すると、そういうものは残っていないと考えたときにはどうするのかなと。この辺、どのように考 えているんですか。ちょっと伺いたいと思います。

●防災課長(佐藤成利君) 昨日お話しさせていただきましたのが、飲料水として、今、委員さんが言われたように高洲中央公園と富岡の中央公園100トンず つで200トン、そのほかに、学校のプールではなくて学校の校舎の水を供給しております受水槽、これに遮断弁を取りつけて水の確保を今図ってきているとい うところです。プールと申し上げましたのは運動公園の屋内プール、これに現在浄水機が直結されていまして、非常時にはその浄水機を通して水の供給をすると いうことになってございます。そのほかに、今まで本市の飲料対策としましては、委員さんが言われましたように、学校のプールを利用して浄水機を設置して、 その水を供給するということで、それが今までの計画の中ではございます。
 ただ、やはり学校のプールが果たして本当に即飲料水になるのかということも、 ちょっといろいろ今後検討していかなければならないと思います。確かにきのうもテレビを見ていまして、向こうは鯉の養殖が盛んでございます。やはりその水 が全部ひび割れとかでなくなってしまって、一部残っているところもあったようですけれども、ほとんど水がなくなってしまったということで、学校のプールも 強化プラスチックでつくられておりますけれども、どこまでそれが利用可能かというのは、今の段階ではちょっとわかりませんけれども、現段階では一応学校の プールも浄水機を通して利用するという計画にはなってございます。





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学校給食食材料放射能検査 その5

2012年10月18日 | 原発
学校給食モニタリング事業(給食まるごと1食検査)の検査結果最新版が市hpにUPされました。


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議会報告/ひろば

2012年10月18日 | 情報公開
戒告処分に納得できず、処分に至った経過を議会報告にしました。

クリック議会報告


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地域密着型特別養護老人ホーム

2012年10月17日 | 介護
堀江の地域密着型特別養護老人ホームの開所式が行われました。
いこい荘跡に建設されました。




ユニット型個室 3ユニット (29室)
個室12.04㎡~15.22㎡
3階建て




食事コーナー/調理は3Fの調理場で行い、1F、2Fに運びます。
炊飯だけは各階で行います。






運営は青森県に本部がある宏仁会です。
青森の津軽塗の置台がコーナーにあり、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。


浴槽
ここではディーサービス(10名予定)も行うので、施設利用者さんだけでなくデーサービス利用者さんも浴槽は使うそうです。


玄関入り口の広間は、デーサービス利用者さんが主に使用するそうです。

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唖然茫然

2012年10月16日 | 入札・談合
唖然茫然とはこのことを言います。↓

表をクリックすると拡大します。   

赤字は落札率です。

入札問題の専門家でなくてもこの結果を見れば、ものを言いたくなるはずです。
なぜ浦安の市議はこういう入札決結果を議会で取り上げないのでしょうか?
市内業者に仕事が行くから良いとでもいうのでしょうか?
落札率が10%下がると900万円も違ってきます。
議員が問題視しなくて誰がするのでしょうね?


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