市民の方が、お隣江東区の公園散歩中にトイレ清掃している場面に出くわしたとかで、写真を送ってくれました。こちらは一人で自転車に乗って区内公園トイレ清掃をしているそうです。浦安市は二人体制で、それも車での移動だと聞いています。効率が悪くないでしょかね?
れも
昨日の本会議で、令和三年度決算反対討論を行いました。以下はその時の原稿です。
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認定1号 令和3年度決算反対討論
令和三年度の歳入決算額は、コロナ禍の様々な影響を受け、一般会計では756億6900万円、歳出決算額は733億3570万円で、前年対比では夫々17.9%、17.8%の減となっています。地方債現在高は309億1600万円で前年度よりも約45億9千万円の減となっていますが、地方債が減になったからと言っても債務負担行為支出予定額が250億一気に増えて639億円と大幅に増えているので決して喜んではいられません。地方債現在高とこの債務負担行為支出予定額を合算すると948億3760万円になり、次年度は1000億越えになるのではと危惧します。
そして高齢化社会の到来により扶助費が必然的に増えることを考えると、令和3年度の予算編成においても市長が各課に対して前年度と同じことをするのではなく、とにかく縮小を求めた事は至極当然のことだと思います。
入札改革について・・・・・・・・・・・・
それでは市長のこの要望は予算決算に反映されたのでしょうか?何らかの制度の変更があったのでしょうか。
浦安市がまず取り組むことは入札改革だと私はことあるごとに訴えてきました。令和三年度も、この点での改革は残念ですが其の跡が見られませんでした。
令和3年度の入札の実態を調べてみて指名競争入札が多いのには驚かざるをえません。
物品・委託は合計268件の入札が執行され、63件が指名競争入札でした。23.5%に当たります。工事は合計108件中31件、28.7%、測量は33件中17件、51.5%が指名競争入札でした。指名の基準は公開されているのでしょうか。指名した理由を市民に説明できますか?
一般競争入札が基本で、指名競争入札や随意契約は例外の筈です。工事入札では一般競争入札が7割近く行われていますが、浦安市が言うところの一般競争入札は市内要件をかけている場合が大半です。4km四方しかない地域での市内要件を課した場合、本来の一般競争入札が求めている十分な競争性が担保されているのでしょうか。はなはな疑問です。
市内公園トイレ清掃業務委託これは令和2年度に入札が行われました。それまでは毎年の入札でしたがなぜか令和2年度の入札においては3年間による長期継続契約を締結しております。つまり今回の審査対象である令和三年度の決算の中に入っている入札執行は令和2年度に入札したものです。
公園トイレ清掃業務委託に関しては、これまで何回か委員会などで指摘してきておりますが、同一事業者が10年以上も落札している、この現象は令和2年度の入札においても変わることはありませんでした。
また、落札率97%と言う大変高いものであり、指名競争入札でありながら市外の業者を指名していると言う不思議な現象が起きていました。
この公園トイレ清掃経費ですが、人件費として時給10,200円という信じられない金額を本年8/8の事ですが、支払っていたことが9月議会答弁で明らかになりました。これは、本年度だけではなく、先にいいましたように令和2年度入札での設計金額から割り出した数字です。こんな高額を払い続ける自治体、聞いたことがありません。
これは、単に公園トイレ清掃経費だけが異常だったのでしょうか。他の清掃業務、他の設計書作成の全面見直しが必要ではないでしょうか。令和三年度、その跡が全く窺うことが出来ません。
また、私が委員会などで指摘して来ている入札時に入札参加者から提出された見積内訳書の細かいチェックを怠っていた事例も出ています。
私が何故ここまで入札改革を言うかですが、市民のお金をあずかり運用・敢えて運用と言う言葉を使いますが、人のお金を扱うのですから、運用に透明性が求められるのです。
今の浦安市の制度にこの透明性が確保されていますか?
