熱気に満ちた全国からの参加者です
1月14、15の両日、福島県矢祭町で開催された「全国小さくても輝く自治体フォーラム」に参加しました。
2000年12月に森内閣が3200の自治体数を1000まで減らす政策を打ち出しました。それを受けて、全国の小規模自治体の多くが合併をしました。
今年3月には1822の自治体に縮小される予定です。
こんな流れの中で、小規模でも合併をせず頑張っている自治体があります。
それらの自治体が福島県矢祭町に集合しました。
矢祭町は平成13年10月に「市町村合併をしない矢祭町宣言」を行い、法律で合併を強制されない限り合併をしない宣言をしています。
明治・大正の合併はそれぞれが小学校、中学校区を作るという大義名分がありましたが、平成の今回の合併は国民が納得できる説明がないまま進んできました。
今回のフォーラムには、北海道から鹿児島にいたる183の自治体から968名の長・議員・職員・市民が集まりました。
初日は福島県泉崎村長の「ピンチをチャンスに」の講演、続いて京都大学岡田知弘教授による「新市町村合併プランをどう見る」と題しての現状分析がありました。
岡田教授によると、市町村合併で、地方自治は戦後最大の危機に瀕しているとのことです。
合併の目指すものは住民自治を崩壊させ、空洞化させるものであること、また道州制の導入につながるものであり、大変危険な流れになっているとのことです。
実際、合併をした市町村は、「こんなはずではなかった」と推進した担当者からの発言も出ているとかで、合併の矛盾が広がっているようです。
そんな中で、国から財政支援が削減され、苦しい台所事情でも住民と一体となった財政運営を行い、輝いている自治体があるのです。
その一つが、矢祭町であり、泉崎村であります。また、宮崎県の綾町です。
矢祭町は、住基ネットを接続しなかった町としても有名です。また、最近ではテレビでも紹介され、ご存知の方も多いのではと思います。
係長制を廃止し、役場開庁時間は朝7時30分から夜6時45分まで、年中無休です。
「合併しない宣言」以降は、全国600団体、6000人を超える人々が視察に訪れているそうです。
※わが浦安市は「合併」とは無縁の市です。そんな市に住んでいて何故私がこのフォーラムに参加したのかですが・・・、
合併問題は今後の日本の将来を決めるものだと日ごろから考えていました。
地方自治の今後を考える時、避けては通れない問題です。地方分権と言いながら、合併を半ば強制させる今の流れに不安を私は持っています。
この流れに飲み込まれず、独自路線を選択して行く市町村からこそ学べるものがあると思い参加しました。
1月14、15の両日、福島県矢祭町で開催された「全国小さくても輝く自治体フォーラム」に参加しました。
2000年12月に森内閣が3200の自治体数を1000まで減らす政策を打ち出しました。それを受けて、全国の小規模自治体の多くが合併をしました。
今年3月には1822の自治体に縮小される予定です。
こんな流れの中で、小規模でも合併をせず頑張っている自治体があります。
それらの自治体が福島県矢祭町に集合しました。
矢祭町は平成13年10月に「市町村合併をしない矢祭町宣言」を行い、法律で合併を強制されない限り合併をしない宣言をしています。
明治・大正の合併はそれぞれが小学校、中学校区を作るという大義名分がありましたが、平成の今回の合併は国民が納得できる説明がないまま進んできました。
今回のフォーラムには、北海道から鹿児島にいたる183の自治体から968名の長・議員・職員・市民が集まりました。
初日は福島県泉崎村長の「ピンチをチャンスに」の講演、続いて京都大学岡田知弘教授による「新市町村合併プランをどう見る」と題しての現状分析がありました。
岡田教授によると、市町村合併で、地方自治は戦後最大の危機に瀕しているとのことです。
合併の目指すものは住民自治を崩壊させ、空洞化させるものであること、また道州制の導入につながるものであり、大変危険な流れになっているとのことです。
実際、合併をした市町村は、「こんなはずではなかった」と推進した担当者からの発言も出ているとかで、合併の矛盾が広がっているようです。
そんな中で、国から財政支援が削減され、苦しい台所事情でも住民と一体となった財政運営を行い、輝いている自治体があるのです。
その一つが、矢祭町であり、泉崎村であります。また、宮崎県の綾町です。
矢祭町は、住基ネットを接続しなかった町としても有名です。また、最近ではテレビでも紹介され、ご存知の方も多いのではと思います。
係長制を廃止し、役場開庁時間は朝7時30分から夜6時45分まで、年中無休です。
「合併しない宣言」以降は、全国600団体、6000人を超える人々が視察に訪れているそうです。
※わが浦安市は「合併」とは無縁の市です。そんな市に住んでいて何故私がこのフォーラムに参加したのかですが・・・、
合併問題は今後の日本の将来を決めるものだと日ごろから考えていました。
地方自治の今後を考える時、避けては通れない問題です。地方分権と言いながら、合併を半ば強制させる今の流れに不安を私は持っています。
この流れに飲み込まれず、独自路線を選択して行く市町村からこそ学べるものがあると思い参加しました。