ノーと言わざるを得ない事例が多数見受けられます。
時給単価10,200円も支払うトイレ清掃事業、市民は納得しますか?市民に説明できますか。
特捜が入っても改革は不十分だった・・・・・・・・・・
浦安市は平成20年3月特捜が突然入りました。官製談合防止法違反事件が発覚したのです。予定価格を操作していました。当時、マスコミで大きく報道され、浦安市の入札制度の問題点が浮き彫りになりました。
普通の自治体は、あれほど大きな事件が発生すると、第三者による特別委員会を立ち上げ、入札制度を大幅に見直しますが、浦安市ではそこまでの取組はしませんでした。特捜が入った当時の制度と殆ど同じ形態で入札が行われています。何時第二第三の事件が起きるか不安があります。
行政運営は入札制度の不断の見直しをすることにより、不正の温床にならないように努力する必要があるのですが、令和三年度ではその跡が見えません。
平成20年事件が発生した時、私は議場でこのようは発言をしました。
「例えば佐渡市の監視委員会、平成19年10月3日、監視委員の方の発言で「談合はないと考えるより、あると思ってなくする事務の工夫をすべきだ。ないと思うとチェックできないのだから、あると思って事務に当たるべきだ」これは佐渡市の監視委員会での委員さんの発言です。浦安市の担当の方は、談合はないと思っていらっしゃるのではないかと思います」と。
この言葉に耳を傾け改善をして欲しいモノです。
パイプテクター問題・・・・・
令和三年度、議会あるごとに取り上げたパイプテクター導入問題。三年度末に文化会館には導入しない方針の宣言がありました。
この結論に至る二年間、担当部署は自らの疑問を解決するために関係会社の社長を浦安市に呼び出し、二時間にわたるヒアリングを行っていました。このことは情報公開で入手した資料で私は知ることが出来ました。
疑問がある時は曖昧にせずトコトン追及して下さったその姿勢、そして購入見送りという妥当な結論を導いて下さったことは大いに評価します。
どの課も同じような対応・姿勢が見られたら、本日この場で敢えて反対討論をする必要はなかったのですが、残念なことにこれはパイプテクター担当課だけに特化した現象のようでした。
積極的、前向き、改革する姿勢を各課が持つことを期待しつつ反対討論とします。
都内某公園トイレ手洗い場所に設置されている石鹸、コロナ禍で手洗いが推奨されているのですから、是非市内トイレにも!
盗難の心配はありますが、この手の石鹼であれば被害は最小限で済みます。
浦安市は、何度も言いますが、文化会館への導入は見送りました。
が、文化会館に導入するか否かが問題になる前に、市民プラザウエーブ101で行われた大規模改修時に既に二台設置済みでした。
9月議会では同施設への設置を質問で取り上げました。
ところで、今度はこの製品の効果測定に関する動画が出て来ました。↓
一体全体どうなっているのでしょうか?
この動画を観ても、浦安市は市民プラザウエーブ101へ導入したことの問題を感じないのでしょうか?
昨日第四回定例会の告示がありました。
月曜日が一般質問通告です。今回は、持ち時間の制限はなく本来の持ち時間・1時間(当局の答弁時間含む)です。通告したい課題は沢山ありますが、持ち時間内にそれなりの答弁を訊き出したいので、優先順位をつけなければなりません。
トイレ清掃人件費時給単価10,200円問題、パイプテクター問題、通称利息裁判判決結果問題、今議会に提案された指定管理者選定問題、学校給食問題・・・・・etc. 全部を取り上げていたらとても時間が足りません。
これから、月曜日までの間に絞り込みます。絞り込み作業をきちんと行えば、質問は完成したも同然となります。
12/5~12/7の三日間、順番に教育民生常任委員会、都市経済常任委員会、総務常任委員会が開催されます。
本日開催された全員協議会で、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や関連団体との関係につい
イベントや会合への出席、祝電などの送付等アンケート項目は合計8項目です。
市内に同会の立派な関連施設があるので、市民にすれば市議会議員と何らかの関係がある場合もあるのではとの疑念があるようで、先日市民の方からもアンケート依頼が全議員に送られてきた経緯もあり、議会としてきちんと対応する必要があるとの判断に至ったわけです。
今回のアンケート結果は、25日までに議会事務局に提出し、今月末までには議会HPに結果が公開される予定です。
CS支援ニュース129号で紹介されている洗濯工房です。
化学物質でダメージを受けた人々が世界中に沢山います。タバコの煙から身を守るのは当たり前になった世の中、香料等のにおいからも体を守るのは必要です。
現岸田政権は、防衛費を5年以内に国内総生産(GDP)比2%以上に引き上げるとの方針を出しています。年間5兆円が必要になります。軍備増強で平和は保たれるのでしょうか。
デモクラシータイムズがこの問題を深堀しています。
次年度からの指定管理者選定が行われ、その結果が市HPに掲載されています。
これまでの事業者が変更になる事例が出ていますあ、これは珍しいことです。
指定管理は一度選定されると、余程の事が無い限り次回選定で再選定されることが多いのですから。
今回4事業が選定対象になりましたが、不思議なのは身体障がい者福祉センターをこれまで10年間も事業主体として運営していた事業所が手を挙げていなかったことです。
理由は全く分かりませんが、普通は事業継続に意欲を燃やすものだと考えるのですが、今回は一者しか手を挙げていなかったことが明らかになりました。その一者は現在の指定管理者ではありません。これまでは年間数千万円の指定管理料を市から貰っていたこの事業、今回の公募時の仕様書では仕事内容が大幅に見直しが行われ、指定管理料もこれまでとは大幅にダウンしています。
候補者提案額 149,975,000円
市予定額 149,975,000円 これは5年間での金額ですので、単年度は約3000万円にダウンしています。
この事業の直近3か年の指定管理料は、以下のとおりです。(質疑書から)
・令和元年度 74,483,000円
・令和2年度 74,625,200円
・令和3年度 75,391,000円
一体全体何を考えているのか、さっぱり分かりません!
令和2年度文化会館に導入予定だったパイプテクターは、私は本会議場で導入の根拠を質問してきました。
その結果、令和2年度の導入は見送られ、令和3年度に繰越予算となりました。令和3年度も、私は導入の根拠が理解できないので本会議で毎回質問をしました。
その結果かどうかは定かではありませんが、文化会館への導入はしないことに浦安市は決定しました。これは令和3年3月議会での答弁で明らかになりました。
そして、令和3年度の決算審査委員会が先日開催されました。
報告書でも執行の見送りは明記されていました。
長い議員生活で、「繰越 → 不執行」の事例に遭遇するのは初めてです。
そこで、この金額の明細は何だったのかを明らかにするために開示請求を行いました。10月25日です。
「令和二年度新年度予算に文化会館にパイプテクター導入経費を計上する時に作成した設計書、仕様書等予算の裏付けとなったもの」
当然にすんなりと開示されると思っていました。
が、が、が、浦安市は何と期間延長をしてきました。11月8日です。
11月8日付けでの通知書 ↓
期間延長の理由は「第三者に関する情報が記載されて」いるとのことですが、予算審査も決算審査も終了しているのに、一体今更何が問題なのでしょうか。
もし私が予算審査委員会や先日の決算審査委員会で同じ質疑をしたら、「第三者に関する情報が記載されているので、答弁できません」と言うのですか?(残念なことに、私所属の委員会にはパイプテクターは管轄ではないので質疑は出来ませんでしたが。)
もしそんなことをしたら、予算審査委員会も決算審査委員会も成り立ちませんよね。
委員(議員)にとっては、予算や決算が適正になされているかどうかをチェックするのは大事な仕事です。2000万近い予算決算の内容を知ることが出来ないで、予算決算審査が出来ますか?たとえ、「繰越→執行見送り」となったものであっても、一回は俎上に上がったものです。見過ごすわけにはいきません。
市民の税金を運用する立場の公務員は、常に情報公開に耐えられる仕事をして下さい!